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16.執着のケダモノ

※色々やる為の溜め回みたいな物です。面倒なら読み飛ばして良いタイプの

お話なので、特に気に止めなくても大丈夫な回になります。


「ん、んまい」


 ・・さてと、現在午後7時05分、特に何も考えずに家を出たが、

 若干帰りたい(アホ)。映画の公開日間違えてて劇場前で

 気付いてしまったので、ただ帰るのも・・・ん、誰から──


(・・・お誘いはありがたいが、(あね)さんは

 あんまり得意じゃないんだよなぁ・・・お、近場にカゲ居る。呼ぼ)


 軽い中間報告の催促も来てるし、丁度良い。ついでに夕飯食べよう。


 ・・・・



「久しぶりだなぁカゲ、元気?」


 待ち合わせ場所に着いた所、既に仏頂面で座る巨漢が1人、

 カゲと声を掛けられたその男は、不満気に首を傾ける。


「ああ、その久しぶりの男に無茶な注文してくれやがったなぁおい。

 先頼んどいたからな、コラ」

「すまんすまん、ちょい急ぎだったんだ。うち(・・)お転婆(アリス)

 解析依頼受けてたのと、おまえんとこのシーズンパス、発売日までに

 可動可能機器で予約しないと購入できなくしてるからだぞ。なんだ

 あのシステム?」

「知るか、マーケティング部門に聞け」


 むぅ、解析の依頼主お前さん経由だったはずなんだが・・・。


「・・・まあ、いつもの事だし気にはしねえよ」

5年前(・・・)までは本当に助かりましたスミマセン」


 直近2年前に限定のデバイスを定価で予約させた位だから、許して下さいな。


「気にしちゃいねーよ、で、自分ルールで恩返ししてる

 克己君よ、どれ位返せたと思うかね?」

「わかんね、6割くらい」

「しつれいしま~す、Aセットと・・Bセットお持ちしましたー」

「どうも、・・めっちゃ返してんじゃねえの。こっちAで」


 あ、ズルい、美味しそうな方取られた。


「・・あ、ありがとうございます。・・・お前の所為で

 実感あんまり無いんだからな?ちょっとは罪悪感持ってよ」

「ご注文の商品は以上でよろしいでしょうか?」

「はい、間違いないです。・・知るか、要らない恩返しを他人に

 してんのはお前だろが」

「では、失礼致します」


 実際、返すアテの無い類の恩では有るのだが、だからって

 その分他人でも助けりゃ良いんじゃねーの、知らんけど。は

 割とぶん投げ過ぎだと思う。


「で?」

「でって、ああ、・・・カラオケでも行くか?」


 ズルッ!


「案件の話だよ。分ってやってんだろおめー」

「はいはいそっちね、・・・アリス曰く、ガワだけご立派なハリボテ

 って印象らしい。・・・あ、これ苦手、あげる」

「いらね・・っておい、皿にのせるなコラ。子供か!」


 カチャ


「今回はちょっと大変だったんだよ~、アリスのやる気

 ほぼ死んでたからお菓子で釣ったんだからな?」

「食事を教えた方にも責任が有ると思うんだが?」


 正確には、食事も人格形成に必要なんじゃないかと

 色々教えてたら、地味ーに有機物を食べてエネルギーに変換する

 起動人形が造られたため、実際に食べられるから時々

 買ってきて渡している。なお、めえええっっっちゃ!

