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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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78/107

あと23日

NTR進捗状況

正は謎の授業を受けた。


田中 ただし :主人公、駿は親友の彼女に手を出さない、ヨシ。

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

金谷 駿しゅん :イケメン、クラス意外でも人気者、幼馴染とフラグ建築中。漫才が好き。親友の彼女に手は出さない。

黒田 おう  :汚っさん、女子生徒をいやらしい目で見ることに定評のある男性教員。駿のテストを改ざんした。

黒川 てる  :チャラい。演技派。駿の漫才の相方だったが途中で裏切りそれ以来疎遠。

黒井 ひかる :小学生、頭の回るクソガキ。危険なバイトを見つかりこらしめられる。

人狼じんろうというゲームがある。村人役の人間の中に人に化けた狼がいて、そいつが夜な夜な村人を殺していく。村人は潜んでいる狼を何とかして見つけようと誰が嘘をついているのか探す、というゲームだ。もしも、この面子で人狼をやったのならばただしは誰一人信じないだろう。ゲームのルールに関係なく全員が正を騙そうとしている。そういう確信がある。正は隣にいるてるひかるおうを見ながらそう思った。ではなぜ正がそんな信用ならない3人と行動を共にしているのかというと彼らが聞き捨てならないことを言っていたからだ。

「正はさ、駿しゅんは絶対に裏切らないと思ってるんだよね。」

光が小学生らしい生意気な、年上をなめ切った態度で正に言う。明らかに挑発してきている。そういう相手の話にはそもそも乗らなければいいのだ。誰が好きこのんで罠があると分かっている場所に行くだろうか。そう、正はそれを分かっていた。しかし、それでも乗ってしまう。それがすずに関わることだからだ。


「ほら、ここで俺の友達がさ、見たんだって。鈴ちゃんと駿が一緒にお茶してるところ。」

「ぬふふぅ、中々に雰囲気の良いお店。デートには最適だなあ。」

輝が連れて来た喫茶店はそれなりの大きさで、店の隅に居ればそうそう他の客に気付かれることもなさそうだ。おうがどっかりと二人掛けのソファを占領する。

「そこのかわいい店員さん。私にはアイスコーヒーと君のアドレスを。ぬふふぅ。」

無駄に目立とうとするおうを席の奥に押し込めてなるべく周囲の視線を集めないように気を付ける。苦笑いしている店員の女性は、しかし目が笑っていない。気まずげに正は頭を下げてさっさと注文を済ませた。

さて、何時間粘ればこいつらの嘘が証明できるだろうか。悪魔の証明という奴で、今日はたまたま来なかったとそんな言い訳をされたら、正には反論できない。それならば、こうして厄介な3人をここにくぎ付けにできることを有意義なものと考えるべきかもしれない。正は悪い予感を振り払うようにポジティブな想像をする。しかし、それは意外なほどあっさりと打ち破られた。

「いらっしゃいませ。1名様、いえ2名様ですね、こちらのお席へどうぞ。」

女性店員の少し弾むような声が新しく来た客を案内する。正たちに応対した時とは明らかに違う嬉しそうな声。何となくそれだけで察するものがあった。正は飾りになっている人工観葉植物でうまく顔を隠しながら覗き込む。上機嫌な店員の後に続いているのは見間違えようもない整った顔立ちの駿、そして頭一つ分小さい鈴の姿だった。

「ほらね、言ったとおりでしょ、ねえねえねえ。」

嬉しそうに勝ち誇る光を輝がうるさそうに口を押える。距離があるからばれることは無いだろうが聞き覚えのある声を聞かれたならば、相手に疑念を抱かせることだろう。

正は駿と鈴が疑念を持ったからと言ってそれのどこに問題があるのかと、そう思おうとした。別に駿と鈴は正を裏切っているわけではない。ただ単に2人でたまたまお茶をしていただけだ。それを見られたところで何も感じないだろう。しかし、正はそう思っていながら出ていくことができない。

「ほら、どうすんだよ、正。裏切られて、そのまま泣き寝入りか。」

輝が挑発するように言う。駿と鈴が何をしゃべっているのかは分からない。そうだ、まだ何も決まったわけではない。正は輝への反発心でそう思おうとしていた。

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