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060●参列者
パパーン! パン、パン、パーン!
クラッカーが弾け、白い紙片が宙を舞う。
ライスシャワーが降り注ぎ、陽光を受けてきらめいた。
神父の前で、誓いの言葉を交わした。
病めるときも、健やかなるときも。
その声が、静かな礼拝堂に優しく響いたのよね。
両側に並ぶ家族や友人たち。
どこかで見たことがあるような人たち・・・が並んでいる。綺麗だな。
6人ずつ左右で拍手してくれている。
笑顔で涙ぐんでいる人もいるな。
記憶の奥が、そっと揺れる。
ありがとう。心から、ありがとう。
ジン君の手を握る。
その温もりが、胸の奥に広がっていく。
視線が重なる。微笑みが重なる。
遠くで鐘が鳴る。
その音が、青空に溶けていく。
白い花びらが風に舞い、ドレスの裾をやさしく撫でる。
世界が、こんなにも美しいと思ったことはなかった。
明日からジン君と、あなたと一緒。
ずぅ〜と一緒。




