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第67話:それは沼のような


「…………」


「……あ……起きた♡」


 俺が目を覚ますと、隣には裸の安藤先輩がいて。だが薄手のブランケットをかぶっているので鎖骨までしか見えない。ただ彼女の暴力的なおっぱいの大きさまでは誤魔化しようが無く。


「寝顔を見ていたのか?」


「……うん。……可愛かった」


 俺は同じブランケットに包まれていて。その手が彼女に触れる。


「……あ♡」


 俺が触れることでビクリと震える安藤先輩。既に性的に興奮しているのだろう。どこ触っても弱点と呼ぶべき状態。


「……伏見くん……もっとぉ」


 ブランケットに隠れたまま、俺は彼女の体を触る。その事に一々嬌声を上げる安藤先輩。俺に触られるだけで、ビクリ、ビクリ、と痙攣するのは嬉しいのだが。


「安藤先輩」


「……レアスって呼んで?」


「レアス……」


 俺がそう呼ぶと、彼女は唇を近づけてきた。そのまま裸でブランケット一枚。その俺とレアスがキスをする。


「ん♡ ちゅ♡ ちゅぱ♡」


 本当に俺のことが好きなのだろう。俺とのキスに夢中になるレアス。俺はそのレアスの身体をまさぐって、だがキスも並行する。そうして互いに身体を合わせて、だが最終的な一線は越えない。俺の呪術誓約で、俺はとある人物以外に童貞は捧げないように定められている。なのであくまで本番はしない。だがそれでもそれ以外の接触は容認されている。


「熱くなってるな」


「……男女の区別なく……アソコは温度を持つんだよ?」


 たしかに細胞分裂も激しそうだしな。


「……ネバダぁ♡ ……好きぃ♡ ……大好きぃ♡」


「ん。ちゅ。ッん」


 求めるようにキスをしてくるレアスに合わせて、俺もレアスを求める。いくら童貞とはいえ俺が女子に飢えているのも事実で。貪るようにするキスは俺の性欲を高ぶらせる。


「……おっきくなっちゃったね」


「お前のせいだぞ」


「……じゃあ責任を取らなくちゃ♡」


 寝転んでいる俺の首に腕を回して、そのままPカップの超乳を俺の胸板に押し付ける。潰れるようにプレッシャーを与える超乳が俺に押し付けられて、そのまま俺のアレがギンギンに独立宣言。キスをしながら彼女が対処して。


「……はぁ。……じゃあ朝御飯にしようか」


 全てが終わった後。レアスはブラとパンツを身に着けて、そのままエプロンを着てキッチンに立つ。俺を監禁しているのはその通りだが、それでも俺に不自由は与えないらしい。ネットに繋がっているテレビはサブスクの契約が網羅されているし、スマホも最新機種を与えられ。もちろんアカウントは新しく設定し直して、レアス以外には通じない。ただプレイしていたソシャゲだけは引継ぎを完了し。魔法のカードも月間限度額を用意されている。ガチャ引き放題で天井の概念さえも問題にならない。


「……はい。……オムレツとトースト。……スープはポタージュでよかった?」


「ああ。ていうか料理上手いよな」


「……ネバダのお嫁さんになるんだもん。……普通じゃいられないよ」


「だから彼女面するなって」


「……ネバダも拙が好き……でしょ?」


「愛してるよ。レアス」


「……えへへ。……嬉しいな」


 ニコニコと微笑むレアス。ブラとパンティだけの彼女はそのままで朝食を開始する。俺には隠すモノも無いらしい。俺としては彼女のPカップの超乳は性欲を刺激されるのだが、さすがにクーリングタイムは存在する。だがレアスのおっぱいは見るだけで拝みたくなる神性を持っていて。


「ありがたやー」


「……ここまで大きいとブラも特注が必要になってね」


「大は小を兼ねるんだぞ」


「……気持ち……悪くない?」


「むしろ超好み」


「……えへぁ♡ ……これが全部ネバダのモノだから。好きな時に揉んで、吸い付いて、挟んでいいからね」


「お前の身体は天牙か?」


 天牙は正確にはアルファベット表記だが。


「……ネバダに使われるためだけに存在するの。……遠慮しなくていいからね? ……拙の全てをネバダに捧げるから」


「じゃあ有効活用させてもらおう」


「……じゃあ今日はどうする? ……アニメでも見る?」


「そうだな。サブスク契約もしているって言っていたし。アニメマラソンするか」


「……いいね。……何見る?」


「エロコメディ」


「……もしかして誘ってる? ……ネバダ」


「アニメのドスケベヒロインより、お前の方が魅力的だよ」


「……えへへ。……嬉しいな。……エッチなアニメ見て発情したら拙のこと使っていいからね?」


「じゃあそうさせてもらおう。ついでに課題も並列するか」


「……そうだね。……宿題もしないと」


 そうして課題を開いて、アニメを見ながらこなす。とは言っても俺の却下ン視(サイドシーイング)は問題を見ただけで自動的に答えを算出するので、そもそも問答というものが成立しないのだ。おかげで学年一位の成績を取っているが、あくまでチートの類だということは俺も自覚はしていて。


「……コーヒー淹れよっか」


「ミルクもお願いする」


「……拙の母乳?」


「出るのか?」


「……出ないけど」


 そもそもアレは血液の親戚なのだが。


「……拙のミルクはその内ね?」


 そもそも俺の執着する限り、その未来は訪れないのだが。


「……コーヒーにはミルクね」


「別にブラックでも飲めるが」


「……カフェインは意識をシャッキリさせてくれるよね」


 まさにその通りで。


「……拙が口移しで飲ませてあげようか?」


「出来るのならやってみろ」


「……ん。……じゃ」


 そうしてコーヒーを淹れて、カップに注ぐと、そのコーヒーを口に含んで、そのまま俺にキスをするレアス。


「……ッ……ッ」


「…………」


 互いに口がふさがって声はない。だが彼女の口内から口移しで俺の口内にコーヒーが注ぎ込まれた。コーヒーの香りもしたが、そこにレアスの甘い唾液の香りもして。


「……ん♡ ……ッ♡ ……ん♡」


 そのコーヒーの口移しで興奮したレアスが目をトロンと融けさせて、俺に迫ってくる。特注のブラと愛らしいパンツだけの姿。俺の性欲を刺激するのは必然で。またコーヒーを飲んで俺に口移しで飲ませてくる。まるでツバメの雛がエサを求めるように、俺は彼女の口に口を重ねて、その校内から垂れ流されるコーヒーを口で受け取った。幸せな時間だ。


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