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バトルロワイヤル
人を殺しておいた身ではあるが、それ以上に虐めでやってきたことの録音データおよびやり取り、売春等の情報を出したことである程度、減刑された。
あれから私は、感情が高ぶると、自制が効かなくなる。
抑えようと何度も試した。
だが、それは意味がないと実感した。
◇
マキは、ラインチャート、株の変動を見ながら、ワールズエンドオンラインの公式チャンネルの生放送を開いていた。
毎日が日曜日。
やる気も大してなく、プロテインを流し込む。
「さぁ! やってまいりました! ワールズエンドオンライン新イベント情報のお時間です!」
解説の声に耳を傾ける。
「明日の0時より、バトルロワイヤルイベントを行います! もっともプレイヤーを倒した方が優勝────というわけではありません! 狙うのは、ごく一部のモンスターの姿をしたプレイヤーです!」
マキは、飲んでいたプロテインを思わず吹き出す。
「あぁ、びちょびちょに……」
またモンスター扱いされる。
どこにいても、モンスター扱い。
人として扱われるのは、いったいいつになるのかとマキはうなだれる。




