3話
娘の世話を2人で協力し、愛しみながら、育てていた。
ケンカもしたが、最後には笑い合って、幸せを噛み締めながら、日々を過ごしていた。
娘が生まれて、数ヶ月後、、、
早朝、彼女が倒れていた。
俺は頭が真っ白になった。
生まれて数ヶ月の娘を抱き抱えていた俺は、
父と母を大声で呼んだ
父が人口呼吸等応急処置対応してくれた。
母が救急車を呼んでくれた。
しばらくして、救急車が到着。
救急隊員の方々が懸命に処置を続けてくれていた。
私はただ見守ることしかできなかった。
助かってほしい。
お願いだから助かってほしい。
その思いだけだった。
しかし、どれだけ処置を続けても、状況は変わらなかった。
病院に到着すると、彼女は処置室へ運ばれていった。
母は、自宅で娘を、、、
私は父とともに病院の待合室で待った。
何を考えていたのか、今となってはよく覚えていない。
彼女を失う事の不安と恐怖で
胸が押しつぶされそうだったことだけは覚えている。
しばらくして、私たちは医師に呼ばれた。
診察室へ入ると、医師は静かに話し始めた。
「心停止からかなり時間が経過しています。」
そして医師は続けた。
「蘇生は不可能です。」
その言葉を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になった。
理解できなかった。
いや、理解したくなかった。
昨夜、普通に話をしていた。
これからの事、3人でしたい事、色々話して眠りについた。
昨日、もう少し娘が大きくなったら、旅行とか行こうね!とか話したのに、、、
娘の母親として笑っていたのに、、、
私の妻として、そこにいたのに、、、
昨日までは、、、
それなのに、もう二度と話せない。
受け入れられるはずがなかった。
私は泣いた。
どれだけ泣いたか覚えていない。
声を上げて泣いたのか、ただ涙が流れ続けたのかも覚えていない。
ただ、一つだけ覚えている。
彼女との約束も、これからの未来も、突然終わってしまったということだった。
その時、娘はまだ生後4か月だった。
母親のぬくもりを覚えるには、あまりにも幼かった。
私は妻を失った。
娘は母を失った。
私たち親子の人生は、この日を境に大きく変わることになった。
初めての執筆です。
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