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062⚫️期待なき可能性
「問題は金がない、ということか。」
「そのとおりだ。ブリッツはすごい。すごすぎる戦力だ。契約期間が切れる。ヤツは報酬を増やせ、と言ってくるだろう。」
「いや、前の契約と同額としても、もう、十分な銀貨はないんじゃないか?」
「そうだ。だから、あんたに行ってもらいたいんだ。なんとか説得してくれ。」
「ブリッツに泣き落としは効かんぞ。わたしにだって、心を許しているとは思えん。」
「キャサリン、あんたしかいないんだ。他の誰が引き止められる可能性があるっていうんだ?」
「・・・そうか・・・。そうだな。・・・わかった。だけど、期待はしないでおいてもらいたいな。あの男が欲しがるものを、わたしが持っているとは限らない。」
「すまん・・・。」




