やる気のないワン公
今回、めちゃくちゃ短いです(書けるだけ書いてコレなもんで・・・
前回でネタが尽きた!!)
「クアー・・・ムニャムニャ・・・」
目の前に立つ犬は、俺達を意に介さず両眼を閉じたまま
寝息を立てていた。
「うーん・・・なんて言えば良いんだか・・」
「可愛い!!」
モッフモフの毛並みは勿論、愛くるしい目や
愛嬌溢れる顔立ち、そして1番面白いのは
「サイズと脚を合わせんかい!」
ダックスフンドか!?と言いたくなる程足と胴のバランスが
全く釣り合っていない状態に半狂乱の女性陣を置いて
ツッコミを入れざるを得なかった。
「本当に、本当に近づいたら駄目なんですか!!??本当に!?」
「駄目ですって、どんだけ埋まりたいんですか!?」
大事な事なので3度言ってる女連中は置いといて
本当に害有るの?レベルのワン公(笑)に近づいてみる。
「あ、ちょっと!?」
「手触りは・・・ツルツルだな。良い毛並だ」
周りから私もー!!とか聞こえて来るが、止められて
全く近づけない面々は放置して、ちょっとだけ危険を犯してみる
「<条件接続>・・・ハァ・・・」
MINの数値は多分俺のINTより上だろうから、単に抵抗する
やる気が眠気に負けた感じだろう。流れてくる感情が殆ど
寝たい、面倒、絶対動かないぞーの3つしかないし・・・
「大丈夫なんですか?」
「ああ、安眠妨害の妨げにならなければ何しても大丈・・来るなー!?」
確認を取れた瞬間に獣共が一直線に俺を吹き飛ばし、ワン公こと
<ベリア>に群がっていた。
「グフッ・・・・悔いしかない・・人生だった・・」
ガクッ・・
「レンさーん!!??」
「やってる場合か!」
ピシャッッ!
「いったいなー!?叩くなよ、冗談だろ?」
「取り敢えず、アレを止めるぞ!」
ちゃんとした組に言われるまま引き剥がそうと行くのだが
舐めてました。皆超強い上に半狂乱なもんだから
向かう人全てが宙を舞い、気絶しながら1人づつ確保していった。
・・・・
「あのー・・・どっちが敵!?」
軽い小突き合いから始まった戦闘は、地面にクレーターを作り
周囲の木々をなぎ倒し、結局ベリアに取り押さえられることで
終息した。
「むー・・・無念」
「ふあぁ~・・・わふん・・あうー?」
「は~い」
「何で返事してんの、意味分かるの!?」
「うん、眠いから邪魔しないで、あっちに広い場所有るから
やるならそこでね?だって」
ううむ、それっぽい。基本的にベリアの脳内に有るのは睡眠欲求と
自堕落感丸出しの養われたいとか、人間感出過ぎて人間から
モンスターになったと言われても信じそうになる物だった
(そんな例は確認されてないが)
「うーん・・・大人しい」
「撫でるのも許容してくれましたし、良い子ですねー」
結果、なんだかんだ弄ばれる事を許容したベリアが
モフり勢に蹂躙され、眠っていたとさ。
・・・・
「どう言うこっちゃ!!??」
ううむ、さっきまでの戦々恐々感はどこえやら
和み、茶をすすり、暫し休息を楽しんでいた。
「hahaha、すごく分かり易く緩んでやがる」
肢体を見せ、軽く顔が蕩けている顔が並ぶ中
そろそろ面倒臭くなって来たので、一発で解決できる方法を
実行に移してみた。
「〈使役〉ははは、皆死んでまえー!!」
単純な話、テイム失敗による敵対で終わらせようとしたのだ。
「ま!?」
なのだが・・・
「あ、あれー?」
『テイムに成功しました。ステータス・・・開示不可』
めっちゃ普通に成功した
「確率的には天文学レベルになって・・・あれ?」
成功した訳ではあるが、限定的な物らしい
ステータスは勿論、殆ど繋がっている感じがしない
(しかも隷属では無く完全に自立してるな。
これだと一瞬でテイムが打ち消されるかも)
余りに強力なモンスターを使役する時に良くある
モンスターの自意識が魔法そのものを打ち消す現象だろうか・・
強・・・・力?な見た目は放置するとして正直そんなのどうでも良いから
再開しようぜ?と提案しては却下を繰り返し、それだけで1日が消えた。
いやマジで、軽く格上だらけの地域行ってギリギリの戦いを繰り返して
帰ってきてもふっつーに終わって無かった。
そして、マスコットキャラの一員として認識されたベリアは
時折掲示板にその姿を映されては、移った場所の周辺で
モフられているようだが、それはまた別の御話し。
そして3日後、ベリアは別の国へ行ったとさ
(テイムなんぞ何の枷にもなってないし、基本が眠いだけの子なもんで
ついに1回も呼び出すことなく終了しましたねぇははっ(呆))
ランキング上位50人の過半数とは書きましたが、母数286人なので
人脈を辿るとみたいな感じなんですよねぇ(知り合いの知り合い的な)
姿を現した理由も簡単で、寝るのに集中力使いたくないから
みたいな感じで、基本が睡眠欲、次に自己防衛みたいな?
(流石に脅威でも有れば別なんですけどね(汗))




