偽善者
色々消し飛んだけど私は元気です(話、進まんな)
「着いた、警戒人数は50って所か」
聖国の端山の中にひっそりとしていないサーカスのテントみたいな建物が
密集する場所が、あの男が吐いた競売上だった。さて、どう攻めたものか。
「私が行ってきます、早めに戻るので待っていてください」
戦力的にはこの上ないと思うが、どうするべきか・・・。いや、手段を選んで
死にましたでは話になるまい。・・・・・頼ろう。
「了解した<フレンド申請>もしもの時は」
「・・・助けは求めますので、その時はお願いします」
・・・・数分後
スッ・・
「使い手は居ませんが、ちょっと強い人が数人居ます。攫われた人は計200人」
「助けるにはちょい多すぎる人数だなあ・・・」
「助けられると高を括るのは良いが、現実は想像より悪いものだ。見ろ」
「・・・!」
競売場から商品が搬入される。小奇麗な女、屈強な男、その全てに対して、
見た者であれば一瞬で目に付く特徴が有った。
「足が・・・」
そう、足が切断されていた。いや、厳密には、男は足首(魔法での回復が可能)
女は膝から下を切り取られているのだ。
「性の捌け口と、力仕事に使う奴隷と言ったところか」
「ムカつく・・・」
ニヤニヤと見つめているのが仮面をかぶった連中の雰囲気から伝わって来て、
その度に殺意が膨れ上がる。最近、抑えが利かなくなっている気がする。
「抑えろ、逃げられても面倒だ」
「いや、ラーネアの件が伝えられえている可能性が高い。もしも追跡されていた
パターンも考えているはずだし、戦力になる人間が多ければ勝てる可能性も、
逃げられる可能性も高くなる。もしもアラクネと認識していれば間違いなくだ」
遠目に見たのが1回、攻撃された際に見た可能性が1回、合計で2回の内、
ステータス鑑定の上位版を使用していなかった場合、この予想はかなり
真実味を帯びる。だからこそ、
「まだだ、もしアレ等がその情報を持っていた場合、警備状況に何らかの
変化がある筈、それがない時点で信用するには足らぬ。見ろ」
それもそうか、一国を埋め尽くす化物を相手にするにしては、些か以上に
警戒心が薄い。ただ、別段警戒していない訳でもない状態で崩すのは手間だぞ。
「何する気だ?」
「陽動には慣れているのでな、マキリス、協力を頼みたい」
「あ、はい、良いですよ」
こいつに頼もしさを感じたのは初めてだ。お手並み拝見と行こう。
・・・・
「さて、どうなるか。古典的な手だが、引っかかってくれると信じよう
<時限爆弾><遅延>」
チッ・・・チッ・・・カチッ!
・・・・
「マジかよ」
今まで余裕を持って警戒に当たっていた警備兵の動きが、爆発と共に一気に
色めき出す。異常だ、文字通りで異常すぎる事態だが、好機。
「進入は徒歩、脱出は転送を使用します。ただし、見つかれば」
犠牲者は必死、か。
「どうせ八方塞ぎだ、やるなら完璧に行こう〈解放・影伝い〉」
マキリスも含めて、現状持ちうる手札の使用による成功率の上昇が
どの程度かは読めないが、使って悪くなる事はねえだろ。
「重要な場所は後回しで、比較的簡単な順に行きます!」
「さて、何人救えるか」
・・・・
「あ・・・う・・・・・・」
暗闇の中、閉じ込められた少女たちの末路、捨てられ廃棄されるのを待つ列の一つ、
意思すら消え、全てを諦めた者が大半の中で、生きようともがき続ける女がいた。
カーン、カーン、カーン・・・
テントの一つ、最も薄汚く最も兵の質が落ちる場所で、金属を叩く音が檻から響く。
煩わしい音に苛立つ男たちの耳に、その時爆音が響き渡った。
「召集だ、招待客の警護に回れとさ」
「おっしゃあああ、ストレス全部侵入者にぶつけてやる!!」
意気揚々と去ろうとしていた男たちだが、女はその上、男達の丁度真上に
位置する場所へ視線を向けていた。もしも、少しでも注意を払っていれば、
もしも、女に向かい、吐き捨てるような言葉を言っていたなら、結果は
違ったかもしれない。
「<《消音><掃射>」
シュタタタタッ
「あ・・・・」
「う”!」
ドサッ・・・
「弱いなあ・・・無事な奴はと」
「あ・・・う・・・・・」
どうにかして気づいて欲しかった、薬物で喋れない、もし喋れても支離滅裂な
