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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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91/107

あと10日

NTR進捗状況

正は決意した。


田中 ただし :主人公、駿は親友の彼女に手を出さない、ヨシ。

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

金谷 駿しゅん :イケメン、クラス意外でも人気者、幼馴染とフラグ建築中。漫才が好き。親友の彼女に手は出さない。輝を殴ってお家に帰る。

黒川 てる  :チャラい。演技派。駿の漫才の相方だったが途中で裏切りそれ以来疎遠。親切なのでめっちゃ説明してくれる。。

ただし駿しゅんは今、東京U-18漫才大会の決勝リーグ進出グループの発表会に参加している。

「ふう、緊張するね。」

「何だよ、正。自信ないのか。」

正が正直な感想を言うと、駿が自信ありげな顔で答える。

駿は今日からまた学校に来ていた。てるはきっちり約束を守った、いや脅しが効いたのだろう。学校側には輝が駿を挑発して殴られるように誘導したと言ったようだ。理由さえ付けられれば学校側はもう穏便に進める気が満々だったのでトントン拍子に話が進んだ。久しぶりに登校してきた駿とすずはいつも以上にクラスメイト達から歓迎され輝との格の違いを見せつけていた。

勿論、正との間にはわだかまりはない。駿たちが正に相談しづらくしていた例の一件が輝の企みであったことに確信を得られたのだから当然だろう。正はすべてを知らないふりで二人を迎えた。

ところで、正が昨日決意したことを覚えているだろうか。そうだ、正は鈴に告白することを決意したのだ。しかし、人間には不思議なことがよく起こる。きっと皆さんの身にも起こったことがあるだろう。何か重大な決意をして、家に帰ってご飯食べて風呂に入って寝る。するとどうだろう次の日の朝にはすっかりと気分が変わっているのだ。告白、そういえばそんなことも考えていたなあ。鈴を前にするとそれぐらいのテンションに下がっていた。

でも大丈夫、きっと、そうだクリスマスまでには告白するから。絶対するから。今、決意したから。正は誰かに向かってそう言い訳した。そんなことよりも今は決勝リーグに進出したグループの名前が発表されている。そちらに集中しないと。


「そして、最後は今回初参加で決勝リーグに躍進です。コンビ『セイシュン』」

正と駿、読み方を文字ってセイとシュンでセイシュンだ。正は一瞬、耳を疑った。もうすでに駿は壇上に向かっている。出遅れた正はつんのめるように後を追う。

「どうですか、初参加で決勝リーグにまで進んだ感想は。」

「いえ、俺はいけるって思ってました。」

「決勝リーグでの抱負を教えてもらえますか。」

「もちろん、打倒スッコケ二人組です。二人を超えて優勝です。」

駿の挑戦的な返答に、しかし会場は湧き上がって拍手で迎える。壇上の決勝リーグ進出者の中には見知った顔もいた。QアンドAの二人だ。勝ち上がれば当然彼らとも戦う時が来るのだろう。しかし、今は初登場の挑戦者を温かく拍手で迎えてくれる。

「それでは、『セイシュン』の二人でした。決勝戦は12月23日、イヴの前日です。それまで彼らは勝ち上がり最後の二組が残っているでしょう。」

そうか、この大会が終わるのは12月23日か。なんだかちょうどいい気がする。次の日は12月24日、告白するにはこんなにふさわしい日はない。正はそう思った。

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