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報酬とリム・ナイア

うむ、進まんねえ(次回は戦闘回ですかねぇ)


2話を1話に繋げ直して、ちょいと修正(流れに変わりは無いです)

解説回であり、説明回です(無駄に長いと繋げたくなるんじゃ~)


登場シーンが少なすぎたんで、次回はちょいと出番増やします

(地味に2話で出したまま放置してたからね(汗))

・・・・


何が起きたかは分る。記憶も・・ハッキリしている。

あの後、多分森を巻き込んで消滅したのだろう事も

だが、全く痛みが無い。どうなっているんだ?


「・・・ぁ」


暗闇の中、特に不自由も不快感も無く彷徨っていると

良く知る声が聞こえてきた。


(・・・って事は、ここは運営の・・)


思考は溶け、纏まる事無くワードだけが浮いては沈む


「・・・ッ!?」


焦ったような声が響くが、眠い。目をこする事すら出来ず

微睡の中に落ちて行く・・・


(まあ、次に起きたら多分痛いんだろうなぁ・・・)


目覚める事に恐怖している自分と、早く起きねばと思う自分

2つの本当がせめぎ合い、その所為かなかなか眠れない


「・・・き・・起きろ」

「・・んだって・・・ん・・ん?」


カゲの声が聞こえて、思わず突っ込んだんだが、どうなってんだ?


