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新たな武器

俺が8歳になって一ヶ月が経った。因みに俺は誕生日は10月だ。つまり今は11月だ。この前話した兄弟での訓練から時間が経ちもうすぐAランクアップに成れそうな所にきた。しかしここで問題が起きた。前に父親のアルベルトから貰った剣が壊れたのだ。確かにオーラや魔力で強化していたが剣の素材が鉄なので持たなかったのだ。いや、俺のオーラや魔力に耐えきれなくて自壊した可能性もあるがとにかく今日は新しい剣を買うために王都の武器屋に行く事にした。また、壊れた時の為に予備の剣も買おうと思っている。お金については冒険者の依頼で有り余っている。

ここまで考え、俺は王都の武器屋向かった。


王都の冒険者ギルドの受付嬢のレイラさんから聞いた武器に俺は来た。場所は鍛冶を主にやっている工業地区の裏路地を少し行った所だ。実際来て見ると何か古風な雰囲気のある建物がだった。

まぁ、ギルドの受付嬢からの勧めなので問題はないと思うが···。とにかく店に入らない事には何も変わらないので取り敢えず入って見る事にした。


中に入って見ると中はしっかりしてる様で様々な武器が並べられていた。しかし、お店の人がいない。何処かに出掛けているのだろうか?


「すいませーん、誰か居ませんか?」


取り敢えず声を出してみたがやはり出掛けているのだろうか?仕方ない、帰るか。

しかし帰ろうと思った所に気配察知のスキルに反応があった。


「すいませーん!」


取り敢えず中に人がいると分かったのでもう一度呼んでみる。すると、


「うるせー!そんなに叫ばなくても聞こえている!大声出すんじゃねー!それにここはガキが来る所じゃなねー!」


アンタの声の方がでかいと言おうとも思ったが恐らくこの身長が低い顔の堀が深い人がこの店の人なので機嫌を損ねて武器を売ってもらえなかったなんて事があるかもしれないので飲み込んだ。

それにこの人はドワーフだろう。王都の通りや冒険者でも見た事はあるがドワーフは身長が低く寿命は人族よりも長く200年程らしい。

先程の怒鳴りに反応したらこのまま話が進まないので取り敢えず要件を話すことにした。


「それはすいません、私は冒険者のアルクです。武器が壊れた所、ギルドの受付嬢にいい武器屋を聞いてみるとここを教えて貰ったのでここに来ました」


「なに、ギルドの受付嬢から?お前、今ランクは何だ?」


「Bですけどそれがどうかしました?」


「ほう、その年でBランクとはなかなかやるな」


「それはありがとうございます。それでどうして私のランクを聴いたのですか?」


「ああ、それわな。ここは質の高い武器を扱っているからそれなりの実力を持った者でなければ売らない様にしてるんだ。初心者が質の高い武器を使って怪我をしたら大変だしな」


「なるほど、それで私は大丈夫なのですか」


「ああ、大丈夫だ。お前はしっかりと条件を満たしている」


「ありがとうございます」


「それで武器を買いに来たと言ってきたが武器は剣か?」


「はい、剣です。出来れば丈夫な物が良いのですか」


「やっぱり剣か。それで丈夫な奴か···。お前は前まで何の武器を使ってたんだ?」


「鉄の剣です」


「鉄!?」


「はい」


「冒険者のBランクで鉄の剣を使っている奴がいるなんて始めてみたぞ」


「前に父親に買って貰った物なので大切にしていたんです」


「なるほどな、それでその壊れた剣はまだあるか?」


「はい、これです」


そして俺は空間魔法の収納から壊れた剣を出した。


「どうですかね」


「おお、こりゃーすげーな。恐らくお前さんのオーラか魔力に耐えられなくなったんだろ」


「やっぱりですか。長く使っていたので劣化で壊れたか私のオーラと魔力で壊れたと思っていたんです」


「それにしても鉄の剣とはいえオーラや魔力で壊すとはお前さん相当の実力を持ってんだな。それだけ強いオーラや魔力に耐えられる武器になると鋼じゃまたすぐに壊れそうだな···ミスリルかアダマンタイトあたりだな。ミスリルはオーラや魔力の伝導率が高いがアダマンタイトは丈夫で余程の事がなければ壊れない。どっちにする?」


「そうですね、また壊れたら困りましアダマンタイトにしたいところだけどミスリルもそう簡単の壊れないしな···決めましたアダマンタイトにします!」


「そうか、アダマンタイトだな分かったすぐに持って来るから待っていてくれ」


「はい」


暫くしてドワーフの人はアダマンタイトでできた武器を持ってきた。


「これでいいか?」


剣をこちらに渡して見せて来たので何度か振ったりして確認して見た。···うん。色は黒で重さも少し重いが俺なら問題ない。いい感じだ。


「はい大丈夫です」


「そうか」


「それともしもの時の為に間に合わせで良いのでもう一つ武器が欲しいのですが」


「間に合わせで良いなら店に並んでいる奴だ。質が高いのは奥あるからな」


「分かりました」


暫く店を回ってたがなかなかの出来のものが多かった。これで質が低いとはこのドワーフの人はもしかしたら凄い人なのかもしれない。それからも少し店を見て周り最後に見る意味がないかもしれないが樽に入ったガラクタの様な武器を見る事にした。すると一つの剣に目が止まった。気になって鑑定して見た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

適応する剣(鉄の剣)

···使用者の強さに比例して武器が進化して質が高くなる。また、この武器には隠密が付与されていて鑑定では調べる事が出来ない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あお、どう見ても掘り出し物だ!


「この剣にします」


「んっ?ああ、その剣か。それは売られたものでな。どんな剣か分からないし材料が鉄だからそこに入ってんだ。本当にそれで良いのか」


俺は超鑑定のスキルを持っているので鑑定出来たのだろう。因みに超鑑定のスキルについては最近手に入れた物だ。


「はい、これでいいです」


「そうか、どうせ良くわかんねー剣だしそれはやるよ」


「本当ですか?ありがとうございます」


それから俺は武器のお金をだしアダマンタイトの剣を購入した。


「それと名乗ってなかったな。俺はガゼルだ。剣の調整なら俺のところに来な」


「はい、よろしくお願いします」


それから少し話をして俺は店を出た。


こうしてアルクは新たな武器を手に入れた。

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