翼持つ巨影
いやー、全然書けねえ(アイデア不足)
まあ適当に進めませう(今回もあまり進みませんが、次回はかなり
飛ばし気味で行きます。まあ、実際どうかはその時になってから(汗))
あ、始まりへの旅と言う映画が面白かったので、適当に宣伝しときますね
綺麗に纏まった作品でロード・オブ・ザ・リングのアラゴルン役の人も良い味
出してて、子供たちの演技も圧巻だった。あそこまでキリスト教とアメリカを
面白い形で風刺する作品は中々ないと思います(笑)原題<キャプテン・ファンタスティック>
とのネーミングのギャップも中々笑えました。皆見てねー(ダイマ)
「はぁ・・・・何故こんな事になっているのでしょうか?」
転送陣で掛かる金額は思ったより桁が1つ下だったので、気分よく
店に来たところ、ミーナちゃんだけがポツンと立っていたので
先日の約束を果そうとした結果、ミーナちゃんがハッスルしまくった。
店内の惨状を見て、ミリアの眉間に青筋が立つのが見える。アカン、
一歩間違えると死ぬ気がした俺は、
「ミーナちゃんと遊ぶ約束してたのを忘れてて、店に居たから
今なら良いって言ったらこうなりましたごめんなさい」
ペコリ・・
ミーナちゃんを生贄に、自分の安全を取る事にした(いや、勘違い
しないでほしいが、此処を生み出す原因はミーry)
「・・・ミーナ」
ギギギ、と、機械が錆びついて稼働し辛くなったような動きだが、
視線をミーナちゃんへ向けるミリアに、ミーナちゃんは。
「は、はい!」
全力で視線を背け、私はやってないよ~。と、シラを
切ろうとしていた。だけどミーナちゃん、それは悪手だ。
「正座20分」
「え・・・・えーーーーーーーーーー」
・・・・・・
「はい、清算額は80520Tです。お店の修繕費も含めてですね」
俺の持つアイテムを渡し、装備品を作って貰えると言う話が出たので、
加工費と修繕費を払う為、ある程度手持ちが有ると言ったんだが、
ちょっと計算が狂った。
「あ、無理、60000しか持ってないや。素材は結構あるんだが、
適正価格で売れる可能性が無かったから、今売って良いか?」
プラネストでは残念ながら適正価格で売れる気がしなかった。その上、
適正価格で売っても7倍になって店頭に並ぶなんてのはごめんだったし、
面倒だったのでミリアに投げた。駄目なら別の場所でも良いし、
「成程、プラネストか<ムジカ>にでも行きましたね。適正金額かは
分かりませんが、この国が規定している値段は保証します」
「じゃあ、コレとコレ、あと、屍拾いの腕っていくらか分かる?」
「・・・高い場所では1つ500000T、プラネストでは1つ20000ですね。
ちょっと待っててください。このアイテムは期間別で価格が言動するので」
そう言って奥に入ると、出納帳の様な分厚い本を持って戻って来た。
「・・・直近で5月前ですか、なら・・・80000Tですね」
「あ、うん・・・マジ?」
一気に精算額を突破した。そんなに珍しいのか?あの猿。
「勘違いはしないで下さい。中級クラスモンスターを狩る時点で、
装備品に求められる額は桁が3つほど変動します。その為、店側が
必要以上のもうけが出ないように品物の価値を上げたのがこの価格の
原因になっています。と言うか、これでもまだ足りないのが現状です」
「中級モンスター?」
「特殊なスキルを持つモンスターを、私達は中級モンスターと呼びます。
冒険者ギルドでは、ランクと言うカテゴリ分けを使用して、Hから
特Sまで設定していますが、中級は大体Fランクと呼ばれるモンスターです」
「Fランク・・・じゃあこいつは?」
取り敢えず戦ったモンスターの中で最も強かったモンスター、
<地喰いの大蛇>の牙を鑑定して貰おうと取り出すと。
「・・・何処でこれを?」
めっちゃ怖い顔で出所を聞かれた。初めて獣と会った時のような、
強烈な恐怖が呼び起される感情を乗せられて。
「スレイブで傷だらけになったモンスターを狩った」
弱り方が尋常じゃ無かったのが狩る切っ掛けになった程に強かった。
ほんの1掠りで8割HPが消し飛んだし、動きも弱っているにも拘らず
明らかにヴィルより早かった。勝てたのが不思議だったな。本当、
「・・・ですか、ならば可能かもしれませんね。金額は王様の所に行って
下さい。買い取りに制限が掛かっているので、ちなみにですが、
このアイテムをドロップするモンスターはEランク、上級に
比肩しうるモンスターに付けられるランクだと思えば良いです」
「はー、じゃあ」
こうして、数十分程アイテムの話で盛り上がり、面倒臭いがアイザックの
待つ王城へと足を運ぶことになった。
・・・・
「はぁ、あの孫馬鹿爺に会いに行くのか・・・・面倒だ!」
来ておいてなんだが、正直普通に帰っても問題ない位に気落ちしていた。
(この国、売っちゃ駄目な物多過ぎだろ)
あの空間内で取得したアイテムの8割、それが売れなかった制限品
と言うやつだった。武具に製錬するのは可能で、売るのがアウト
なのは納得いかない。割とよくある事らしいけど。