「起きたか・・ふぅ・・・」


俺の反応に安堵したのか、座り込む形で崩れ落ち

その顔には険の取れた、久しぶりに見る高校時代の影満が居た。


・・・・



「それで、どうなってんだ?」


単刀直入に言おう、なんだか分からない内に良く分からない空間に居る

これ以上に今の状況を如実に表せる言葉も無いだろう。


「お前を含めて、爆発で死んだ連中は一旦ここで預かってから

 送る様になってるんだよ」


何故か、レンだけが起きなかったので声を掛け続けていたらしい。


「と言う訳で、ちょいと説明するぞ」

「うぇい」


適当な返しだが、その言葉に満足したらしく、話を進める


「今回招集・・と言うか、招いた理由は簡単だ。ぶっちゃけると、

 あの怪物を倒した後の怨念を受けるかどうかだな」

「ふーん、別にどうでも良く無い?」

「そうはいかない、アレは受ける人間によっては人格が変わりかねないし

 そういう意味でその部分をカットし、プラス痛みの軽減も与える」


それって、


「つまりは、臆病な方、精神的に未熟な方はお控えくださいって話か」

「あー・・・まあ、そんなようなもんだ」

「舐められてますなぁ・・・」


剣呑・・と言う程では無いが、侮られた事に腹を立てている様子の

彼、北側の巨人討伐者は訝しげな目でカゲを見ていた。


「無論、大丈夫かは今からやる事を終えてから判断してくれれば良い」

「なんだい、その事ってのは?」


協力者だろうか、話をしなかった別の人から疑問が飛ぶ。


「やれば分かる。一瞬でな」


曖昧なままだが、流されるようにカゲに付いて行った俺達だった。


・・・・2分後



「ッッ!?ハァ・・・ハァ・・・ゲホッ!」

「これで大体・・・5%位かな。理解できたか?」

「!!??・・・」


先程とは打って変わり、完全にグロッキーになっている現攻略組

〈テイラー〉が崩れ落ちて居た。勿論俺を含むプレイヤーも無事では無い。

感情が波になって自分を殺そうと蠢く、気持ち悪い感覚が全身をつつみ、

軽く吐き気が出ていた。


「何なんだこの・・」

「恐怖?いや、この場合は嫌悪感と言った所か。まあ怨念ってのは

 」

部屋の中を悪意で充満させた部屋の中に居て、それでもなおその事を

表に出さない事に疑惑・・・いや、確信めいた馬鹿げた感情を抱き、

カゲに問いかけた。


「そう言うアンタはこっちとは違うみたいやね。

 こっちの立場にも立たないんか、ハハ、お笑い草ですなぁ」


うーん、この微妙な感じ、多分カゲの奴も同じ様にあの奇妙な

感覚に襲われていると思うんだがなぁ。


「成程、そんな事か・・・まぁ良い・・・見せてやるよ。恐ろしさってのを」

「なんやと・・・なにやっとるん?」


腕に触れ、奇妙な言語で何かを呟いた瞬間、一気に顔色が蒼白に

染め上げられ、冷や汗が止めど無く滴る。あ、やらかしやがった。


「ははっ、いうてこんなもんなんか!」


馬鹿にした様に叫ぶ彼女は、カゲの変化に気づけてすらいない。


「・・・はぁ、あの馬鹿が」


まあここまで分かり易く変化すれば大体の予想は付く、この馬鹿が。


「ん?なんや自分、なんかあったん?」

「馬鹿が多いってのは面倒だなって言ったんだよアホ」


この言葉に嘘は無い。糞真面目の馬鹿も向こう見ずの馬鹿も同じだ。

無駄な挑発に乗ってる時点でな。


「なんやとぉ、もっぺん言ってみい!?」


この女との会話も悪くは無いが、そんな事をやってる暇は無い。


「お前、感度上げたろ・・・・・・


まあ、誰にでも分かる。あの女は見えて無い様だが、周りから漏れ出す

瘴気みたいな煙がそれを証明していた。


「・・・まあ、乗ってみるのも一興かと思ってな」


心的ストレス値の感度を上げて、精神を侵食され始めてる。このままだと

あまり良く無い。表情から感情が見えず、抑揚すらおぼついていないのだから。


「早く戻せ、それかお前が今体感している物をプレイヤーにも見せろ」

「は、どういうこと?」


事ここまで来て(そんなに来ては無い)まだ理解出来でいないのか、

やっぱし攻略組は脳筋多いのかな?


「言ったままの意味だ。ストレスに慣れてるか自制心が鍛えられ

 過ぎてるか、此奴の場合は自制心の領域だろうが一定の連中は

 心中を極限まで出さないなんて事が有る。此奴も然りだ」


補足するなら、それが表に出る程の心的ストレスを自分が受け、

その後プレイヤー達に直接体感させる為の保険掛け(逃げ道封鎖)にもなっている。


「ちょっと待って、あんたこの人しっとるん?」


すらすらと出て来る言葉に違和感を覚え、率直に言った彼女に

答えるとしたら・・・なんて言おうか?


