2話
その出会いの後、
長電話したり、メールでやり取りを繰り返し、お互いを知って行った。
ただ、電話代の高額請求に苦しんだ。
何度かデートを重ねて、、、
行動力があり、年上でしっかりモノのキレイな彼女に惹かれ、
俺が一生分の勇気を振り絞り、告白した。
そして、交際を開始する事になったが、、、
恋愛経験の乏しかった私は、
自分に自信が持てず、遠距離恋愛の不安から何度も嫉妬し、衝突を繰り返した。
それでも俺たちは、お互いを愛していたと思う。
そして、共に未来を描くようになっていった。
大学3年の夏。
彼女から妊娠を告げられる。
急な事で、驚愕はしたが、堕ろすと言う事は考えに浮かばなかった。彼女を傷つけたくなかった。
俺は大学を中退する。
働きながら家族を支える。
と決意をして、
俺の両親へ報告、彼女の両親への報告を済ませた。
きっとそれぞれの両親も不安だったろう。
俺にも不安は、もちろんあった。
すぐに行動に移し、大学を辞めて、就職先を探した。
そして、高卒待遇にしては、待遇の良かった自動車整備工場で勤務する事にした。
就職したてで、金銭的にも、生活は決して楽ではなかった。
それでも、父と母の協力があり、なんとかなっていたし、愛する人と生まれてくる我が子がいるだけで
なにより、只々、幸せだった。
しかし、出産を前に思いもよらない事実が判明する。
逆子であることに加え、彼女には心臓の病気があった。
出産は命懸けになるかもしれない――。
堕ろすなんて、、、とは、思ったが、
俺は、彼女を失いたくなかった。
だから出産に反対した。
だが彼女は静かに言った。
彼女「産むよ。私は、愛する貴方の子供を産みたい。」
俺「、、、」
彼女「生まれてくる子も愛してあげて。」
俺は、何も言えなかった。
平成20年4月2日。
娘が誕生する。
俺は涙を流した。
娘が産まれて来てくれた事も勿論、嬉しく思ったが、
彼女が無事だった。生きてる。
それが、俺の1番嬉しい事だった。
ようやく手に入れた幸せ。
この日々がずっと続くと信じていた。
初めての執筆です。
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