一休み
クライヴにあの黒いやつの後片付けをやらせて俺は休むことにしたナリアとイリセリアに問題が解決したことを伝えておく「問題解決したのか?」「うん大丈夫心配してたの?」「聞いちまったからにはなそんなことよりもよ飯用意しないとだけどどうするよ?」「ご厚意に甘えていただくよなんなら材料は俺が出すね」「食材持ち歩いてんのかよ」「昨日片付ける暇無くてたまたまあるだけまあトマト、キャベツ、肉あと調味料だけ」「十分あるじゃねーの俺様の漢料理見せてやるよ期待してな」「楽しみ水が欲しいね」「近くに川があるそこから汲んできな」それだけ言ってザハークは調理場に行ってしまう俺は残ってるバケツを手に水汲みに行く。
水を確保した俺はザハークの家に戻り本当の意味で一休みしたクライヴが水をガブ飲みしていたが放置しても問題なさそうだナリアはテーブルに突っ伏して寝ていたザハークは美味しそうな料理を作ってる一回り様子を見てきたが問題なさそうだったしいて言うなら俺が魔力切れぐらいだ何だか体がだるい様な感じする俺は横になりこのまま寝た。
「真司聞いてるか」誰かが俺を呼ぶ「おい何ぼーっとしてんだよお前学校行ってないんだからテストで点稼がないとやばいんだからな」(そうか夢か)「ごめん兄貴なんだっけ」「この問題は……」兄貴とテスト勉強している夢を見たまあ俺が中学2年の頃だなこの当時兄貴は高校2年だったあることがきっかけで母方の親戚にバラバラに引き取られたしかし家が近かったから兄貴が俺のことを気遣って定期的に勉強を教えてくれたのだまあそれが無くてもオール70点は取れるだからどうでもよかったでも残された血の繋がりが濃い人は兄貴しかいないし二人と一緒にいる事が数少ない俺の幸せだったある時は兄貴が学校サボって俺と一緒に旅行したりもした本当に幸せだったしかし本当は母と兄貴そして俺と三人で大変ながら楽しかった頃に戻りたいと思ったしかしそれは叶わない母はもう死んだというか殺された俺の目の前で強盗犯と母そして俺がはち合わせしてしまったのだそれだけではなく家に火を着けた俺は2階の窓から飛び降りる形で逃げる事が出来たが母はその時に包丁で胸を刺され倒れる所を見たその後数日間警察は犯人を探していたしかし見つからなかったついに見つかったと思った頃には自責の念で自殺したらしい強盗は単独犯でなく複数人で行われていたのだそれが俺が小学三年の頃だ後味悪い話だ。兄貴は転移する数年前から連絡できなくなっているそれも心配だもしかして兄貴もこの世界に?なんて思うでももういないみんないないのだ俺は一人だそれならいっその事もう………。
「真司さん起きて下さいご飯冷めちゃいますよ!」俺はナリアに起こされたのだ