事しか言わない女たちに混じって、意思を持つ人もちゃんと居るんだと。
だが、言葉にはならず、力を使い果たした彼女が地に伏せる。ただ、それは杞憂だったが。
「居ないか、じゃ、<空間内回復>無事な奴は集まれ」
「いだい・・・・・!?」
喋れる事に少々の驚きが入っていたが、目の前の男は意に返す様子もなく、
淡々と行動する。
「悪いね、この魔法は即効性と回復量はあまりないんだ〈劣化高速回復〉やってくれるか?」
「ハァ・・・センド「いや、3人で良い」<瞬間転移>」
とっても不服そうなのは悪いが、助けられるのは意思を持った奴だけだ。
アフターケアができるほど今の状況は芳しく無い。納得してもらう他
無いだろう。
「さてと、選べ」
「・・・・い・・・あ・・・・・」
「選択肢に入ってねえ、生きたくねえ死にたくねえは両方は選べ無いんだよ」
唯一どうにかぎりぎり壊れている女を見つけ、選択肢を与える。それは、
救いなどと言う甘いものではない。すぐ死ぬか、後で死ぬかという、
最低の二択だった。
「時間は無い、選べ」
「や・・・・れ・・・・・」
隅で四肢が腐り果てた男が最後の力を振り絞り、放った時点で事切れた。
ギリッ・・!
「良いんだな?」
「あ・・・い・・・・」
最早涙すら流れず、嗚咽だけが周囲に響くが、数秒後にはそれも薄ら寒い
笑いに変わる。薬物による幻覚か、どちらにせよもう無理だ。もう戻れない。
「さようならだ<一刀・水柳><一閃>」
数瞬の後、頭部がゆっくりと地面に落ちる。既に空虚な入れ物になっていた
その人間たちの人生は、コレで幕を閉じた。
「んー、自己満足終了!あとは助けよう」
「・・・はい」
その時ミリアの表情が曇ったことを、レンは知らない。
・・・・
最も豪華な奴隷用のテントの中で、往く度往く度繰り返してきた
媚の売り方を考える女達の前に、男は現れた。まあ、レンだ。
「きゃ「黙ってろ」んんーーー!!」
叫び声が上がる前にその女の口を塞ぎ、ざわつく集団を一瞥し、黙らせる。
「さて、売られたくない人間は居るか?」
正直、難しい話は無理なので、手っ取り早く選別する方法として、挙手制を
採用した。ただ、それは結果的に間違いだったかもしれない。誰一人として
手を上げる気配が無い。というより、怒ってる?
「誰が、誰が付いてゆくものですか!!」
「そ、そうよ、ここの方が良い生活も、おいしい食事も出る。前の生活より
ずっと良いわ!」
ポツリポツリと声が増えて行き、それは大合唱に、
「黙れや」
ピタッ!
なる前に黙らせた、そして、3人の新人と思しき男女に近づき、耳打ちする。
「逃げ切るだけなら可能だが、どうする?」
「どうせ逃げた所で捕まってしまう、そして殺される。見せしめにされてしまう」
「わ、私達はそれを見せられ続けて・・・諦めてしまったのです」
「わたしは逃げたいですけど・・・でも、帰る家なんて無いので」
捕まる事への恐れか、凄く面倒で、凄く嫌な縛り方だが、効果的だ。
「うち来る?100人以上の大所帯だけども」
何人死んだかすらわかんねえけど。
「良いんすか!!」
「ただ、絶対の安全は保障できない。今回も襲われたから対処している最中だ」
文字通り、昨日数人死んだからな。
「・・・・で、でも、助けてくれるんでしょう?」
「うーん、難しい質問するなー」
助けようと・・・多分する。ただ、助けられると=では繋げないんだよなぁ。
「行きます!」
ありゃ、答える前に返答された。心境の変化でもあったか?
ギロッ
「ヒッ!?」
行くと言った時点で周囲の目がギラリと不穏な光を帯びる。こいつ等、
自分の立場すらわからねえのか。
「・・・・次は無いぞ?」
ガキャッ!
「あ”ッ!?」
顎の外れたリーダー格の女が倒れ、手を出された事に女達が戦慄する。馬鹿め、
必要最低限傷つけないようにしているのは、あくまで下手に殺すとパニックに
なるからだ。それ以上では決して無い。ただ、
「独善的だあー」
女達だけだ。隅でじっと座る男達と、耳打ちした男は身じろぎ一つしていない。
そして、座っていた男がニヤニヤと野次を飛ばした。
「だからどうした」
「気に入った奴しか助けないのかぁ?とんだ救世主様がいたもんだー」
嫌な空気が膨らむ、コイツ、何かのスキルか魔法でも使ってるのか?