 貸し出しにお金掛かる。


「結果国内最高峰の美少女が出来ましたが何か?」

「自画自賛にも限度があるぞ、あの性格で最高峰とか大分片腹痛い」

「あ、お前そゆ事言っちゃう?」


 高橋〇美子先生リスペクトキャラクターに文句あるってかこのやろー。


「お前にセンスなんてないだろ、自覚しろ」


 カチン


「あん、喧嘩なら買うぞこのやろー!」


 否定し難くても否定されたくない事実の一つや二つはあんだぞてめー。


 ・・・・数十分後



「ダセェ・・」

「俺の勝ちだな、これはもう勝ちで良いだろ!!」


 食事を終えた俺達は、ショッピングモールに来ていた。


「服のセンス白黒の無地に価値とか言われたくないんだよ。

 このパンダ野郎が!!」

「だったらお前は色多すぎな。虹じゃねえんだよ玉虫野郎が!!」


 どっちがファッションセンス良いかの勝負だったのだが、

 どっちも極端で正直勝負になっていなかった。


「おうおう無難にまとめてりゃあ良いと思いやがって、

 このファッションセンス(笑)がよお!!ボーダー

 着てんじゃねえよボケナスぅ!」

「はあ!お前には言われたくないですー。あ、これとこれ、

 まとめて会計お願いします。キャップ以外センスゼロだろこれ」

「袋2枚下さい。ただただ無難にまとめるお前より挑戦的だろうがよぉ!

 コレでセンス(〇)とか笑わせんな」


 会う度にこのプロレス始まるからまとめて誘われんのよな。

 唯一誘ってくれる所だと(あね)さんのとこ位か。


《お会計36200円になります》

「カードで」

「金無いんじゃねえの?」


 もっともな質問だな。


「大丈夫、部下に奇抜なのと黒頼まれてたから経費で半分落とす。

 後で着てる写真適当に送ってもらえると助かる」

「守銭奴だなぁお前」


 心外だ、謝罪を要求する。


「部下に渡すんだよ、経費の引き落としすらサボるから

 勝手にやらねーと金欠で干からびたぽんこつが栄養失調で倒れる」

「そんな熱心に仕事する奴居るのか」


 ピロン


「気質だよ、妥協出来ないだけ。あいつ納期守らねえし。・・・ん」


 代わりとばかりに風俗大好きな奴に付きまとわれてるのは

 ちょっと可哀想だが。だってあいつ放っておくとゼリーだけで

 食事終わらせようとするからな。


「そりゃ難儀な性格だ事で」

「そろそろ帰ろっか」

「おう、また部屋汚くなったら連絡寄こせや。業者に即電話してやるよ」

「余計なお世話・・・──帰る前にちょっとだけ野暮用頼んで良いか?」


 着信したメッセージの内容は弟が帰り遅いから位置特定して。

 と言う意図が分からないものだったが、位置が位置(・・・・・)だけに

 声のトーンが下がる。


「あん、その歳でお使いでも頼まれたか?」

ユウ君(久時の弟)が帰ってこないから探して欲しいってよ」

「優が遅帰りか、彼女出来たとかだろ。顔良いし」

「それでも連絡しないのはらしくない。うちの製品の被験者だから

 位置情報はすぐ分かる。と言うか、割と近場だ」


 正確には、最後の(・・・)位置情報だが。少なくとも10分以上

 信号が途切れてる。妨害電波でも出てるかと思ったが、そんなことも

 無いみたいだ。


「もし女と一緒だったら帰るぜ俺───」

「頼む」

「分かったからさっさと行くぞー、ったく、過保護な奴多過ぎだろー」


 ・・・・二十数分後



「なあ、もし女だったらどうする?」

「久時にチクる。朝帰りやったら久時のお母さんにも話す」

「うわぁ・・・」


 そこ、やり過ぎって顔しない。久時家出てるから関係無いし、

 ニヤニヤする母親見るだけなら大丈夫だろ多分。いや、

 確実におじさん(・・・・)含めた親戚中にバレるけど。


「心配させといて無責任な事やるなら相応に傷付けば良いんだよ。

 特にユウ君は絶対に許容しないし出来ない」

「お前、身内に厳しすぎないか?」


 そう、なのかな。当たりはとても強いかもしれない。

 絶対に無いんだけどな。場所的に(・・・・)


