盗賊
戦闘の説明が下手ですがご了承ください。
王都に向けて出発し、一週間が経った。
この一週間何度か町に寄り宿に泊まったり、移動中で町につかなかった時は野宿をしたりもした。
もちろん宿や野宿で空いた時間に魔法だけでなく剣の素振りなどをして剣術も訓練している。また、最近は通常の訓練では物足りなくなり、訓練中に重力魔法で自分の身体を重くして訓練している。身体を重くしているので身体により多くの負荷を与えられて鍛えられるし、魔法を使う事でスキルレベル上げと魔力の消費も出来るため一石二鳥だ。そんな事をしながら今日も王都に向かって馬車に乗って森をくり貫いて出来た道を通っていると道に木が倒れていて通れなくなっていた。
「んっ、木が倒れている?」
父親がそう言った。それと同時に気配察知のスキルに反応があった。その気配は獣や魔物ではなく恐らく人間だ。
「父親、気配察知のスキルに恐らく人間と思わしき気配があります」
「ああ、俺も感知している。恐らく盗賊の類いだろう」
···盗賊、そう聞いた瞬間身体が少し固くなった様な気がした。理由は、十中八九人間と戦闘になるからだろう。俺は今まで獣や魔物は戦い殺してきたが同じ種族である人間を殺したことはない。
しかし、俺は前世の価値観からか人を殺すことに禁忌感があるのだと思う。でも、戦うからには覚悟を決めなければならない。殺すことを躊躇して大切なものをなくしてしまうかも知れないからだ。そんな事を考えている間に森の中から人が出てきた。数は凡そ八人。
「頭、この馬車恐らく貴族ですぜー」
「おお、そうか!護衛も二人だけか、これは期待出来そうだな」
「そこの馬車、金と荷物、いれば女や子供を置いていけそうしたら命だけは助けてやる。」
盗賊の頭と思わしき男がそう声を掛けてきた。
因みに俺達の護衛は言われた通り二人だ。そもそも俺達は護衛など必要ないくらい強いのだが貴族なので仕方ない事なのだ。俺とアルベルトは盗賊の声に武器を出した。アルベルトは俺が剣(木剣)を出したのを見て声を掛けてきた。
「アルク、剣を出すという事は覚悟は出来ていると言う事だな?」
「はい、僕にも戦わせてください!」
「···分かった。ただし、やるからにな殺す気でいけ。甘さを見せるといつか大切なものをなくすことになるぞ」
「はい!」
その返事に納得したのかアルベルトは一度頷き、俺と一緒に外出て盗賊に声を掛けた。
「悪いがそう言う訳には行かんのでな。貴様らを討伐させて頂く」
「そうか。野郎どもやっちまえ!」
「「「「「「「おう!」」」」」」」
アルベルトがそう言うと盗賊が襲いかかってきた。人数は盗賊が八人、俺達が四人になる為普通に考えて一人で二人相手をする事になる。
俺以外の三人が戦闘を始めたので俺も戦うことにした。そうすると子供だと舐めてるのか気持ちの悪い笑いを浮かべながら一人がこちらに向かってきた。まず俺は向かってきた盗賊の剣をオーラと魔力で強化した木剣でいなし相手を斬り付ける。身体能力的にはすでに人間の限界を超えているので相手の剣をいなすことなど簡単に出来る。俺に斬り付けられた盗賊は少し怯んだが俺を強いと踏んだのか今度は二人で向かってきた。今度は念の為にオーラで身体能力を上げ、俺は向かって来る二人の剣をわざとすれすれで躱し盗賊の首を切り裂いた。切り裂かれ盗賊はまるで人形のように力なく倒れた。瞬間、ものすごい罪悪感に襲われたが、それを無視して仲間を殺られて怒り大振りになっていた、もう一人の盗賊にも留めを刺した。周りを見ると他の三人も戦闘が終わった様だ。護衛の二人は俺の強さに驚いていたが、アルベルトに習ったと言うと納得してくれた。また、人を殺した事への罪悪感は
{スキル 精神耐性レベル1を覚えました}
と言う声が聞こえて楽になった。
盗賊の死体は首を町の詰め所に持って行くと謝礼金が貰えるため持って行く事にした。
それから俺達は道に倒れた木を横にずらし王都へとまた向かいだすのだった。
次も書き次第投稿します。