「うーん、なんと言うか・・」


知り合い・・友達?苦労人で世話かけまくった・・・

どれも良い答えとは言い難いな。友達とは答えられないし・・・


「ちょっとした知り合いだよ、学生時代のな。ちなみに、今ので40%って

 所だ。5%のな。俺が受けたんだ、お前等にも強制で受けて貰うぞ?」


答えあぐねて居ると、普通にカゲが答えた。それとひかせない理由付けも。


「流石に回復も早いな」


ほぼ数秒で回復したカゲが関係を説明し終わり、此処へ呼んだ

説明を始めた。


「まず、今の行動は高純度のストレスに当たった時に人間がどうなるかの

 説明みたいなもんだ。当たり前だが、受ける場合はこれ以上が確定する」

「ちょっと待って?私も受けたけど、こんなには」

「そうじゃない、さっきの5%は込々の5%お前等が受けるのは

 防壁なしの100%だ。当然、症状はこれより酷くなる」

「説明」


流石にそんな物で説明しきったつもりも無いだろうと催促すると


「わあってる、途中で話を切るなよ」

「ああ、すまん」


遮った事で少々余裕が生まれたのか、先程より顔色が良くなったカゲは、

少し軽く説明を再開した。


「お前等、自分がホラー小説なんかを見るとき・・・いや、映画や

 ゲームでも良い。怖い物を見る時に何をする?」

「人にもよるだろうが」

「基本は心の準備っちゅうヤツやろな。面白いって評判なら期待値、

 逆につまらん場合はハードルが変化するなあ」

「間違ってはいない。が、ちょっと違う。ホラー映画って前提を持ってる

 時点で、既に防壁は築かれてんだ」


うーむ・・ちょっとわかり辛いな


「分かり難いなら、B級映画ってあるだろ?アレを想像すれば良い

 低予算、有って無い様な脚本、特別酷いのは家族ぐるみで

 映画撮ってる連中も居る。コレを見るのに準備が要るか?」

「いらん、ちゅうか必要ないんちゃう?」


そう断言した彼女に、チッチッと指を振り

違うんだよなぁ・・と、なんかムカつくポーズで言った。


「物には順序が有る。例えば、映画が有ったとしよう

 宣伝は上々、観客動員数も良かった。だが、作品を見た人間は

 大多数がこう言った。最低の糞映画だと、何故だと思う?」

「面白く無かっただけとちゃうんか?」

「少し違う。その証拠に、この映画を見た人間の内30%は面白かったと

 答えた。何故だかわかるか?」

「うっとおしい、どうせ予告と内容が噛み合わなかったか

 予告を作った時点と、完成時点で差異がデカくなったかだろ」


結構普通に有る。フ○ッグマンとか、予告詐欺にも程が有った。

結局何がしたかったの?と聞かれたら、子孫を残したかったんだ

やり方は間違ってたけどね。程度の塵回答しか出来ない。ふざけた

内容にエンディングが混ざり、奇妙な連帯感を持てるかもしれんが。

台詞の言い回しなんかだと普通の映画でも結構予告詐欺は多い。

字幕が別物なんてのは日常茶飯事だしな。


「正解だ、ただ、この作品の場合はホラー物を純愛ものと偽り

 ヒロイン以外全員死ぬと言う、恋愛要素を完全否定した内容だ。

 ちなみに、最後発狂した奥さんが旦那殺してエンドな。人妻好きになる

 馬鹿の話が飛躍しすぎた嫌な例だ」


そこそこ面白かったがな。と、まるで見たかのように言う影だが、

俺は知らない。周りにも知っている人はいないみたいだ。つまり、

文字通り1度見たB級ホラーを題材に使っているのだろう。


「うわぁ・・」


若干と言うかひたすら引きまくってる引き方が完全に学生の

攻略組、テイラーは置いといて、確かに酷い。内容と言うか、

予告作ってる人or製作陣に悪意しか感じない。だが、1つ疑問が残る。


「面白かったと言った人間も居たんだろ?何でだ」


そう、設定的に面白要素も恋愛要素も全くないのにも関わらず

30%の人間は面白いと考えたってのはどう言う事なんだ?


「いや、この映画は恋愛ものが5流でコメディーが2流だったんだ」


ああ、成程な。


「客層の差か」


例えば、恋愛ものを見ようとして泣ける内容を見に来た人間が

コメディーを見せられ、笑えるだろうか?答えは応、はいだ。

だが、不満は溜まる。コメディーはコメディー、恋愛は恋愛で

別の良さが有る。それを発揮できない人間が見ているとすれば、


「ああ、その状態だと思えば良い。初めて童話を見る時に

 間違って母親がグリム童話持ってくるようなもんだな」

「スプラッタか恐怖しか思い浮かばないグリムはパス」


グリム童話はヘンゼルとグレーテルなんかも有名だが

正直ホラー要素が多すぎる。少なくとも子供が見る様な物ではない。

英国だと児童向けに売ってるってのが納得いかねえ。


「つまりはそういう状態だ。楽しい遊園地、実際はアトラクション

 1つで死にかねない恐怖の館みたいに感情の落差が激しくなる。

 さっきの俺みたいにな」


数秒でカゲが表情に出す程の恐怖か、うーん・・・。


「む、無理や。私にはあれ以上は耐えられへん・・・」

「お、折れたか、それが良い。若いもんはこうでないとな」

「お前・・まだ25だろ。何言ってんの?」

「十代からすればもうおっさんに片足突っ込んでるみたいだけどな・・・

 追加来たか、良いねぇ、説明の手間が省け・・はしないか」


虚空の中、また一人プレイヤーが来たようだ。


「えと・・ここは?」


来たのは、ゲーム初日に遭った童顔の女だ。


「お疲れー、ちょっとさっきの説明を繰り返すぞ」


・・・駆け足説明



「以上だ、分かったかな?」

「ガ、ハァッ、ハッ、ハッ、ゲホゴホ!?」


運動もしてないのに過呼吸みたいな不自然な感じになってはいるが

取り敢えず説明は聞いていたようで、首を縦に振る。


「よしよし、じゃあ今回の報酬の話でもするか」

「ヘ?」

「うん?」

「はぁ・・・ふぅ・・・」


全員反応・・・はしていないが、過半数が反応した。


「巨人が出るのは予想外でな?倒したボーナスでもやろうと

 此処に呼んだんだよ。ついでに怨念の説明も兼ねてな」


ま、説明の方が主題になっちまってたけどな!と、

またムカつく顔でカゲは言い切った。


・・・・



「ムムム、見覚えが有る様な・・・」

「気のせいです」

「そう?・・・まあ良いや」

(チョロイ)


説明が終了して、報酬の話が出たんだが、一部プレイヤーの消耗が激しかった為、

休憩した後に話す事になったんだが、休憩が終わった直後に俺に話しかけて来たのが、

あの時|サディスッティック連合《マキリスと変なの》と一緒に立っていた

身長・・大体140㎝台前半の女だった。此奴も巨人に触れたのか、強いのか?