全員の瞳から光が消えた。
「いや、誰かを助けようとしている分独善より酷い、こりゃあもう偽善じゃないかね?」
男の言葉に同調するように、3人以外の人間が口々にレンを罵る。
「そ、そうよ」
「そうだ、その通りだ偽善者め!」
「偽善者!!」
「俺たちはこの生活に満足している、なのにそれを壊しに来たのか?」
少々こじ付け臭いが、まあ、もう良い。助けるべきメンツは揃った。
いや・・・時間切れだ。
「手ぇ伸ばせ、ここはもう」
「侵入者!」
言葉が放たれる直前、大きな叫び声が一つ響いた。
「戦場だ」
「<封殺壁>」
魔法の使用、同時に出現する上を除く、四方からの壁、名前からして既にやばい
雰囲気のそれが、内部に居る生物を押し潰そうと迫る。いや、既に何人かの
奴隷を潰しながらだ。だが、それでも尚罵声は止まない。
「さあ、選択しろ!!」
「行きましょう、先輩!」
隣に居た耳打ちした一人の手を握り、行くと言った女が近づいてくる。
「え?あ、ちょっと!」
「自分も行くぞ!」
ガシッ!!
それを見て、すぐそばに居た男ががっしりと肩をつかんでいた。
「やってくれ〈疑似習得〉」
《<指定瞬間移動>》
シュン・・・
「え?」
「人の見える場所まで全力で走れ<指定瞬間移動>」
待機してもらったミリアの場所まで移動、状況を把握し切れていない状態で悪いが、
時間がないと思った。だから細かい位置はともかく、兎に角広い場所まで
移動しもらい、拠点まで逃げさせることにした。
「どうする?」
「聖国に報告すれば対処してもらえます」
「聖国かあ・・・悪い印象しかないんだよなぁあの場所」
「ですが、荒事はあちらのほうが慣れています」
確かに、ただ、政治的に権力のある奴は逃げおおせる可能性が高いのだ。
できるだけ情報が欲しい。
「・・・分かった、一人だけ捕まえよう。そこそこ強い奴数人の
グループが居たら教えてくれ」
と言う事で、一人捕まえよう。Flereが捕縛している可能性もあるが、
正直言って、警戒状態で捕縛、退散までを全てこなせるとは思えないのだ。
つまり、
「混乱している今が好機か」
「奴隷30人は未だ建物内で縮こまっているはずです、なので」
「商品の保護に数名、警戒で・・・30数人って所か、なら」
「甘甘でしゅ・・・、その残った数名は間違いなく実力的に上位の方々、
勝てるかわからない戦いをするつもりですか?」
あ、噛んだ。・・・だが、その推測どおりなら、逆説的に
「強い奴の居る所には重要人物が居るって事だよな?」
「・・・駄目です」
思惑に見当が付いたらしい、話が分かるね。と言っても、今回は攫え
ないだろうから、名前・・・もしくは役職でも聞ければ上々だ。
「いや、コレが最善だ。頼んだぞ<来い、ヴィル><暴れろ毛玉共>」
陽動作戦(死亡前提)、コレが一番確実に戦力を減らせる。
・・・・
「未だ爆発が続いているようだが、対処はできているかね?」
もっともらしく仰々しく、老人は呟く。彼は聖国に於けるある要職に就いていた。
それ故に、そこにいたという痕跡すら残せないが為に、彼は私兵ではなく傭兵を
配し、最高の者を雇えなかったことに歯噛みしていた。
「状況は収束を見せています、今しばらくお待ちを」
「ならばよい」
苦虫を噛み絞るような表情を自身の奥深くに沈め、内心で毒づく。自分の部下であれば
既に手を打っている、何をしているのだと。だが、今回は傭兵の判断が正しかった。
「<獣の咆哮><爪とぎ>」
「なん───!」
天井からの思わぬ襲撃に、全員の視線が自然と上に行く。その瞬間、
「<連射><土槍><4属性の魔力><金属の刺突剣><音消し>」
「・・・!!」
「・・・・・・!??」
数秒間、音が消え、その間に3人が戦闘不能に陥っていた。
「・・・・!」
「・・・・下・・!にも居るぞ!!」
「<身替り分身><噛み千切り>」
数名の視線が下に移った時点で、ヴィルが行動に出た。
「<〈炎の槍》〉!」
「<闇の引力>」
「<反発力><バインド>」
複数の黒い玉が分身したヴィル達を吸い込もうとするが、それに弾かれる
様にしてヴィルが跳躍、視線が移った内の2名の首を刈り取る。
「・・・失態ですかな?」
「ははは、面目ない」
「外れか」
あまりに簡単に5名の命を消し飛ばせてしまったための言葉だが、残る数名が
聞き取ったらしく、殺気を漲らせながらヴィルとレンに迫る。その速度、
およそヴィルと同程度。
「訂正、当たりだ<連射>」
ズガアン!ズガアアアン!!
