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君が遺してくれたもの  作者: Taka21


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3/8

2話

その出会いの後、

長電話したり、メールでやり取りを繰り返し、お互いを知って行った。


ただ、電話代の高額請求に苦しんだ。


何度かデートを重ねて、、、

行動力があり、年上でしっかりモノのキレイな彼女に惹かれ、

俺が一生分の勇気を振り絞り、告白した。


そして、交際を開始する事になったが、、、


恋愛経験の乏しかった私は、

自分に自信が持てず、遠距離恋愛の不安から何度も嫉妬し、衝突を繰り返した。


それでも俺たちは、お互いを愛していたと思う。


そして、共に未来を描くようになっていった。


大学3年の夏。


彼女から妊娠を告げられる。

急な事で、驚愕はしたが、堕ろすと言う事は考えに浮かばなかった。彼女を傷つけたくなかった。


俺は大学を中退する。

働きながら家族を支える。

と決意をして、

俺の両親へ報告、彼女の両親への報告を済ませた。


きっとそれぞれの両親も不安だったろう。

俺にも不安は、もちろんあった。


すぐに行動に移し、大学を辞めて、就職先を探した。


そして、高卒待遇にしては、待遇の良かった自動車整備工場で勤務する事にした。

就職したてで、金銭的にも、生活は決して楽ではなかった。

それでも、父と母の協力があり、なんとかなっていたし、愛する人と生まれてくる我が子がいるだけで


なにより、只々、幸せだった。


しかし、出産を前に思いもよらない事実が判明する。


逆子であることに加え、彼女には心臓の病気があった。


出産は命懸けになるかもしれない――。



堕ろすなんて、、、とは、思ったが、

俺は、彼女を失いたくなかった。


だから出産に反対した。


だが彼女は静かに言った。


彼女「産むよ。私は、愛する貴方の子供を産みたい。」


俺「、、、」


彼女「生まれてくる子も愛してあげて。」


俺は、何も言えなかった。



平成20年4月2日。


娘が誕生する。


俺は涙を流した。

娘が産まれて来てくれた事も勿論、嬉しく思ったが、

彼女が無事だった。生きてる。

それが、俺の1番嬉しい事だった。


ようやく手に入れた幸せ。


この日々がずっと続くと信じていた。

初めての執筆です。

誤字脱字などや、文章構成等が気になった際は、レビューや、評価等で、知らせて頂ければ、幸いです。よろしくお願いいたしますm(__)m

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