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君が遺してくれたもの  作者: Taka21


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6/8

5話

彼女が亡くなったとき、娘は、まだ生後4か月だった。

娘には、母親の記憶が無い。


だからこそ、決意を固め、仕事と育児に没頭した。

ただ、がむしゃらに、、、


正直なところ、どうやって育ててきたのか、必死すぎて覚えていないことも多い。


ただ、ひとつ言えるのは、一人ではなかったということだ。


亡くなった直後、喪失感から、一時期、自暴自棄になった。

そんな俺に喝を入れてくれる父や母。友人たち。


たくさんの人が支えてくれた。


俺は、毎朝、お弁当を作り、保育園へ娘を送った。


迎えは仕事のため母にお願いしていた。


休みの日は、毎回、娘と出かけた。


ママがいない分、それを補う為に、、、

娘には、寂しい思いをしてほしくなかった。



だからこそ、母親を補う為に、家族みんなで育てた。



父親として初めての子育ては分からないことだらけだった。

ふと、思う。やっぱり彼女がいて欲しい。


いつもの何気ない日常、、、

そこには、彼女は、いない。

母がいない娘をちゃんと育てていけるか、

2人分の愛を伝える事が出来るのか、


そんな日々を過ごす中、娘は成長していく。

娘が2歳くらいの頃だっただろうか。


初めて「パパ」と呼ばれた。


その時のうれしさは今でも忘れられない。

娘にとって、俺は、唯一無二の父親なんだ。

彼女の分も、この子を愛し、守ろう。

そう、再確認させられた。

初めての執筆です。

誤字脱字などや、文章構成等が気になった際は、レビューや、評価等で、知らせて頂ければ、幸いです。よろしくお願いいたしますm(__)m

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