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バトルロワイヤル2
あの事件以来、私はあまり学校に行っていない。
誰も寄り付かない。
不本意だが、教師ですら、私の存在に恐れおののく。
着いた呼び名が、『モンスター』だった。
たまに怪物と呼ぶ奴もいるが、意味が結局同じだ。
「ちなみに!モンスターの姿をしてると言っても、耳や尻尾、牙などの部分的な特徴ができるだけなのでご安心くださーい!」
「結局、全部当てはまるんじゃん。今日、やるのやめようかな」
数時間後、結局やることも無いのでログインした。
視界が開けると、以前目的地としていた街の門前に立っていた。
「へぇー、以前ログアウトした所から一番近い街の前からスタートするのか……ダンジョンの場合、どうなるんだろう」
そんな疑問を巡らせながら、門を潜り街へ入っていく。
「凄い」
目の前に広がるのは、中世の街といった石畳で舗装された風景だった。
思わず、「綺麗」と言葉を漏らす。
至る所で露店が開かれ、プレイヤーやNPCがアイテムや武器を売り買いしている。
一部、NPCにナンパしている阿呆もいるが、見なかった事にした。




