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最低の誤算

ヒャッハー、書く筈だった内容からどんどん離れて行くぜー

(さながらTRPGの時代設定をしたらシナリオが別物になった時の様に!)


次回は・・・頑張る(出来るだけ!(やる気ェ・・))

《聞いてくれるなら始めよう、これからするのはもしもの話

 実際には起こる筈も無い事だから、安心して見てねー》


軽い口調で青年の声が頭に響き、視覚を暗黒に染め上げた。


・・・・



昔々、或る所に幼龍が居ました。彼、彼女は関係に飢え、他種族に紛れながら

時に迫害され、時に脅威として共に生きようとして居ました。そんな事を

1000年も続け、文化や習慣になれた頃、彼女、彼は普通人の生きる地域に

入りました。どの種族に聞いても、『絶対近づくな!!』と、良い話を聞いた

事が無かったので、今世紀の友達が居る場所へ急ごうと走りました。

ですが、偶々通りかかった商人の集団が襲われていたので、彼女は助ける事に

しました。これが彼女の地獄・・いえ、救い(・・)の始まりになったのです。


《これから別の<彼女>の話とか色々有るんだけど、ちょっと飛ばして最近ね》

「中途半端に説明すんじゃねえ、続きが気になんだろうが!!!」


と言うか、普通に本人が語るんだね!?


《えー・・今度会ったら本人に聞いてよー、次》

「ちょっまっ!」


封印され、呪いによっt

「ちょっと待て、呪いどっから出て来た!?」


疑問の連続で、周囲からもちらほら声が上がる中、張本人は、


《黙って聞く!どうせアドルフ辺りから聞けるんだから、分かった?》


バッサリと切って捨てた。


「・・・」


納得できるわけは無いんだが、仕方が無かったので押し黙った。

納得はしてないからな。


《宜しい》


兄を救うため呪いに身を浸した彼女が封印されて幾星霜いくせいそう、夢の中に

現れてしまう程弱まった封印に干渉できない少女、リムと名乗るその少女は

いつも悲しそうに佇んでいました。声を掛けない人ばかりでは有りません

でしたが、傍らには何時も青年が居ました、夢を終わらせる番人である

青年は、リムに話しかける人間全てに狂気を振りまきました。彼の名は

ザァァ・・・、彼女の兄にして呪いの1つ、災厄を具現化したような

危険思想と実力が相まって手の付けられず、種族と関わりを持つ度に

気性が荒くなっていく事に疑問を持ったリムと彼女の手によって、正気を保つ

だけの生きる傀儡となって尚、まだ生きようとする彼女の大切な家族でした。


《リムから聞いただけだから、実際にそうだったとは限らないけどね。

 さあさあ、此処からが本題だよ。もしも、仮に、仮定した場合の話だ》


封印が弱まり、彼を封じ込められる程度の力を取り戻したリムの元に、

少年が現れました。それは一時興じ、大人になれば忘れてしまうただの夢、

数年過ぎれば忘れてしまう泡沫の幻だと、無感情に過ごそうとしました。

そんなリムの話を聞いた少年は、自分がどんな人間かを話す事にしました。

リムと過ごす時間は、彼にとって最悪の1日を忘れられる1瞬の・・・一時の

幸せな時間でした。彼女と過ごして4年経った頃、彼は・・・僕はリムと

会いたいと思うようになりました。思考錯誤で幾年月、丁度40年目の

卯月(4月)の始めにそれは起こったのです。ザザァザァァザァ、の・・


《ありゃ?ちゃんと発音も反映されるんだね。知らなかった》

「良いから、・・・続けて」


はいはい。面倒だから馬鹿兄で統一するね。


「ついにナレーションにまで・・・もう良いや」


馬鹿兄の存在がリムから消えました。どれ程探しても、封じ込めていた

リムすら分からない状態で馬鹿兄を探しましたが、見つかることは

有りませんでした。ですが、消える事等あり得ません。なので、もし

夢から彼が消える可能性がどれだけあるかを。封印が緩んだ結果も

考えましたが、完全且つ完璧にその可能性は消えました。封印の強度は

どれだけ最悪を想定してもあと1000年は問題ない程強力な物でした。

ただ、兄の封印とは別の、リムの封印が途切れ始めている事が

判明したのです。


「サテ、ココデ問題ダネ。・・ット、取リ敢エズ封印ノ為ニ

 5860人ノ命ガ要ルトシテ、ドッチを選ブ?方ヤ大陸全土ヲ混沌ニ包メル

 史上・・多分史上最悪ノ悪戯好キ。方ヤ理不尽ナ現象ニヨッテ、

 居ルダケデ全テヲ殺戮出来ル呪イヲ、一身ニ受ケ続ケル少女ヲ助ケル。

 チナミニダケド、封印ヲ強化スルニハ1万飛ンデ9百2十5人必要、

 中途半端ニ解ケタ場合約2分30秒デ5183620人が死亡スル。化物ガ出タ

 場合ハ将来的ニダケド、約50000000人ガ確実ニ死ヌ」

《選べ!!最期の時、この瞬間に目覚めた可能性は芽吹き、

 君達に少し先の未来を見せるだろう!》


淡々と、当たり前の様に言い切るその表情に嘘は無く。


「騙されんな、アイツは弥勒だ。その程度の嘘は当たり前に吐く・!?」


その事を受け入れたくない者達は否定する。弥勒という存在によって

どれだけの犠牲が出たかを知る者達は、理解する事を否定した。


「その通りだね。無駄無駄、こんな事に付き合うだけ時間が

 もったいなかった・・!?」


別空間に転移させられた2名が忽然と消えた。


《別に、全員相手でもギリギリ持つからね?聞いて欲しい訳でも無い

 見て意味ないと思ったら勝手に帰れるから黙ってて、選択しない者に

 ここに居る意味は無いんだよ・・・あ、分かってくれたかな?

