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無慈悲な本性2
「さぁ、次はお前だ。肉」
「だ、誰が肉よ!」
マキはリーダーの顔に拳をたたき込む。
右目。
あえて障害が残ると、支障がでかい部分を狙った。
机を押しのけ、リーダーは飛ばされる。
痛みに足掻くかの如く、泣き声があがる。
だが、私には、聞こえない。
マキは、リーダーに馬乗りになり、顔を覆う手を無理矢理剥がし、足で踏みつける。
痛いと、連呼しているようだが、どうでもいい。
マキは、リーダーの目にゆっくり、ゆっくりと、指を近づけていく。
指の腹で眼球に触れ、何かを察したのか。
謝罪の言葉を並べる。
が、聞く耳など、当にない。
そのまま眼球に指を押し当てていく。
うずらの卵がゆっくりと、割れていくような感覚が伝わる。
リーダーの両目から血の涙を流し、暴れ出す。
しばらく、掻きまわし、眼球ごと引き抜く。
そして。
リーダーは動かなくなった。
マキは、リーダーの首に手を当てて脈を確認する。
確かに伝わる静かな振動。
まだ死んではいない。
マキは、立ち上がり、他のメンバーを睨みつける。
そして、指に着いているリーダーの眼球を口に入れ、ジャリジャリと、嚙み砕き飲み込んだ。




