戦闘と絶望
さあさあ御立ち有れ、世にも微妙なレギオン戦闘だよー
(本当に微妙な仕上がりだぜ・・・)
今回は適当に流しますが次回辺りは1万文字目指して
頑張ります(多くなるだけじゃあ問題外なんだけどね・・・)
「おい!!!!」
「ハッ!ヤベ、意識無くなってたっぽい」
クジがしているであろう事を想像して、現実逃避に全力を注いだが
まさかまさかのミッシェルに起された。戻って来たのか。
「俺はもう行く、来ねえなら黙って街にでも引っ込んでろ!!!」
言いながら前線に突っ込み敵を蹂躙する中、俺は妙な感覚を覚えていた。
(何であの場所だけ無傷なんだ?)
1か所、ほんの数十m程度ではあるが、前線にも拘らず
全くと言って良い程傷ついていない場所が有る。いや、そんなはずは
無いので、再生している可能性が高い。いままで見たモンスターでは無いが
・・・さて、
(確認してみるか)
「〈風の刃〉」
ザシュ・・
確認のための一撃だった、だが、その効果は予想外の結果を生んだ。
ウゴアアアアアア!!??
「「「「!!!!!?????」」」」
「なんじゃありゃあ・・」
土塊の塊、ゴーレムと呼んで差し支えない人型の巨人が現れた。
「質量は・・・ええい面倒!少なくとも100tだ。倒すときは
こいつが土塊に戻るのも計算に入れろよ!!」
「「応!」」
迅速に、周りに被害を与えないように戦わなければならない状況が、
2名のプレイヤー以外の介入を拒絶した。
・・・・
「迅速・・ではあるが、無理だな」
常備歩兵500、プレイヤー1900、騎士団員120、冒険者も足して
計3000人弱現在までに戦闘を行ったのは冒険者とプレイヤーのみで、
1000弱程倒した。だが、参加プレイヤー人数に難度が組み合わさる
システムであれば、単純に考えて1900×3分の難度による何かの手によって、
現状でも微妙に押され気味な状況では、侵入される落ちが見えていた。
「仕方ない・・か〈通信〉」
『誰ですか?』
「ああミリア、ちょっと問題が有ってな。これから複数のモンスターが
町に入る。だから、出来れば治療用の回復薬を必要になった時、
届けてくれるか?」
『はい、です「助かる、頼んだ」』
ブッ・・・
「さあ始めよう、クジの事は後でも良いだろ〈解放・黒・ヴィル・白〉暴れて潰せ
〈筋力強化〉〈足筋上昇〉〈全耐性微上昇〉〈耐久上昇〉〈演算速度上昇〉」
「ガアアア!!」
「〈水針〉〈魔法の手〉〈雑音〉」
目の前の敵へ放つ魔法は協力でなくても良い。その隙を突く味方さえいれば。
「グググ♪」
はてさて、俺のパーティーは何処に消えちまったんでしょうかねえ。
自分勝手な連中多過ぎ。リンクス以外誰も居ないとか・・・。
・・・・
「それにしても、凄まじい数だな・・」
プレイヤーを含めた総戦力の倍以上、1体1体は倒せる程度の
強さだが、孤立させて囲む術を持っている。
(まあ、そこら辺は上位勢が頑張ってるみたいだが)
文字通り敵のど真ん中に突っ込んで高火力魔法で吹き飛ばす
風雷や、良く見えないが剣戟の様な物で敵を切り刻む男
それぞれが1人でも厄介であろう集団のチームはそれだけで強みとなる。
「そこー、右に回避〈風の刃〉」
ザシュ
「2人で仕留めろー、ソイツ結構速い〈速度上昇〉」
俺の役目は敵を減らす事だ。その為に味方の援護と敵の情報の分散による
戦力の見極めが先決と考え見える範囲での見方を助けつつ、一応
戦術を成り立たせている疑似レイド用ギルドマスター元に情報を出す。
「戦力が全然足らん、とっととよこせ。既に何体か抜かれてる
こっちが無理なら街の中に早くしろ。 一般人だとアイツ等でも
殺せるぞー」
戦いにおける、戦闘のイロハなんてのは別のプレイヤーに回せば良い。
俺の取れる手段は、崩壊しそうな戦線の維持と、維持しきれない
場所をプレイヤーの統括に任せる事だけだ。
『・・・了解した。既に他の戦線でも被害が拡大しているが
終わった北側の戦力を一部そっちに回す。後は街に出すから
その後の増援は期待するなよ』
了承の言を聞き、北側の終了を確認し、大きく息を吐き
もう一息と気を取り直す。
「上出来、ふぅ・・・・さあ、もう一息だ。お疲れさん、リンクス」
『ウェーイ、やったね(@v@)』
『お疲れ様です』
ハイタッチする俺等だが、メルリアが隣で少ししょぼんとしていたので、
ジェスチャーでこいやー。とやってみる。合流してからなんか元気ない
メルリアに、気にしなくても良いのにな。と思っていた。
「・・・ん!」
パチッ!
