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新世界ラブコメディ  作者: suu369


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新しい参加者ー誰かの未来を、一緒にー

新しくやってきた少女、ルナ。


彼女が望んだのは、一人で作る未来ではなかった。


誰かと一緒に、未来を作ること。


みんなで作った場所に新しい扉が開き始める。

白い光の中から、少女が一歩前に出た。


少し緊張で、カイトたちを見る。


「ここって……私も未来を作っていいの?」


カイトは、笑ってうなずいた。


「もちろん...。」


少女は、ほっとしたように笑った。


「よかった......。」


ハナが聞く。


「名前は?」


少女は、少し考えた。


「......まだないの。」

「え?」

「前の世界では、名前を決めてもらってたから...。」


少女は、少しうつむいた。


「自分で決めたことが、あまりなかったの。」


カイトたちは...黙って少女を見た。


カイが、静かに聞く。


「じゃあ、ここでは...どうしたい?」


少女は、顔を上げた。


「自分で決めたい。」


・・・・・。


その瞬間…。


空中に文字が浮かんだ。


「名前を入力してください」


少女は、しばらく考える。


・・・・・。


「......ルナ。」

「ルナ?」

「うん。」


少女は、少し笑った。


「月を見るのが、好きだったから。」

「名前:ルナ」


文字が表示される。


少女の足元から...小さな光が広がった。


草が生える。

花が咲く。


その先に、小さな丘ができた。


ルナが驚く。


「私が考えたら......世界ができた。」


レンが笑う。


「すごいじゃん!」


・・・・・。


ルナは、少し困った顔をした。


「......でも。」

「どうしたの?」


ハナが聞く。


ルナは、丘を見ながら言った。


「私、一人で作る未来じゃなくて......」


少し間を置いて...。


「誰かと一緒に作る未来がほしい。」


カイトは、その言葉を聞いて少しだけ笑った。


「じゃあ、一緒に作ろう。」


五人ーいや…六人が丘の前に集まった。


世界に新しい画面が現れた。


「共同創造を開始します」

「何を作りますか?」


いくつもの選択肢が現れる。


「家」

「学校」

「公園」

「街」


そして・・・。


「???」


ルナが、最後の項目を見る。


「これ......」


カイが言った。


「また、「???」だ。」


カイトは、少し考えた。


「じゃあ、今回は...これを選ぼう。」

「???」


カイトが、指を触れる。


・・・・・。


画面が消えた。


代わりに...空に大きな文字が現れる。


「作りたいものを、言葉にしてください」


ルナが、ゆっっくり口を開く。


「私は......。」


みんなが待つ。


「誰かが、悲しいときに一人にならなくていい場所。」


世界が、静かに揺れた。


丘の上に...小さな建物が現れる。


・・・・・。


それは、、、

家でも学校でもない。


扉が一つ。

窓が二つ。


中には...大きなテーブルとたくさんの椅子。


ハナが、中をのぞく。


「ここは......?」


ルナが答える。


「誰でも、休める場所。」


レンが笑う。


「いいじゃん。」


ユナも、うなずいた。


「私も作りたい。」


・・・・・。


建物の隣に...小さな池が生まれた。


カイが、木を一本植える。

ソラが、ベンチを作る。

アオは、空に小さな光を浮かべた。


カイトは、入口に文字を書いた。


「ここでは、何もしなくてもいい。」


ルナが、その文字を見つめる。


「......ありがとう。」


世界の完成度が、表示された。


「99%」


カイトが驚く。


「また99%?」


今までとは...違う文字がその下に現れた。


「残り1%」

「誰かのために、未来を作ること」


全員が、静かになった。


カイが、小さく笑う。


「まだ、終わってなかったんだ。」


・・・・・。


遠くから、たくさんの光が近づいてきた。


一つではない。

二つでもない。


数えきれないほどの光。


ルナが、空を見上げる。


「......また、誰かが来る。」


世界中に、新しい扉が開き始めた。


「参加者を受け入れます」

「あなたの未来を、持ってきてください」


カイトは、その景色を見ながら思った。


この世界は、もう自分たちだけのものじゃない。


これからは、もっとたくさんの人が、未来を持ってやってくる。


そして・・・。


まだ誰も知らない...新しい物語が、始まろうとしていた。

新しい参加者、ルナが仲間になりました。


ルナが作ったのは、誰かが悲しいときに

一人にならなくていい場所。


みんなで未来を作ることで、

世界は、また少しずつ変わっていきました。


最後に現れた、たくさんの新しい扉。


これから...どんな人たちが、この世界へやってくるのでしょうか?


最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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