第4章 4話 追加依頼
依頼主が手紙を読む。
顔つきが変わった。
「蝶藤と武野、友人を探して欲しい依頼、完了しました」とプロレスコンビが連絡を入れる。
横で聞いていた依頼主が言う。
「追加で依頼を出来ないかのう」
依頼主はその場で探偵倶楽部と話し始めた。
僕らのスマホが鳴った。
依頼内容 女性を探して欲しい
報奨金 成功報酬は別途15万円
場所 東京都○○
注意事項 現在当事件を捜査中の探偵
新たな依頼となった。
僕は依頼主に「手紙にはなんて書かれていたんですか」と聞く。
依頼主は僕に手紙を渡した。
僕は読んでみた。
「君にお願いがある。僕は今日子さんを愛していた。でも今日子さんは君を好きだったから私は諦めた。どうか彼女を探して会ってくれないだろうか」
「坂田と酒井依頼を受けます」
「さくことまどこも依頼を受けます」
「蝶藤と武野も依頼を受けます」
「碧と泉も依頼を受けます」
こうして4組の探偵は引き続き捜査をすることになった。
「ファーストレグは落としたけどセカンドレグは勝つよ」とサカオタコンビ
「愛の使者の私たちが願いを叶えます」と魔法少女コンビ
「やんのかおい、こら」とプロレスコンビ
僕も何か言わないとと思い「負けませんよ~」と間の抜けた意気込みを言った。
「今日子さんについて分かっていることは?」とサカオタコンビの坂田。
「すまんが全くない」
「名字は?」と魔法少女コンビのさくこ。
「わからない」
「ということは住所もですよね?」と僕が念のために聞く。
「わからない」
一同落胆する。
「写真はありますか?」と泉が聞く。
「写真なら写ってるだろ」と依頼主。
先ほどの写真に女性が1人いた。その人が今日子さんなのだろう。
顔予測アプリでAIに顔を予測してもらう。
「この顔でしょうか?」と僕が聞く。
「わからない」
う~ん。
AIの顔予測と今日子という名前だけか。
顔予測ははあくまで予測だから絶対的な信頼はおけない。
そもそもここ(東京都○○)にいるのだろうか。
またもや難解な捜査が始まった。
4組の探偵が外に出て聞き込みを開始した。
僕たちは、年齢が近そうな人たちに聞いて回ったが、結果は芳しくなかった。
公園でプロレスコンビが職質を受けていたが、僕らは構わず戻って行った。
戻ってみると魔法少女コンビが「見つけた」と言っている。
やられたと思ったが、依頼主に報告をしてるが、「違う」と言われていた。
見た目と名字が違ったらしい。
魔法少女コンビが結婚して姓が変わったのではと言っているが、依頼主は否定している。
そこへ娘がやってきた。
手には箱を持っている。
中には手紙が。
僕は後ろめたさを感じながら「見ていいですか」と聞いた。
「ああ」と依頼主が言う。
僕は目を通した。
内容は恋愛の手紙だ。
最後には名前が書かれていた。
飛田今日子。
名前がわかった。
とはいえ、結婚して姓が変わっている可能性は高い。
でも名前が分かったのは大収穫だ。
サカオタコンビと魔法少女コンビは再び出ていく。
僕たちはまずネットで検索。
そこでヒットしなかったので、外に出て聞き込みをすることにした。




