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第6章 3話 続々関係者

次は女性使用人の今村さんの部屋に行った。


「はじめまして。探偵の碧と泉です」と僕たちが言う。


「今村さんは今回の事件をどう思っていますか?」と僕が聞く。


「私には何とも……。ですが、私は絶対にやっていません」


「心当たりは?」


「ご主人様の家族の方とは思いたくないです」


「では失礼します」と僕は言って泉と部屋を出た。


「戸崎さんは聞いたからいいか」と僕が言う。


「出入りしている4人は今日は来ているのかしら」と泉。


僕が庭を見ると作務衣を着た人が歩いている。


庭師だろう。


2人でさっそく外へ出た。


「はじめまして。探偵の碧と泉です」と僕たちが言う。


「鮫島さんは今回の事件をどう思っていますか?」と僕が聞く。


「すまんな。ようわからん」


「鮫島さんはどのぐらいの頻度でここに?」


「週3日ってところだ」


「そうなんですか。では犯人に心当たりは?」


「だからわからん」


「ありがとうございました」


次は僕らは秘書の部屋に行ってみたが2人とも来ていなかった。


仕方がないので、最後に厨房を覗くことに。


そこには料理人の田口さんが。


「はじめまして。探偵の碧と泉です」と僕たちが言う。


「田口さんは今回の事件をどう思っていますか?」と僕が聞く。


「いえ、なんとも言えません」


「といいますと?」


「私は料理を作るだけですので。」


「田口さんはどのぐらいの頻度でここに?」


「週5日ですね」


「料理は朝・昼・晩の三食を作るんですか?」


「いえ、昼と夜だけです」


「屋敷の人は田口さんが来ない2日分の食事は?」


「私が作り置きしています」


「犯人に心当たりは?」


「ありません」


「ありがとうございました」


これで秘書の2人以外は挨拶がてらの簡単な聞き込みを終えた。


「さて、どう思う?」と僕が聞く。


「この程度の情報じゃわからないよ」と泉。


僕も同じ意見だけどね。


その後は泉と2人で部屋で話し合っていた。


すると戸崎さんがやって来た。


「ご主人様のブレスレットが見当たらないそうです」


「本当ですか?」と僕が聞く。


「はい。いくら探しても見つからないと」


そこへ「探偵~断定~鑑定~判定」と笑二さんと芸川さん。


「息子さんがブレスレットを持って自分の部屋に入るのを見ましたよ」笑二さん。


「本当ですか」と戸崎さんが言うと、5人で息子である大輔さんの部屋に行く。


「大輔様入ります」と戸崎さん。


そこには大輔さんがベッドで寝そべっていた。


そして机の上にはブレスレットが。


「大輔様、このブレスレットは?」と戸崎さん。


「廊下で拾った。ところで誰のブレスレット?」と大輔さん。


僕たちは迷った。


一体どっちなんだろう。


「カップ酒は辛口に限る」とアル中コンビの酒井さんが言う。


「酒井さん飲んでる場合ですか?」と僕が言う。


「濁り酒も悪くないんだけどね」と酒田さん。


「この人たちは」と僕は思った。


「ところで大輔さん。借金の催促状が届いてますね」と酒井さんが言った。

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