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もふもふのケモ耳プレイヤーですが、モンスター扱いされるのでぶちのめます。  作者: シマテル


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バトルロワイヤル17

扉が無くなりゆっくりと、誰かが入ってきた。

「あれ?」

埃が舞う中で自然と目が合う。

「女の子じゃんラッキー」

頬に十字のペイントを入れた高身長の青年。

目があったら、バトル。

というわけにもいかなかった。

私の視界は既に赤く染まっていた。

目の前には、青年の上顎から上の頭部。

そしてとぼとぼとと、ひとりでに歩いていく胴体だった。

一瞬の出来事だ。

私は入ってきたと同時に青年の肩に飛び乗り、上顎と下顎をそれぞれ逆の方に力をいれて千切った。

激痛などでは例えられない痛みだろう。

青年の苦悶の表情が私の力を教えてくれる。

「せっかく、人がリラックスしているのに入って来ないでよっ!」

私は床に転がる頭部を踏みしめる。

グシャッと音を立てて、頭部は元の原型を失う。

「さて、落ち着くような気分じゃなくなったし」

ニッと口角を上げ、青年の血で目じりにペイントを施す。

鏡に映る自分はまるで────────本物のモンスターだった。

「狩りを始めよう」



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