「おい、話を遮るな」

「は~い」

「何処まで話したか・・ああ、報酬の事だったな。何が良い」


ズコォ・・


「あ、アバウト・・」


普通にこの中から選べとかそんなんだと思っていたが、

非常に曖昧な感じの言葉に、全員がアッチャーと言った顔をした。


「もう1度言うぞ?決めてないんだ。だからお前らの意見を

 聞くのが早い。そう結論付けただけの話だよ」

「にゃるほど~」

「いや分かんねえよ、適当で良いだろ適当で」


ああだこうだ4,5分間駄弁って居ると、


「あ、もう時間ねえや。後1分で決めろ」


カゲがなんでもない様に制限時間を持ち出した。


「ちょっと待って、時間制なの!?」

「早よしろあと20秒」

「・・・俺好みの武器」

「・・・・・・・・・魔法製作系スキル」


ギリギリの所で何とか絞り出せた2名だが、残念な事に1人は

答えられなかった。他は紙に書いて返答する離れ業をやってのける

マメさを発揮して答えた為、最初から決めていたのだろう。


「ええと、ええと・・・」

「時間切れ、お前は運営にメールしろ。時間はかかるが他より

 良いもんをやろう」

「あ、きったねえ!!」

「差別はんたーい!」


負け犬の遠吠えでキャンキャン喚くが、


「おっし、もう戻れ、元気でな。あ、そう言えばレンお前の・・・」

「!?」

「!?」

「スヤァ( ˘ω˘ )」


・・・・



「・・・まあいいか、あいつなら耐えきるだろう。さて、どう出る?馬鹿共よ」


虚空に呟き、帰ってこない言葉を重ねて、男は祈る。

この結末を見て(・・)・・・。


・・・・


「・・・本当に戻ったのか・・・っていってええええええええええ

 えええええええええええええええええええええええええええええ

 えええええええええええええええええええええええええ!!!!!」


返って来て最初の感覚は激痛、叫ばなければ一瞬で意識が持って行かれる

程の痛みと、軽減云々言って無かったせいかダイレクトで頭に伝わる

恐怖と怨嗟、怒りをもろに受け続けた。


・・・・



「・・・・」


1時間後、完全に死んだ魚の目をした馬鹿が1人ベッドで

寝転がり、放心状態で居た。


「・・・ハ!?おうふ・・・」


痛みからの解放は、思ったより脳に良く無い様だ。


(っっぶねえええええ!!??)


苦痛とストレスからの解放は、脳内麻薬を分泌させ

強烈な快感を肉体に与える。その快楽に溺れれば

一瞬でまた気を失いかねない程の物だった。


「・・・はぁ、収まったか」


一定時間が経過してある程度収まった後、俺はあの時の事を

思い出していた。


(あんなレベルの苦痛に耐えられたのか・・・・)


痛みを受けた結果分かったのは、彼、ハクリもこの痛みを

一身に受けていた事だ。年端も行かない子が

それに耐え、悲しんだ事だ。


(それにしても、何であの子の自我は残ってたんだ?)


あんなに気丈だからと言っても、只の少年がモンスターや

混ざり合った別のナニかと張り会えるとは思えない。

やはり何かされていたと考えるのが普通か


「取り敢えずマキリ・・運営メッセージ?」


メニューを開くと、運営からの録音メッセージと書かれた

音声データが送られてきた。


「・・・」

『やあやあ、凄かったねー!』


件のクソ野郎の声が聞こえてきた。


『楽しかったかな?ワザワザ素体の中で1番甘い子の人格を

 残して実験したけど。迷いながら、泣きながら殺す様は

 やっぱり良いね~。次回はコレの比じゃないから

 騎士団長やあの人たちが居ても何千人かは死んでくれるかな

 アハハハハハハハハハハ・・・・・ブツッ』

「・・・・・ゴミが・・・」


ネットにスレッドが上がり、一瞬で埋め尽くされる。

次回襲撃と被害予想が少なすぎる事、全く思惑が見えない

割に結末がクエストに表示されている矛盾。

どうやって、召喚するつもりなのか等、無数にコメントが沸き

否定されては案が出る。どっちにせよ確認しなければならないが


「条件が違うのか?」


WAVE8までに到達出来なかった場合にもクエストは失敗する

何かが起きるんだ。だが、そこにプレイヤー以外が

行くことは絶対に有ってはならない。


「不明にしても、あの条件だけは分かってるしな」


???が誰か分からない時点で、そこへ行くのは絶対にそれに入らない

プレイヤーか、それに準ずる亜人種となるだろう(この国には居ないけど)