「はぁ・・・入るか」
どちらにしても、売買可能なもの以外は国が購入する決まりによって、
王城内に居る商人に話さないと罪に成るんだし、進むほかない。か、
「おーい、やっと来たか小僧!」
「・・・張本人は自覚なしと、うるせえ孫馬鹿爺!!」
なんだかんだと1分程経ってから入ろうとしたら、普通にアイザックが
後ろから声を掛けて来たので、思わず半ギレ風味で返していた。
「儂はアイザックじゃ!いい加減怒るぞクソ坊主」
「そんな事はどうでも良いんだ。お前の国のアイテム売買法どうなってんだよ」
「アイテムじゃと?知らん、儂の先々々代様が決めた事らしいが」
本当に分かっていないのが分かってしまった為、怒るに怒れなかった俺は
話を直に切り替え、城の中へ入る事にした。
「・・・取り敢えず娘見に行こうか、話はそれからだ」
「おう、儂の自慢の娘じゃ、見てけ!」
・・・・
「・・・それでなんだが」
「何がそれでじゃ!!!」
「落ち着け、お前の言いたい事は分かる。だからこそ言おう、
人徳ないんじゃね?」
「う”~・・・」
傍らで眠る少女がぐずる様にすり寄る。アイザックの娘の
アビゲイルだ。俺がアビゲイルに寄り掛かられている原因は
不明だが、なんか懐かれてしまった。地味に嬉しい俺が居て笑った
のは内緒だ。
「悪いな、ちょっとじいさんと話がある。腕退けるぞ?」
「あ・・・あぃ」
アビゲイルには悪いが、今回の主目的を果さなければいけなかったので、
出来る限り首にダメージが無い様にしつつ、ソファーに横たわらせる。
「ありがとう、じゃ、行くかアイザック」
「・・・・」
返事が無いが、まあ問題ないだろう。扉の音を極力立てないように
開き、アイザックが出てから俺も続く。
コツ、コツ、コツ・・・・
「いやー、良い娘じゃないか」
「・・・・」
不機嫌そうな孫馬鹿爺の機嫌を取ろうと娘を褒めてみる。
「初対面であんなに愛想良い子なんて初めて会ったぞ」
ここは本音だ。愛想がよく、且つ距離の取り方が分かっている。
だが、それは褒め言葉ではないか。だって、
「・・・さぃ・・・」
「いやー、あの子の育ての親にも1回会ってみたいもんだな!」
あの子のアイザックとの距離の取り方が分かってしまうから。
「煩いわい!!わしだってもっとアビゲイルと居たいんじゃ!
あのバカップルに預けにゃならん儂の身にもならんかい!!」
おうおう、怒った怒った。それで良いんだよ、不満は爆発する前に
発散せにゃ。なんてことを考えていた俺だが、
・・・・18分後
「いい加減面倒だ、テリャァ!」
「舐めるな若造が!」
ヒュン
流石に10分を過ぎたあたりで飽きてきた。どんだけ
1人で喋るんだよこの爺、飽きるわ!
「で、もう部屋の前な訳だ、入って良いか?」
「あ・・ああ、入るが良い」
4分前からずっと扉の前で話していたんだが、気付いて無かったのか。
こんな感じで、襲い掛かるまでずっと文句を言い続け、俺が話しかけても
全然反応しなかった。マジでストレス溜まり過ぎだろこの爺さん。
「ほれ、報酬の受け取りに来たんじゃろ?コレが報酬じゃ、受け取れい」
そう言って勢い良く目的地の隣の部屋を開け放とうとするアイザックだったが、
水を差す様に出来るだけ興味無さそうに横槍をいれた。
「要らね、それより、アイテムの売買に関して、ここに書いて有るアイテムの
売却許可を出せ、いますぐ、報酬なんてそれでいいよもう」
正直、今職業を得たとしても、コレの邪魔にしかならない気もするし。
と言うのは建前、後になればなるほど期待値が上って行くような気がしたので
そっちがメインだ。まあ、無ければそれでも良い気がしているのは確かだが。
「待て待て、どんな危険物を持ってきおった。この国が禁止しているのは・・・
成程、こんな物を売り買い出来てしまうと危ない事この上ないのう。
何処で手に入れた・・・かは聞かんで良いか、よし、国で買い取ろう」
ということで、国がすべて買い取る事になり、所持金が数十倍に
膨れ上がりましたとさ。・・・・何か釈然としない。
・・・・
「さて、どうするか・・・」
目下、レベル上げが最重要な気もするが、エリアを広げるなら
ビガルから北上して大森林に入るルートか、リューネスから
西に直進・・・まあ、対空戦闘は慣れたから良いが・・・
「決めた、リューネス行こう」
と言う事で、5000Tを使用してまた転送陣で移動した。
・・・・
「ハァ・・<燃える床>」
ジュワアア・・・・
まず、エリアボス戦は、体力ゲージが出るタイプの特殊モンスター
だったらしいんだが、ゲージが見る間に消し飛んだ。
まあ、推奨から逸脱したレベルだったのもそうだが、、本来10人程度で挑む
レイドボスが雑魚戦と呼べる程簡単にクリアした。で、今何をやっているかと言うと、
実はレイドボスである<下降するレイ>から出たドロップアイテム
<飛行エイの肉>を調理してみようと石に熱を持たせ、フライパンに油脂を引き
レモンと塩の合わせダレで味付けした肉を放り込んでいる。
「白身魚に良く似た感じだが・・・」
味の方はどうだろ?
