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100日後にNTRれる幼馴染  作者: 12月24日午後9時
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49/107

あと52日

NTR進捗状況

鈴と映画を見に行く。


田中 ただし :主人公、

橘  すず  :幼馴染、寝取られる。

金谷 駿しゅん :イケメン、クラスでは人気者、幼馴染とフラグ建築中。漫才をやりたい。友達の彼女に手は出さない。

黒井 ひかる :小学生、頭の回るクソガキ。今は協力関係。



ただしの塾での日々は少し変わったかもしれない。すずが来なくなったことで張り合いがなくなったと言えばその通りだが、その代わり駿しゅんが来るようになり随分と騒がしくなった。

「ねえねえ、駿ってどこの高校なの?」

「えー、どこだと思う。」

駿を今、逆ナンパしているのは小学生女子、マセている今時の子供といった様子だがそれをさばく駿も堂に入っている。もしも万が一を考えると胃が痛くなりそうだが駿は終始平気な様子だ。

「よく、あんなに平然としてられるな。」

正がコッソリ駿に声をかける。

「ははっ、なんでそんなにびくびくしてるんだよ。」

駿は何がおかしいのか正をニヤニヤしながら見返す。駿にとっては日常茶飯事なのだろうか。正には分からない。しかし、この様子を面白くないと思っている人間がいた。

「何だよ高校生の癖に、ロリコンかよ、ロリコン。」

ひかるが駿に憎まれ口を叩く。同じ小学生として年上に同級生を取られる気分が気に入らないのだろう。元々、光は同じ学年の女子からは大変に嫌われていたので駿に取られるも何もないのだが。

「何だ、光、モテる男になりたいのか。いいかモテるにはだな。」

駿のモテるためのありがたい秘伝が伝えられようとしていたがそれを光は拒否する。確かに、駿のそれは持ち前の面構えがあってこそ、そんなものを真似しろと言われても無理なものは無理だ。だが、光には駿の秘伝になど頼らないでもモテるという目算があったようだ。

「俺にはこれがあるからいいんだよ。」

光が何やら財布を取り出している。おいおい、何をするつもりだ。

「なあ、俺さ今、ちょっとした金持ちなんだよね。何か欲しいものない。」

光、お前。それはあまりにも悲しいぞ。その切なさを知るにはまだ光は若すぎるらしい。そのお金はお前の力ではないのだ。ついでにそれはお金に群がっているのであって光がモテるようになったわけではない。だが光は止まらない。

「ほら、お前ら、なんてーの、ブランド物のバック欲しいって言ってたじゃん。今なら俺、買ってやれるぜ。」

光が言っているブランド物というのがどの程度のグレードかは分からないが、それは小学生が持っていい金額で買えるものなのだろうか。

「えー、マジで。やりー。」

「じゃーあたしもあたしも。」

一瞬で一部の女子たちが光に群がる。光はそれを見てご満悦だが、それを見る光の同級生の男子たちの顔は厳しい。

「マジかよ、光最悪だな。」

「光くん、失望したよ。」

「シツボーだわ。マジで。光はマジカッケー奴だと思ってたのに。」

光と共にいつも下ネタで盛り上がる男子たちは女子に媚びる姿に一斉に非難の声を上げる。

「大丈夫だって。お前らにもおごってやるからさ。」

光はそんな彼らにもあっけらかんと札束を見せつける。

「ひゅー光さんマジかっけ。」

「光くん。君は最高だね。」

「俺、ボトルマンほしー。」

小学生男子にとってはそれぐらい現金な方が生きやすいようだ。プライドとかは置いておいて光をちやほやしだす。

光よ、それで本当にいいのか。

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