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詩集  大好き  作者: 篝火
16/29

「猫の夢」「むち」

     ー猫の夢ー


猫は考える

お腹が空いた

毎日エサをくれていた人が

帰ってこない


猫は考える

お腹が空いた

開かない窓から

高い空と遠い地面が見える


猫は考える

お腹が空いた

大きな鞄で 部屋を出る前に

抱きしめてくれた腕


猫は考える

お腹が空いた

あの人は都会のどこかで

迷っているに違いない

仕方がないから

あの人を呼ぶ

帰り道がわかるように


猫は眠る

目が覚めたらあの人が側にいる

お腹空いたねと笑ってくれる

猫は丸くなって 

幸せな日々の 夢を見る




     ーむちー


誰もが 知っていて当然と

思うようなこと

母親の名や 父親の名


友達が できたら自然と

話題になるようなこと

血液型や 誕生日


恋心が 育ったら

知りたいと思うようなこと

故郷や 兄弟姉妹


知っていて当然と 思うようなことを

知ることもできず 生きる人


そんな人が 沢山いることを

知ろうともせず 生きる人


どちらをむちと


言うのだろう

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