 僕が、此処に、立っている意味を》


此処まで信用されない人間も珍しいだろう。微妙に落ち込む

姿を幻視出来る程トーンを落とした虚空に、プレイヤーの1人が答えた。


「・・・後者のみ、化物は後でどうとでもなる」


こんなもん、消去法で選ぶしかない。将来的になら止められる。

そう考え、10925人を切り捨てた(・・・・・)


《では見てみよう、少しだけ未来を》


・・・・



虚空、その中を進み続けると景色が見え始めた・・・。


《コレは・・・・どうなってい!!!???》


黒、比喩ではない。蠢く黒の軍勢が山を、森を、都市を、

国を埋め尽くしていた。


「なんだこれ・・・何なんだよ!?」


絶叫しながら問いかける声に返す者は居ない。ただ虚空に

吸い込まれるように消え去るのみだ。


「・・・2つとも選ぶ、見せろ」


・・・・




「「・・・・」」


絶句、同じ様になっている事にでは無い(・・・・)

それ以上、全てが白に染まり、生命が完全に消失した世界にだ。


「えー・・・」


予想外とかそんなレベルじゃない。無が全てを包み込み

一片の生命も見つけられない。最早其処は生物が存在できる

場所では無くなってしまったのだから。


「じゃあ、敢て選択しない。何もしなかった場合」


ならばと、放置した場合の選択肢を答える者が居た。


・・・・



     「「「ハアアアアアアアアア!!!???」」」

「超、のどか」


意味が分からない、何もしない方が最善なんて・・つまりこう言う事だ。


「あの人達の言った通りだった訳・・・うん?」


違和感、拭い切れぬソレは、少しだけ、ほんの少し考える余地を与えた。


「だったら何でこんな物を?」


時間稼ぎだったらもう少しマシな物を見せるだろうし

嘘を吐くにもやり様は幾らでも有った。その中でコレか?


(戻ってみるしかない・・ってか、面倒臭・・!?)


思考した瞬間、世界が回る。体感では数十秒にも感じた一瞬は、

本当に戻ってきた事をその光景で知らせた。


「ヤ、ヤア。早カッタネ・・・ガフッ!?」


血を吐き片腕を飛ばされたソレが目の前に居た。


「クックック、ツマリ、アノ馬鹿兄ニ一杯喰ワサレタ訳ダ。ドウナッテンダカ」


呆れているのか感嘆しているのか、どちらでも良い、今この場に於いて、

最も衝撃を受けた生物の姿は、あまりに弱々しく映った。


「形勢が逆転するのと同時に理由付けかな?甘すぎないかい?」


其処には副団長の姿は無く、アドルフと騎士団の人間が立ち

ソレを見下ろしていた。


「アドルフ・ッガ、今出テ来ルノハ予想通リナンダケド

 何事モ儘ナラナイ物ダネ・・・待ッテ、本体ガ!!」


予想は予感に、予感は確信に繰り上がる。だが、その言葉を聞く者は、

今この場に於いて、もう(・・)存在しない。


「何言ってやがるんだ、テメエは此処で終わる。そんで終了だボケ!」


噛み合わない会話の内容を知るのはプレイヤーのみ、しかも

あの説明に3秒も使われていない(・・・・・・・)事が思考を滞らせた。


「ハハ、ソウハ行カナイネ。アノ場所ニ行カナイト・・・!?」

「逃がす訳ねえだろうよ、考えろクズ共が!!」


刹那、瞬きする瞬間に切り刻まれ、四肢を切断されたソレの

肢体が宙を舞った。


「フフフ、コレでお仕舞。闇を形に、光を空に、

 世界を埋めて呑み込む混沌<暗闇(ダークネス)の根源(・ルート)>」

「待っ!?」


思考した時間、空白の時に放たれた魔法を止める為の

言葉は空を揺らす事すら出来ず、吐き出される前に目の前を闇が覆った。


「・・・ッッ!?」


意志を声に出せぬ化物は、覚悟を持って死に行く時にすら

諦めず、全力で生き残る手段を模索する。だが、逆転の目は

もうない。闇の中に揺れる化物の姿を、プレイヤー達は最後まで

見続けていた。


「・・・?」


最後の最後、口だけで伝えられた筈の言葉だが理解できた。

『街へ、早く!』焦る様な素振りも無かった筈にも拘らず、

全ての祈りを込めた様な言葉は、嫌な|予感<・・>を確信へと変える。


「向かわな・・・!?」


その光景は、全NPCの表情を凍り尽くすのに十分な物だった。


《あ、あーー、元気ー?初めましてー》


洞窟の壁に映像が浮かび、その姿を映し出した。


《はっはー、仲間割れご苦労。その間に瓦解させてもらったから・・ね♠》


揚々と嗤う声に全員の顔が強張る。映像の主は笑顔で、足蹴にしたモノを

見せつける様に蹴飛ばした。


「何だこれは・・・何故お前が倒れている!?」


其処には、倒れ伏すクリスさんと騎士団の姿が有った・・・・。

予知能力は対象系スキル(自分には使えない)なので、<答えをアンサー・出す者トーカー>の能力を使い

最も効果的に使えるタイミングを計って使用した感じです。

序でに、あの予知はもし、虎彦が成功したパターンでどうなるかを示している為

失敗した(今回)の様な場合は示唆されていません。


さあさあ、次回は個人的に好きなキャラクターを出してみますんで

お楽しみにー(問題はあんまり出せない事位かねぇ‥うぅむ、残念)

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