「おいおい、久時の家の近くまで来ちまったぞ?」

「ああ、あと10分道なりに行くと塚本邸だ。ほれ、行くぞ」


 目標の信号がロストした場所には公園があり、ユウ君の通う塾からの

 帰路にも丁度良い通り道だ。帰る途中で巻き込まれて何か

 起きたっぽいからカゲに着いてきてもらったが、・・多分正解かな。


「はいはい・・・・ん?」


 スンスン


「なんか、匂いしないか?」

「〈権限移譲:公共施設、中央公園カメラ〉アクセス・・なるほど、

 全然見えん。妨害されてるか、壊されてるかだな」


 共有したカメラ映像が砂嵐になったの久しぶりに見た。


「なるほどなぁ、つまり───」

「お前の出番ださっさと全滅させてこい!」


 用心棒任せた!


「・・・お前、キライ!」


 ・・・・Side???



「はぁ・・まだやるんですか?」

「ぅ”・・・」


 閑散とした公園で、傷だらけの男2人がガラの悪い集団に囲まれていた。


「図々しいんだよ、殴られてるだけのくせにさあ!!」


 ガッ!


「っ──流石にもう帰りたいんですが」

「じゃあお前だけ帰れば良いじゃん、バ カ な の ?」


 巻き込まれた彼に庇われ情けなく倒れ伏す弱虫、それが僕だ。


「正義感働かせるにしても殴らない動かないとか岩かなんかかよ。

 うざってぇ」

「気に入らないので嫌です」

「・・・もう、良いです。行って下さい」

「何でですか、ボクは君の──」

「いい加減にしてくれませんか!!」

「───」


 彼等の目的は僕だ。数名の連れを含め、見た事も無い顔だからわかる(・・・)


(つづり)に何を貰ったのか分からないけど、あんまり無関係な人(・・・・・)

 迷惑かけないで欲しいんだけ───ッ!??」


 ゴシャッ!


「っ────!」


 名前は確か、塚本(つかもと) (ゆう)、クラスメイトだから助けてくれた

 んだよね。でも大丈夫、慣れてる(・・・・)からもう良いんだよ。


「君は」

「何勝手に決めてんだぁテメ”ェ”!!!」


 ゴッ!!


「ガッ───!??」

「抵抗しても良いんだぜ?確かおまえ、道場の跡取りだかだろ」

「残念、だけど、ボクは違うよ。暴力も嫌いだ」

「ねー、もう良くない?可哀想だよ~♪」


 その言葉、鉄バットを振り抜く前に言ってくれれば100点をなのだけど

 やっぱり───


「こういう人種は好きになれないな(ボソッ」

「あん?・・・何か言ったかお前?ッチ、貸せ」

「あ、まだ吸ってるんですけどー!」


 ジュッ!


「あづっ!??」

「タバコ押し付けただけだろ。喚くなゴミ屑がよ」


 グシャッッ!!


「ッ────ァ”!???」


 末端神経から送られる熱量が全身を燃えるような熱さで

 駆け巡り、瞳孔の開いた塚本くんが握り拳を作った瞬間、

 その男は何の気なしに現れた。


「ユウくん、どしたんよ?」

「あ”ん”?・・誰だおっさん」


 グッ!


 バットに力を籠める青年に、男はつまらないと肩を落とす。


「面白い事してるねえ君達、2人・・いや違うか。1人を囲んで

 集団暴行かい。良い趣味だ。・・・ガキなら要らねえか」


 カチ、スッ・・


「何で此処に入れて──」

「いやいやいや、君達が案ずるべきなのはそんな事じゃない。

 だろ?だってさ───」


 ガシッッ!!ストン


「ぇ・・え、え、へ、はあ??」

「あと5人」

「なにしてやが「珍しいねユウ君、やるんだ」──ッ!??」


 ドッシャアッ!!


「やり過ぎないようにね、君、身体能力だけならアスリートだし、

 才能と血統は最強だから」


 締め落とすまで7秒か、やっぱこの家系頭おかしい位強いなおい。


「この!!」

「危ない!」


 ドンッ!