少し控えめに来た彼女の音は、やはりと言うか、あまり響かず。
隣のリンクスがにやけているのがなんか癪だったので、お前もだー。
と、そのままメルリアの体勢を変えて押し出す。
『やるー(^.^)』
「ひゃっ!?」
バチン!
愉快そうに両手を差し出したリンクスに捕まろうと手を伸ばすと、
片方だけ振り上げ、もう片方で抱える様に腰に手を掛けた。うん?
なんか聞き覚えが有る様な声が・・・気のせい?
「イチャイチャしてないでやるぞ、まあ、もう終わりそうだが」
『うふふ~、今度お返しするから覚えといてね(@_@)』
『・・・同じく』
両者の態度差が酷い、リンクスほぼ動揺してねえだろ。自重しろ。
「ま、良いか。ヴァイス」
「ホー、〈広域雑音〉」
・・・・
「1回目、しゅうりょおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「「「「おっしゃあああああああああああああ!!!!!!!!!」」」」
「総戦力15000以上、第一Wave終了か・・・長かった・・」
凡ミスでプレイヤーが数十人ほどやられたが取り敢えずは終わった。
出ていない汗を拭うもの、泥をタオルで拭く者と、様々な
反応が見て取れたが、次の瞬間、停止した。
『第1回終了を確認、次回襲撃は11時間後となります』
「「「「!!!!!!??????」」」」
短い、いや、今は長いと言うべきか現在時刻22:17(現実時間で)
つまり9時過ぎに襲撃が来る。普通に考えれば喜ぶべきだろう
Wave数が8でなかった場合は。
「クソが、明後日ならまだしも。運営め・・・」
「どっちかって言うとAIの方に責任が有ると思うんだが・・」
致命的だ。恐らく、頻度はこれか、それ以上に早くなる。
物理的に睡眠時間が必要になる人間は、このゲーム内での睡眠も
可能ではあるが脳と言うインターフェイスが絶対的に存在する。
つまり休まねば普通に死ぬ。最近は軽減されたんだが、それでも
かなりの倦怠感を伴う為、やる奴は皆無に近かった。まして、
この空間での時間経過の概念が、その事をより深刻化させる。
「さて、どうしようもないなぁ・・・」
一部プレイヤー以外はタイムスケジュールが存在する。
その中で生きている彼等にとって、このイベントは絶望的だ。
無い時間の捻出、これ以上に彼等を困らせる物は無いのだから。
「詰みだな、寝よう・・・」
どうせ明後日から2日は休日だし、多分現実時間で48時間
は大丈夫だろうから、会社行って帰ってから適当に徹夜すれば
多分平気だろう。
「〈メッセージ〉」
こうして、パーティーメンバーに説明し、最低限
やる事はやって、ゲームを終了した。
・・・・
「マ゛ジがよ゛・・・ケホ」
翌日、俺の体調はすこぶる最悪だった。
「あー、メディカルチェック」
『了解、診断中・・・・』
(早目に起きたから良かったが、何処で貰って来たんだ)
電車の中でうつされる事も良くあるので、仕方が無い事なのだが
それにしてもはた迷惑な話だ。そうこう考えている内に
診断結果が出た。
『病名、神経痛を伴うインフルエンザ』
「あ・・・は?」
・・・・Side???
prururur・・
ガチャ
「はい」
『御剣、今日休む゛がら宜しく。診断書はも゛う送っといた゛』
「え、本当ですか?貴方が休むなんて珍しいですね」
『ああ、じゃあな゛』
「了解しました。養生してくださいね」
『頼んだ』
ガチャ・・・
「さて、久時君も休みの様ですし。こっちはともかく
何かありましたかねえ?」
考えても詮無き事か、そう結論付け私は仕事へ戻る。
「安住さん、人事部の連中にコレをあと、進捗度合の確認
誰もしないなら私がしますが出来るならやっといて下さいね」
「「はい!」」
やるべき事をやるべき時に、人を使うのは難しいですが
やはり楽しい。さあ、今日のノルマを達成しましょう。
・・・・Sideレン
(結局来てしまった・・・)
正直な所、全く悪い選択ではないし、医者に行く必要も無い。
一応、コクーン型はメディカルポッドの役目も果たしてくれる。
なのでここに来るのは最良の選択肢の一つではあるのだが。
「そっち行ったぞー」
「人数足りねえ、とっとと来い!!」
「こっちも居ねえんだよ、なんとかしやがれ!!」
止むことない怒号が、周囲を占拠していた。
(来る必要はあったんだが・・・まあ良いか)
取り敢えず回復職&支援職らしく行くとしようか。
ハハ、このプレイヤー殺し(時間の概念)め強えじゃねえか(ほぼほぼ無敵)
これでも分かる様に、基本的モンスターは雑魚に近い物で
騎士団の中でも、微妙に強い人なら1発1殺は可能なのですが
完全に数の所為でタコ殴りに遭うのを怖がって
どうしても引き気味に戦ってしまっています
(当然だよね、1回死んだらそれまでなんだから)
次回、レン、死神と会う?乞うご期待