「うふふ、随分可愛らしい子だけど、手を出したのだから、覚悟はあるのよね?」
「フン、よわあいゴミ相手に言葉交わしてんじゃねえよ。カスが!」
「当たり前に避けんのは予想済み!」
ガッ!!
「あらら、でも残念、直接も得意なの」
近接戦闘による勝率はまず零、だからこそ、接近した瞬間、最も
油断してくれるその一瞬に賭けた。
「〈千撃一束〉」
「効くはず無いでし・・・・なん・・・で!」
ゴフッ!
「グッ!?」
油断が招いた結果は、自身の死というとてつもない代償として圧し掛かる。
だが、命中させたレン自身にも、深刻なダメージを負わせていた。
(両手が・・・動かない・・・・!?)
〈千撃一束〉それは、一撃に複数の勁を無理矢理流し込むと言う、腕が駄目になる
前提のスキルだった。そして、まだ終わっていない事を一瞬だが忘れたプレイヤーに
襲い掛かるのは、油断も、余裕もかなぐり捨てた、数人のNPC、切り抜ける程の
力は残っておらず、同時に、守りにかかりきりだった男の加勢で、
ヴィルの胴に槍が突き刺さる。さあ、仕上げと行こう。
「〈炎の槍〉」
「〈水の壁〉」
ジュウウウウ!!
「馬鹿が!!」
自分の部下の対処法に歯噛みする男だが、そんなことをしている暇は有るのだろうか。
「さあ、自爆しろ」
「〈地雷の体〉」
「このっっ!!」
最後に選ぶのが自爆、よくある展開だと読めるだろう。そう、戦争で
戦い、冒険者では受けられない仕事をする奴等でなければ。
「死ね、爺!」
「!司教を守れえええ!!」
ビンゴ。
ドギャアアアアアアアアアアアア!!!!!
その爆発は、山に有った全ての物を吹き飛ばすのに十分な威力を内包したが、
実際に消えたのはわずかに2m四方のみを焼け焦がしただけだった。
・・・・
死亡した後、リスポン地点に設定した拠点の地面に倒れこむ俺を、
2人の人間が見つめていた。
「ん、ライフルの回収は?」
「コレです」
ミリアに頼んでいたライフルは大丈夫だったが、どうにもFlereの
表情がおかしい、あまり表情に出ているわけではないが、気まずそう?
「今回は何の役にもたたず、面目無い」
「いや、気にしなくて良い、死んだのか?」
「ああ、袈裟切りで両断された」
ああ、強さに自信が有ったのだろう。だが、別に良い。陽動は確かに
完璧だったんだからな。マキリスは隅っこで小さくなっているが。
「じゃあしょうがないと思うぞ、・・・とにかく、目的達成だ。
協力感謝する、ありがとう。マキリスもな」
「・・・今のところ、翠に変えて「もう言わん!」そんなー!」
戻った時、幾分か不服そうにするミリアの頭を撫で、その後感謝する。
万が一、もしもの事も考えて、ミリアには別の場所に向かってもらい、
情報を入手してもらった。情報は多いほど強力に作用する薬のようなものだ。
Flereが殺害されていたのは驚きだったが、まあ、当初の目的は果たせた。
と思おう。山賊連中、一人も見かけなかったけど。あとマキリス、悪乗りが
過ぎる。元気になってよかったけどな。
「あれだけふっ飛ばせば流石に聖国も調査に来る・・・って算段
だったんだが、少々誤算があってな、多分誰も来ない」
「司教が秘密のお遊びとは、今も昔も特に変わらんものだ」
「思考読むな!」
しかもナチュラルに!それと、偏見やめい!!