「ガキが、先にくたばれ───」


 ガキャッ!


「ってぇなあ!!?・・・どうしたってこう、人様に迷惑掛けないってぇ

 努力が出来ねぇ人間が多くなるんだろうナァオイ?」


 ゾクッッッ!!?


「なん・・・ッ!」


 ストン・・


 向けられた敵意・・いや、殺意に瞳から液体が溢れる。

 少年を助けようと中途半端に受け流し損ねた腕は真っ赤に腫れ、

 表情には苦痛がありありと滲み出ている。しかし、青年は

 その男から逃げるように背を───


「フゥ~・・・危ない危ない」

「は?」


 バキィ!!


「隙あ「ねぇよ」ガフッ!?」

「わり、死なせる(・・・・)ところだった。ふいーせーふ」

「どっちが危ないんだか分かったもんじゃねえや」


 何かを握った克己の拳を遮る様に、青年の顔面へ影満渾身の

 蹴りがクリーンヒットし、振り上げられた脚に組み付こうとした

 別の青年へ踵落としが決まる。


「・・今度は何造りやがった?」

「磁気反射装置と暗殺者ブレード(注射器)、実験中だったから

 致死量の鎮静剤が全部入るところだった。あっぶな、片方でも

 起動してたら人間砲台か永眠させてたかも」

「物騒の極みだなお前・・」


 その殺意を受けた者は知っている。この言葉は嘘だ。優しく、

 とても分かり易く教えてくれているだけだと。


「良かったなぁ君達、もし間違って反射方向を変な向きに起動したら

 ヘタして壁に激突してた。注射器もそうだが、とても運が良い」


 具体的な死のイメージを。


「や、やめ・・・て」


 ダッ!


「あ・・・」


 か細い声で一方的に繰り広げられる暴力を制止しようと

 懇願する少女の隣で女の後ろに隠れていた男が少女を突き飛ばし、

 走り抜ける。速いな―、追い付けん。じゃあ


「おーい、大事なもの置いてってんぞっと」


 カッキーン!!・・・ゴッ!


