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第6章 8話 富豪からの依頼解決

僕たちは、依頼主の妻・奈穂さんのところへ向かった。


そして僕の推理を打ち明けた。


その後は3人で依頼主の元へ。


奈穂さんが事情を全て話した。


腕時計や今まで無くなったものは丁重に保管されていた。


ただ、あったのはそれだけではない。


児童養護施設からのたくさんの子供からの手紙も一緒に。


その手紙は、20年間誰にも言わず続けてきた善意の証だった。


依頼主はその手紙をいくつか読む。


そこには感謝の気持ちで溢れていた。


依頼主は涙を流した。


「わしは今まで寄付など愚かだと思っていた。しかし……こんなにも多くの子どもたちを救っていたのか。」


そして奈穂さんを見て、「わたしにも協力させてくれ。これからは2人で寄付をしよう」



事件は無事解決をした。


「片山碧と泉、盗難事件の依頼完了しました」と連絡を入れた。



依頼主と奈穂さんから感謝の言葉をもらった。


「君たちのおかげだ」と依頼主。


「ありがとうございました」と奈穂さん



それから6人は、使用人の戸崎さんに車で駅まで送ってもらった。


「おいおまえら、事件解決祝いに一杯奢れや」とアル中コンビの酒田さん


「ダメです。それにお酒は控えて下さい。飲み過ぎは毒ですよ」と僕が言う。


芸人コンビは泉に対して「師匠、これからもご指導を」と言っている。


泉も変な人たちに好かれたものだ。


「「ではみなさんバイバイ、バイナリーコード!」」


「弟子にした覚えはないわ。解散を薦める」と泉。


ちょっと辛辣(しんらつ)すぎやしないかなと僕は思った。


電車に乗り久しぶりの我が家へと戻る。


「やっぱ都会だよ」と僕が言う。


「私は良かったと思うけどなあ」と泉。


そこへ探偵俱楽部から連絡が来た。


「片山碧・泉。ランクC→ランクB」


「「やったあ!」」

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