「司教さんが、奴隷なんかの競売のお客さん、ですか?」
「それはまた厄介な人を敵にしたもので」
大丈夫、今手を出したら関与してるのがバレバレになる。そんな事を
許すほど、肥え太った爺さんには見えなかったから。それに、
「精精切り札としていつ切るか決めさせてもらうとするさ。でだ、
聞くのを躊躇っていたんだが、・・・何人死んだ?」
「50人、怪我人は多いですけど、助からないことは無いと思います」
「そっか・・・50人死んだかぁ・・・・・」
「・・・・・やっぱり、一杯しんじゃいましたね」
50人、この人数は、拠点に居る人間の1/6に相当する。山賊の襲撃で
どれだけ死んだのかは気になっていたが、正直、聞くのが怖くて
話し出せなかったのだ。
「不意打ちに近い攻撃だったらしく、最初の攻撃で10人が殺害されたようです」
言ってからハッとした顔をして、気まずそうにミリアは返答を待つ。
「・・・」
「・・・・・薬はサービスにしておきます、邪魔なようですので、私はこれで」
どう考えても話題の選択を誤ったと反省し、部屋を出て行く時のミリアの表情は、
この上なく、寂しいものだった。
「ごめんな」
そんな言葉を掛けないで欲しい、と、言葉にならないほど小さく、
だが、どんな思いよりも強く、彼女は口にした。
「謝らないでください、ただ少し・・・疲れました」
そう言って部屋を出るミリアの表情に灯った哀悼が、レンの胸をグサリと貫く。
「あーあ、駄目だなぁ、復讐劇は何も残らなくて、苦手だ」
「まだ良いじゃないですか、私なんて何一つ守れなかったんですよ?」
「ははは、悪かったな、じゃ、来週にでもあの場所、行って見るか?」
「あの場所あの場所・・・本当ですか!!」
食いつくねー、ま、言ったの翠の方だから当然と言えばそうか。
「ああ、だが「お金は有ります大丈夫です!」・・・そうか、予約はこっちで
「もう取ってます、大丈夫です!!」・・準備良すぎじゃないか??」
用意周到すぎて怖いんだけど!?
「いやあ、せっかく予約取ったのに、先週急に行けないって言われまして、
誰を誘っても来てくれないんですもん。久時さんなんて、「ごめんね、その日は
恋人と過ごすんだ」ですよ!」
「感情こもり過ぎて怖いから、落ち着け」
ってか、ヒサに恋人居たのか。へえ、・・・今度ネタにしよう。
「命さんは命さんで、課長誘えば行ってくれるよ?私は用が有るからパスって」
「お前等仲良くなってたの、俺その情報知らないんだけど!?」
千崎さんコミュ力高いなあおい。
「最近仲良くなったので、課長は知らなくても無理無いですよ?」
「・・・その最近ってのは?」
「5月の初め位でしょうか」
「そうか・・・」
俺が千崎と会ったの、6月中旬。なんだい、別に話してくれたって良いじゃないか。
「もー、・・・ちょっと気分良くなった。じゃ、7月16日」
「絶対ですからねー・・・あ!銃の事は今度お願いします!」
そういえばそんなことも言っていた様な・・・ま、明日だ明日。
「・・・わりいな」
自嘲気味に呟いた言葉を最後に、レンはゲームを終了した。
日付の経過とかも吹っ飛んだから、一から計算したら40日ちょっと経ってた(牛歩)
よーし、飛ばしつつ本題持って来るどん(あ、この話、大体内部時間で
2年掛かるって事になってます(吐血)(実は3年だったけど終わらなさそう
だから1年縮めたなんて言えない))
オーバーロードの製作スタッフ変わって無くて良かった。だが○○し2期の
二の舞はごめんなんだぜ・・・(切実)
邪神ちゃんのドロップキックもお勧めやで。
あ、今回のジャンプはそこそこ良いので、見たい人は買ってね(ゆら○荘、
センターカラー後、1話で下から7番目に(どこから見ても全く変わら
ないので、正直食戟の○○○と同列で終わって良いと思ってます))
終わり所を失った作品ほど面白くないものは無いでしかし。
ちょっとはYAIBAを見習え作者と思いました、マル
お勧めはアクタージュと呪術廻戦です(ちょっと終わりそうだったので
悲しい気持ちになりましたが、今回上がったので嬉しー!)
終わったけどロックオンやシューダンやダブルアーツなんかも好きです(ダイマ)
こち亀帰ってきたし(1話だけ)、買ってもええんやで?
ブラッククローバーは・・・うん、勢いで頑張れ!(他に言う事がねえ・・・)
言って順位(連載の位置)落ちてないんですけどね。




