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騎士団副団長の憂鬱(団員の歓喜)

打って変わって?殆どギャグっぽくなりました(すんません)



うん、タイトル通り(回収は最後の最後)騎士団の連中が出ます。

キャラが立ちすぎてアレな連中なので態々出番削ってみました

(この後でないとは言ってない)

(さて、死ぬ気で行くとは決めたものの、辿り着く方法有るか?)


 実際問題、プレイヤー間では通信が有る。NPCも、会っていれば

 伝えられるが・・・会っていれば?


「ツテは使ってなんぼだよな。〈通信〉」


 ・・・Sideミーナ


「はい」

『ミーナちゃん、あんまり時間が無いから、1言だけクリスさんに

 伝えてほしい事が有るんだけど、大丈夫かな?』

「良いよー」


 何でかあせってるみたいなミリアちゃんとしりあいの

 おにいちゃんだし、てつだえることはてつだってあげよう!


『伝える事は1つだけ、確定はしてないが〈悪魔魔法(イビル・マジック)〉の解除法が

 今回のボスの弱点だ、全ての師団に伝えてくれ。以上だけど、

 伝えられそうかな?』


 いびるまじっく?あ!絵本にでてたとってもあぶない魔法だ。

 そんなのがつかわれてるのかー、はやく伝えなきゃ!!


「うん大丈夫、いびる・まじっくがつかわれたんだーたいへんだ

 たいへんだ。すぐに伝えておくね!」

『本来ならあまり関わらせたくない無いんだけど、お願いします。

 ありがとう』

「気にしないでいいよー、それじゃあね、またミリアちゃんの家で」

『ああ、今度は遊びに付き合うよ。じゃあね』


 ブツッ・・


「うーん、いびるまじっくかぁ・・・〈通信〉」


 ・・・・


『何だいミーナ、今は余り余裕が無いんだけど』

「ミリアちゃんのお店にいた人から伝言だよ。いびる・まじっくの

 ときかたが今回のボスをたおすカギだ。このことを

 きしだんの皆に伝えてだって」


 ちょっとおぼえられてないかもしれないけど、

 しっかりつたえられたかな?


『・・本当かい?』


 んー・・・あ!


「かくていではないけどとも言ってた」


 でも、たぶん何かこんきょが有るんだとおもう。じゃないと、

 あんなにひっしにならないと思うから。


『成程ね、分かった。皆にはちゃんと伝えておくよ。あと、今回は

 危ないかも知れないから絶対に外へは出ないでね』

「は~い」


 おねえちゃんが言ってたけど、おとうさんはかほご?すぎるんだって、

 わたし、いちおーエジルちゃんとおねえちゃんにきたえられてるんだよ?


『まだ使える人間が居たのか・・・いや、恐らくは・・・』


 おとうさんはしゅうちゅうすると周りが見えないくせがある。

 つづけてもぜったいにもどらないから、つうしんをきろう。

 がんばってね、おとうさん!!


「じゃあねー」

『あ、ちょっと ピッ』


 なにかきこえたきがするけど、まあいいやミリアちゃんは

 どうしてるのかなぁ。


 ・・・・Sideレン



「どれだけ効果が有るかは、まあ運しだいだろうな・・」


 ミーナは出来る子の雰囲気では有るし、絶対に伝えてくれるだろうが

 正直クリスの立場がどの程度かによって、ミーナに伝えた意味が

 殆ど無くなってしまう可能性も有る。ま、大丈夫か、アドルフさんも

 含めて2名は信じてくれそうだし。


「どっちにせよ、近づかにゃ始まらんか〈通信〉」


 最低限、次善と考えられる手を打つため、或る連中と

 つい昨日会ったばかりの2人に連絡を取った。


 ・・・・Side???




「クソ、全く刃が通らん・・」


 こうして現状維持を始めてからどれだけたった?全くと言って良い程に

 時間を気にしていられない程の完全に1回受けたらアウトな馬鹿げた質量が

 単純である筈の攻撃を、過分に避けさせられていた。


「まだなのか・・・チッ!」


 普段の彼からはまず聞く事の無い舌打ちをしている。

 ある程度扱かれている者達からすると、胸が透くような

 あんな訓練を当然の様にやる人間が余裕をなくしている事態に

 恐怖しているような、色々な感情が混じった気持ちであった。


「あの化物に対して最も効果的な技を持つのは、団長か〈天剣〉だが

 クソ、なんだって今のタイミングで〈リム・ナイア〉が反応するんだ!?」


 プレイヤーが聞けば一瞬で反応するであろう言葉は、それを知る

 騎士団の中ではまるで風の様にすり抜け、溶けてなくなる。


(早く速く速く!!・・・なんだ、通信?)


 噂をすればなんとやら、天剣から通信が入って来た。


「何の用だ、今は忙しい。後にしろ!!」


 忌々しい男の連絡に、内心が出てしまった事を放った後に

 感じ、その事が不快感をより強くした。なんだと言うのだ!!


