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004●グレッグの幻は

「で、グレッグは何を見たの?」

「惑星ゼルダンの幻は、脅威やったよなあ。わし、ルナにフラれるん、見てたんや。」

「えっ~!そんなはず、ないじゃないの!」

「ありがと。そやけど、リアルやった。」

「わたしのこと、信じてくれたんだ。」

「信じてたけど、あの時な、もし、ルナが幸せになるんやったら、それもしゃーない、と腹をくくったんや。そしたら、幻影はどこかに行ってもうた。」


休憩時間は間もなく終わる。

見つめあうふたりは、穏やかに笑った。


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