 おし、ボール持ってる奴居て良かった。痛そうだが逃がす訳にも

 いかないしな。さ、この子はどうするか。


「もうちーとマシなの見つけた方が良い。人生の勉強は大事だが、

 出来れば少ないに越したことも無い。だろう?」


 スッ


「ヒッ!??」

「怪我は、無いか。先帰っても良いぞ。だろ?」

「・・はい、首謀者はまだ気絶しているので」


 ユウ君からの許可も貰えた。もう一人には悪いが、無関係っぽいし

 良いだろう。一応顔の照合も終わってるから後で呼び出しも・・・。

 記録媒体まで障害喰らうのか。写真だけとっとこ。


「だそうだ。次見つけたら保証は出来ないから、な?」

「・・・」

「気が変わっといた方が良いか?」

「失礼しまう!」


 ダッ────


「お前鬼だよな、そういうとこ」

「選ぶのはあの子だよ。影満、データベースに補導歴と指紋を

 追加しただけだ。次が無いなら大丈夫、精々学校呼び出し1回だろ」


 これでノーダメージとか思ってると詰むから、出来れば

 早めに輩共との距離感を掴んで欲しいものだ。あと、タバコ吸ってたのも

 報告いれといたから、やめられてたら良いなー。


「じゃあ、ここからは国家権力に台頭願おう」

権力側(・・・)がほざくな」

「茶化すなよ、うちは社長と他数人とアリスだけ(・・)だ。あーカゲ、

 映像取得申請と、ついでにうちからのアクセス履歴消しといて~」


 公共機関の履歴残さないと処理メンドイ。


「十分だと思う」

「だよな。お前んとこ世間一般の方々に紹介するの滅茶苦茶面倒な

 技術多すぎだろ。今申請した」

「ありがと~、ユウ君とー、名前なんて言うのか教えてもらって良いかな~?」


 ・・・・10分後



「はい、はい、詳しくは被疑者兼容疑者の彼等にお話を聞いてもらえれば」

「聞きたい事は以上になります。会社への報告は?」

「既に終わらせました。あと、どっちか分かりませんが、周囲の

 カメラ映像がロクに機能していないみたいなので、不具合の原因調査も

 可能であればお願いします」

「カメラ映像へのアクセス権を?」


 あーやっぱそこ突く?じゃあ隠れ蓑さん、頑張ってー。


「えー、それはこちらの」

「申し遅れました。ATC第一支部・支部長の五木影満と申します。当該エリアの

 監視映像につきましては、こちらで申請したものを取得する方法での

 映像録画をさせていただきました。詳しくは貴社にご連絡をお願いいたします」


 正確に言うなら、影満の第一支部はセキュリティ部門が無いので

 ちょっと引っ掛かる筈だが、あんまりその手の話に明るい人も

 少ないだろ。


「今確認を・・取れました。被疑者数名から抗議の声が上がっているため、

 近々連絡が行くと思われます。個人番号の方が宜しいですか?」

「会社にお願いします」

「うちも会社に直接で大丈夫です。怪我は軽い打撲以外させていない

 筈なので、集団暴行の現場を見た。と言う点だけはお忘れなく」


 どうせ御剣さんや波気さんにはバレるから先に伝えてもらった方が良い。


「はい、勿論です。ご帰宅は送迎しましょうか?」

「大丈夫です。我々割と近くに住んでいますので」

「了解しました。お気をつけてお帰り下さい!!」


 ・・ん、なして君も残るんかねもう一人の被害者くん?


「君もこの近くに住んでいるのかい?」

「いえ、ちょっと腫れが引くまで帰れないので」

「・・あー、これは酷いね。少し時間を置けば残るような傷では

 無いはずなのだけど、・・・少し、話を聞いて良いかな。

 失礼、西藤克己です、好きな様に呼んでほしい。葛城君、で合ってるよね?」

「良いですけど、あんまり楽しくないですよ・・?」


 ・・・・十数分後



「んなるほどねぇ」

「僕が我慢していればひどくならないですし、別に変わらなくても」

「ぃ・・ん」

「元々僕が変な事したのが悪いって言うのも」

「気に入らない、ねぇ」

「え?」


 昔々のすれ違い話、言ってしまえばそれだけなのだけれど、

 それをそれだけ、と言うのには少々時間が経ち過ぎた。

 小学校から高校までつらみばかりの逆恨みとはちょっと重すぎて

 胃もたれしてくる。


「少し賭けをしないか、葛城少年?」


 この提案は君の為ではなく、自分の為だけにする話だ。しかし───


「賭け?」

「話を聞く限り、根本的には何が原因か君にも分かってないみたいだ。

 つまり、このわだかまりを消し去りたい。なら、どうせ無駄なら

 我々に放り投げて見ないかい?特に変化を望んでいないのなら───」


 君は絶対にこの提案を断らない。だろう?


「もし全てを解き明かせたら、君の()を教えて欲しい」


 いかにも自分は善人ですって顔の裏側にある深い絶望、その目は

 良く知っている。それはこの程度(・・・・)の事で出来る表情ではない。


「・・少なくとも僕にとって良いお話しかないと思うのですが、何故

 そんな話を?」

「それは勿論」


 口角をあげ、少し意地悪そうな表情で、男は笑う。


「興味本位さ、悪趣味だろう?」


 その時、俺の知らない、しかし知ってるその顔に、西藤克己(・・・・)は執着した。


はい、こうなりました(呆)

まあ、難しい事は考えず、綴 要の名前だけ覚えておけば良いです

(一応もう一つ有るんですが、本編と関わる事は多分無いです)

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