(どっちにせよ、難しいなんてもんじゃねえな)


プレイヤーのみでのクリアは不可能、だが

NPCを何処まで近づけて良いかも不明、詰んではいない

だが、正直厳しい。どれだけの戦闘能力かにもよるが

少なくとも前線組(攻略組)が10人は欲しい。

俺の知り合いは連絡が取れるのが2人、すぐそこに居るので確定が1人

クジ、マキリス、ミッシェルだ。特にクジはレベルも上がっているだろう


「来れば一発だろうが・・・面倒だなぁ・・・」


プレイヤーはゲームを楽しみたがる。イベントで自己主張したい馬鹿が

暴走しないとは限らない。ステータス鑑定で1発なのでそこは

大丈夫だとは思うんだけどなぁ・・・ま、ここは攻略勢に任せますか


(俺は留守番、守る方が良いな)


実力不足、言ってしまえば一瞬だが、その差は激しい。

文字通り、蟻と象の関係にも似た差が横たわっているのだから


(どちらにせよ、後40時間、リアルでも14時間以上ある。

 備えるだけ備えようか)


・・・・30時間後


「来たぞ」


風呂に入って仕事の詳細を送信

やるだけやって心にも余裕が出来た。やはり精神的にも厳しかった様で

心的療法(映画)と睡眠によってマシになった為、少し早めにログインした。


「誰が?」

「騎士団の主力・・だよ」

(ふうん・・あれ、クリスさんと・・・)

「アドルフさん!?」


ブッ!


「藪から棒に、何で騎士団師団長の名前を叫んでんだ?」

「師団長!!??」


マジか!?全然知らなかった。だが、・・・あの団員だしなぁ


(苦労人、お疲れ様です)


どうせだし、手を合わせて拝んだ瞬間


「どうして僕に手を合わせてるのかな?」

「うん、知ってた!」


目の前にアドルフさんが居た。のだが正直このパターンは飽きた。

繰り返す非常識連中(主にマキリス)はこの程度延々繰り返し

こっちが拳骨喰らわせるまで止む事無くコレ以上の阿呆行為を

繰り返していたのだ。


「ははは・・驚かせるつもりはないんだよ?」

「分かってますよ。それにしても、騎士団の主力が

 国ほっぽり出して何やってたんですか?」

「グッ、痛い所を的確に突くねぇ・・まあ良いか、東の海の底に

 リム・ナイアって龍が居て」

「今の話、もう1度」


聞き流すにはドンピシャの名前が出て来た。

これで目的が分かるかも知れないと考え、聞いてみたのは良いんだが


「・・・今回の話と何か関係あるのかな?」

「それを知る為に説明を求めてます」

「・・良いや、ミーナが信用したなら僕も少しは譲歩しよう。

 リム・ナイアについてどれくらい知ってる?」

「全く」

「フム・・じゃあ、搔い摘んで話すね。リム・ナイアとは」


正直、聞いた所で話す以外どうしようもない物だった


「その気になれば大陸を2時間で消失出来る龍の名前さ」

「は?」


そこで一旦思考が停止して、再起動したのは10秒後だった。

ケケケ、だまされる方が悪いんだ by影満


と言う事で、イベント終了時にでもアイテム付与は完了してくれるでしょう

(願望)


繋げてみたで(切りが悪かったけど、結局長くなるんだよなぁ・・)

前話が短くなったのは言うまでも有るまい(1話書ききる程何かが有った訳でも無いからねぇ)


巨人が攻撃してこなかった理由は主に2つ、攻撃すると自身にダメージが来るのと

本体が死ぬと、コントローラーの役目を果せなくなり

完全に硬直して再起動するまでに2,3分掛かる為です

(言えない、今まで完全に忘れてて急遽書いただなんて・・・)



ううむ、あの無口っ子どんな性格にするべきか(決めてない)

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