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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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56/107

あと45日

NTR進捗状況

おうと鈴の個人授業が取りやめになる。


田中 ただし :主人公、

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

金谷 駿しゅん :イケメン、クラスでは人気者、幼馴染とフラグ建築中。漫才をやりたい。友達の彼女に手は出さない。

黒川 てる  :チャラい、イケメンの取り巻き。反省して正たちに協力する。演技派。駿の漫才の相方。


放課後の教室、もうすっかり外は暗くなっているというのに中ではまだ明かりをつけて生徒たちが騒いでいる。

「そこでさ、ツッコミだよ。タイミングに気をつけろよ。」

「オッケ、オッケ。リョーカイ。」

熱を持って語る駿しゅんに生返事のてる。二人のやる気を反映させている声に漫才への情熱の違いがわかる。今、教室では駿と輝が迫ってきた学園祭に向けて漫才の練習を始めている。だが、あまりうまく言ってはいないようだ。

「駿さあ。今日はもうやめねー。ほら女の子もいないしさー。」

輝は注目を集めて人気者になりたいという欲求でやっているのだが、それとは正反対の地道な努力というのが性に合わないらしい。

「いや、今日はここまでネタ合わせしようぜ。俺、この前のライブ見て思ったんだけど、やっぱここのタイミングが、」

「いいじゃん、いいじゃん。もっとさあ肩の力抜いてこーぜ。」

熱心に漫才について語りだそうとした駿を輝が適当な様子で遮る。そんな輝の様子に駿が若干苛立っているように見えた。

「そう言えば、輝って彼女はどうしたの?」

正が険悪な空気になりそうなのを止めるため話題を変える。輝が女の子の話をしていたので思い出した。うまくいっているのかいないのか、男女のことなら駿が詳しいだろうし多少の愚痴になら付き合ってもいいと思っていた。

「え?別れたよ、あんなの。」

だが輝の答えはあっさりとしたものだった。何でもないかのように答える姿は特に気にしている風でもなく、なんなら気にしていない振りをしている風ですらない。

「なんかさ、合わないんだよね。」

「そ、そう。そういうものか。」

正はそれ以上、何も言えなかった。駿も特にアドバイスできることでもないのでスルーしている。

「で、でもさ、ほら。学園祭で漫才がうまくいったらさ、彼女とかできるかもだし。」

このままの空気はさすがにまずいと思って正が頭に浮かんだ言葉をそのまま口に出した。

「お、いーじゃん、それ。じゃさ、もっと、かっちょいい漫才にしようぜ。」

ヤル気が出た輝が調子に乗て無茶を言い出す。漫才でカッコつけることを目標にするというのはちょっと聞いたことが無い。いや、カッコつけた結果、滑稽になるというネタならあるかもしれないが輝がやろうとしているのは単純に女の子にもてる様なカッコいいものという意味だろう。これは軽音部のバンドではないのだからそれはさすがに無茶だろう。

「いやいや、そんなの今からできるわけないじゃん。それよりまずはこのネタをさ、練習しようぜ。ほら、このツッコミのタイミングがまだ早すぎるんだよ。観客の頭に意味が入ってこないだろ。」

駿は輝がやる気を出したと勘違いして最初の話に戻る。いつもの駿ならもっと輝の様子に感づきそうなものだが、学園祭が迫ってきて焦っているのかもしれない。そのまま熱弁を振って練習に励もうとする。輝もめんどくさそうにだが一応それに付き合ってはいるようだが。

輝が駿に聞こえないようにそっぽを向きぼそりといったのを正は聞いてしまった。

「ウッゼ。」

その時の輝の表情が忘れられず正は不安を消せなかった。

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