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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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48/107

あと53日

NTR進捗状況

休みにクラスの友人と遊びに行く。


田中 ただし :主人公、グロは得意、ホラーは苦手。

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

黒井 ひかる :小学生、頭の回るクソガキ。今は協力関係。


今日はただしすずの二人で映画に来ている。昨日はちょっと邪魔がいたからできれば二人っきりになれるものがいい。そう言うわけで映画を選んだのだから、あれは無視しよう。

「えーん、一人じゃ怖くて見れないよー。」

小学生の男の子が映画館のエントランスで泣いている。そこまで混んでいないので人の交通には迷惑をかけていないから見逃されているが、そのうち映画館の従業員がやって来て何とかするだろう。その男の子と知り合いだからこそ断言できるがあれは明らかにウソ泣きだと分かる。

「おっ、正じゃん。」

男の子は構ってくれる人がいないと分かると周囲を見回し、知り合いを発見した。出来れば他人のふりをしたいが一応世話にはなったのだから挨拶ぐらいは、と妥協する。

「何してんの?ひかる。」

「俺さ、テレビで見たんだけど、漫画の映画が流行ってるって聞いて。それでここでナンパしてたんだよ。」

ナンパ?あれはただ単に映画館で迷惑行為をしていたようにしか見えなかったが。

「分かってねえな正は。女の人に大人気って言ってたからさ、それじゃあちっちゃくて可愛い男の子が一人で見れないって泣いてたら一緒に見ようってなるじゃん。」

ならないと思う。あとお前はお世辞にも可愛いとは言えないが。

「お前、そのうち誘拐とかされるぞ。」

「だいじょーぶだよ、おっさんにはついてかねーし。」

誘拐犯が男だけとは限らないが、しかしコイツの小賢しさなら大丈夫だろう。

「じゃ、僕は約束があるから。」

これ以上しゃべっていると完全にロックオンされそうだ。だが速やかにその場を離れようとする正の手を光が掴む。

「正がここにいるってことは鈴もいるんだろ。」

さすが、目ざとい。悟られないようになるべく意識しないようにしていたのに。

「いや、来ないよ。僕は、ほら、一人で見る主義だし。映画とか静かにしないといけないのになんで他人と見に来るのか分かんないな。そういうのって映画を見に行ってるんじゃなくて、ただのデートの口実にしてるよね。僕はもっと映画に誠実に向き合うべきだと思うんだよね。じゃ。」

一息で正は言い切ると正は光の手を振り切る。完璧な理論展開だ。小学生ごときを騙くらかすには十分だろう。だが意外なところで正の理論武装は崩壊する。

「あっ、ダダくん、やっと見つけた。もう、入り口で待ち合わせって言ってたのに先に入っちゃうから。」

「鈴姉ちゃん。」

光は既に本性が鈴に割れているのに今も演技を絶やさない。流された異質の鈴も何となく光のノリに付き合ってしまう。

「正がね、映画は一人で見るものだった。

「ははっ、そんなわけないだろ。映画をまたあとはその話題で盛り上がるのがデートの定番じゃないか。」

正は光速で前言を撤回する。

「じゃあ、一緒に見ようよ。これ人気の漫画が原作なんだって。」

予定とは違うのだが仕方ない。ここまで来ると光を置いて行くのは周りの目が気になるし。特別見たかったわけでもない目的の映画は諦めて光の指さす

映画に変更する。これは果たしてデート映画にふさわしいのだろうか。原作を知らない正には判断がつかない。

「僕ね、この映画館の暗くなるのが怖くて、一人じゃ見れないんだ。」

光がそう言うと隣の席で鈴の手を握る。反対側に座る正にはそれを邪魔することはできない。しかし、代わりに鈴が正の手を握る。

「ふふ、ダダくんも暗いの苦手だよね。」

「それは小学生の時の話だろ。」

そう口では言うが手は握り返す。別にこのまま暗くなるのだから恥ずかしいことなどない。そう言えばホラー映画はデートに最適だという話を聞いたことがある。もう一度、映画のタイトルを思い出す。

「まあ、とんかつとDJの話じゃホラーにはならないだろうな。」

正は映画のチョイスを間違えた気がしたが、それは気にしないことにした。

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