『へぇ、君らしく無いねえ。そんなに追いつめられてるのか』

「分かっているなら連絡してくるな、腑抜けが!」


 何処までも気に入らない。私はこの男を嫌悪する。今まで多くの命を

 奪った者を、たった1人の赤子を助けただけで救われたような

 表情をするこの男を、この男を見てこんな気持ちになる私を!!


『いやぁ、ごめんごめん』

「それで何の用だ。お前の事だ、どうせ何かあったのだろう?」


 合理性すら欠くのであれば、直にでもこの男を騎士団から追い出す。が、

 そんな事は今まで一度も無かった。そして、あと10年は不祥事など

 起こらない事も、嫌と言う程に知っていた。


『うん、匿名の情報なのだけどね?今回の君たちの戦ってるモンスター

 〈悪魔魔法イビル・マジック〉で出来てるみたいなんだよねー』


 ・・・全く淀みのない言い方をする、調べた後か。


「・・・まだ生き残っていたのか」


 我々の先祖が、その魂をもって永久に封印した一族、忌むべき災厄を

 引き起こした悪が・・・。地獄で眠っていれば良いものを。


「つまり、あの化物を殺すには」

『頭に触れればオッケーみたいだねぇ、情報共有も含めて頼んだよ』

「・・・了承した。その任、命に賭けて遂行しよう」


 この男の頼みだろうと、任務となれば必ず実行し執行する。

 それが私の、最後(・・)に残された矜持なのだから。


『宜しくねー、あと、団長から伝言。この件が終わったら

 一杯付き合え、頼んだよ?だってさ』


 ・・・成程、その言葉の意味、確かに、


「了解した。必ず行きますと伝えておけ」

『はーい、じゃあね』


 ピッ・・


「此処ではまだ死ねぬか、それもまた良し」


 彼が付き合えと言った。つまり、この戦いで死ぬことは絶対に

 許されぬと言う事だ。ならば、必ず全員生き残らせ生還しよう。


「ククク、ハッハハハハハハ!!!」

「副団長が壊れた・・・」

「いや、アレは師団長が関係してるだろ」

「あの人、団長絡みだと見境ないよなー」


 なんだかんだ、ある程度余裕の有る騎士団の面々であった。


 ・・・・一方その頃


「何だあの魔王の高笑いみたいな音は・・」


 マキリスとクジ、後イチノジとミッシェルに連絡を取った俺は

 皆に協力して貰い、防御魔法とありったけの補助スキルで

 補強して来たわけだが、完全に無駄足だったかも・・・。


「あの高笑い、多分問題の解決方法が分かって歓喜した

 どこぞの馬鹿がやった事だろうし、もう帰っても良いが

 どうせだしムービーにして掲示板にでも貼っとこ」


 どこの馬鹿があんな声を出せるのか、私気になります。・・・野次馬根性

 ここに極まると言う言葉が思い浮かんだので、黙って行こう。



 ・・・・Sideどこぞの馬鹿



「頼んだぞ、騎士団部隊長共」


 ランキング(・・・・・)に参加しない代わりに団長が自ら鍛えた騎士団内

 最強の6()人は、各々独特の連中だが、仕事はこなす。

 その点に於いての心配は全くないと断言出来た。


『応、まっかせとけぇー!』

『面倒だけどやっとく~』

『アレを殺せるなら何でもやるんだけどなぁ・・・ま、今回はタダ働きしとくね』


 ピッ・・


 あの性格破綻者はともかく、他の連中は仕事だけは出来る。

 最低でも自分達のするべき事はやってのけるだろう。


「後は・・あのデカブツか・・」


 元人間の化物、異常な数の融合はそれだけで

 肉体を侵食し、存在するだけで無数の件に刺された様に

 錯覚する程の激痛を伴う。


「終わらせてやるのがせめてもの情けだろう」


 許せとは言わん。命を奪う事は等しく悪、その生命も

 背負おう。私が死ぬとき、その業を背負って来世も生きよう。

 それが私・・いや、騎士団の存在する理由なのだから


「さあ、始めようか。終わったら祝勝会だ」

「副団長の奢りですか?」

「ああ、終わったら奢ってやる。だから今日は死ぬな」


 団長からの命令だ、否定も疑問も許さん。


「「「よっしゃあああ、副団長の財布、からっけつにしてやる!!!」」」

「意味不明な所で一致団結するな愚か者共が・・・」


 何故私の部下はこんな事で叫ぶものばかりなのだ・・・愚かしい。


「絶対帰るぞ、新人共も分かったな?」


 副団長の見えない場所で、数名の団員が新人を勇気づける。彼らは

 直属でもなんでもないが故に、誰よりも副団長をそばで見た者、

 故に、その言葉に誰よりも使命感を持っていた。


「「はい!!!」」


 こうして、結束力(日頃の復讐)を強めた騎士団メンバーは、完全に生き残る

 つもりで向かう。その覚悟を胸に()。

うん・・まあ・・うん・・良くやったんじゃないかな?(最後ら辺は別として)


トップ勢と準トップ勢を当たり前の様にこき使う系主人公

うん?普通な感じがして来た・・・

(他作品は主人公がトップ勢なパターンばっかだけど、それにしても

 他のトップ勢が殆ど書かれないとか言う

 あり得ない事態に発展とかするからなぁ・・)



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