「ハグ・・・ムグムグ・・・・(ん、普通)」
臭みは無く、旨味は普通の白身より強めだが、普通の範疇に収まった
味だった。食感は良かったが。
「えっと?こっから西へ進んで・・・流石に早いな。もう2つ先まで
エリアボスが開示されてら」
次の国は別名夢の国、<ラウセブル>と呼ばれる商業国家だ。
夢の国と呼ばれる所以なんだが、そこには動画サイトへ投稿された
ある動画が深くかかわっている。
(取り敢えず進めるところまで進んで今日は終いにしよう)
エイの肉を食べ終わった辺りでそう結論付け、後始末してから出発した。
・・・・
(着いたなー・・・やっぱ気持ち悪い)
その国は、動物達のほぼ全てが宙を舞う事から一部の夢見がちな
女とおっさんに人気となり、一部商人系の職業に就いた者には何処までも
利用価値が膨らむ魔法の国と評された。さて、ある動画の説明をしよう。
それは、6月初日に投稿された、ある商人プレイヤーの動画だった。
タイトルは<所持金100倍にしたったww>だった気がする。煽ろうと
しすぎてほぼ見向きすらされず、別の投稿者の手によって動画が上がると
一瞬で再生されなくなった悲しき男の動画だ。時間があり余ってそうな感じの
バカっぽい口調だったのは愛嬌として、その国で売り買いされる物の中に
ある生物が移りこんだ事によって、この場所を目指す人間が一気に増えた。
その生物だが、まあ、有体に言うと妖精だ。モンスターとして登場する事は無く、
攻略専門のプレイヤーには通り過ぎるだけの場所として認知されていたあの場所には、
人間の生息域に入り込み難い獣人とは別に、妖精族と呼ばれる種族が居た。
鳥人を先祖に持つ小人族が、何やかやで成長出来ずに育ち、その遺伝子が
生み出した、妖精と言うか遺伝子異常の産物なんだが、この種族、とても
有用なあるスキルを持ち合わせていた。そこら辺の話は、後でしよう。
とにかく、ザ・ファンタジーな光景を見て半狂乱で探し回るプレイヤーが
横行したので、一部制限を掛ける事になり、今では大人しく半狂乱な
方々が<妖精求めて全力疾走>ってタイトルでシリーズを作っている。
まあ、ファンタジーだよな。兎やら馬が飛ぶってのは。
「危険生物が多く居ないマシなエリアってのも要因だったんだろうが、
とにかく、ここは直接抜けて・・・・って、おいおいおいおい!!!」
影が大地を覆った。比喩では無く、俺の周りが影に覆われ、雲かと
空を見上げた瞬間、ソレは真直ぐに俺にむかって飛んできた。
「キシュラァァァ!」
「<血液壁>!!」
急降下する影の正体が現れた瞬間、逃げる事を諦め、視線を遮ろうと
魔法を放ち、可能な限り直線上から逸れる。
「ワイッ、バーン!!」
ビュオオオオオオオ!!!
捕食者として申し分ない迫力を持つ竜が、衝撃が通る
スレスレを通り抜けた。
「この国の、しかもこの場所でワイバーンは聞いたことねえぞ」
射線が通る場所から岩陰に駆け込みながらボヤく俺を獲物と認識したのか、
影は飛び去る事無く、俺の居る岩場を旋回している。
(勝てるか?・・・ちょっと厳しいな。出来れば退散してくれりゃあ良いんだが)
新調した装備の性能を加味しても尚勝てるか微妙な敵を目の前にして、
心拍数が上がって行く、その間にも血液による目つぶしを物ともせずに
巨影は獲物を探す。その息の根を止める為に、
次回に続く
はい、ワイバーンパイセンがやっとログインしました。
こう言う系統のゲームって、強化して色変えれば良いって考え方で、
後から2Pカラーの別ネームが絶対登場する気がするので、有名どころは
ある程度進めた所で登場させたいんですよね(結果、オリジナルモンスターを
考えなければならないジレンマを抱える)
そろそろ飛ばさんと200話超えても終われそうにないですねぇ(震え声)




