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子犬を拾ったら閣下に愛されました〜まさか拾った子犬が聖獣だったなんて思いもしませんでした〜  作者: 漆原 凜


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反省

ここ何処だろう?目を覚ますと知らない場所に居た。少しくらくらする。絶対皆探してくれているはず。毎日心配をかけて本当に私は何をしているのだろうか。


「起きたのかい?」


「何が目的ですか?」


「あんた聖獣連れていただろ?きっと助けにくるだろうからいただこうと思って。探しに来たら本当に居てラッキーだった。病気のふりしたらまんまと引っ掛かって助かったよ。」


ネージュ狙いかー…繋がってないけど探せるのかな?繋がれていたらユーリ様に助けを求められるのに。ネージュネージュネージュ…ネージュを想いながら手繰ってみる。ん?近くに寄ってきている?ネージュこっちこっち。あ、繋がった?ぼやーとわかる気がする。


あれ?シル様も来ているの?ネージュがとても心配しているのがわかる。手間のかかる契約主でゴメンね。ユーリ様にとめられ近くに居るのはわかる。それだけで心強い。ユーリ様は絶対助けてくれる。落ち着いて待とう。


「もうそろそろかな。もう少し近くで待てば良かったけど見つかるとマズイしね。あんたを傷つければもっと早く来るのかな?」


おいちょっと来い!って外に居る仲間を呼んでいる。その瞬間ネージュの声が聞こえた。


シル様の姿が見えネージュが走り込んでくる。手を縛られているので抱っこしてあげられない。頬を舐めて慰めてくれる。


「ルル!!ゴメン!怪我は無い?!」


ユーリ様が走ってきて手を解いてくれる。ユーリ様!て抱きつくと抱きしめてくれる。間に挟まったネージュが苦しそうに鳴いている。ゴメンとネージュを抱っこしありがとうってお礼を言う。ルル行こうって抱っこしてくれ外に連れて行ってくれる。


「あぁ皆さん来てくれたのですね…心配かけてごめんなさい。」


シル様にごめんねって謝ると顔を擦り寄せ慰めてくれる。ユーリ様がシル様に乗せてくれ騎士団に撤収の指示を出す。


ルルの生家で待ってるからと向かう。待機してくれていたサリーに抱きつき、心配かけてゴメン!と謝るとサリーに泣きながら子供じゃないのだから勝手にどっかに行かないでください!と怒られる。もっともだ。


「閣下にきちんと謝りましたか?血相を変えてずっと心配していましたよ!毎日心配ばかりかけて、もう結婚してもらえなくなりますよ!」


え?本当に?確かにこんな心配かけてばかりで飽きられても仕方無い。ポロポロと涙が出る。泣かないで下さい!ってサリーが焦っている。


「ルル?なんで泣いているの?!!あ、怖かったよね?もう大丈夫だよ。」


「ユーリ様ぁぁぁ!捨てないでくださーい!」


うぁぁーって泣く。どういう事?!捨てないよって焦っている。ルルおいでって手を広げてくれ飛び込む。


「どうしたの?」


あの実は…っとサリーが変わりに説明してくれている。捨てるわけないじゃない!経緯を聞いたユーリ様は背中を擦り慰めてくれる。


「ピクニックの時に言おうと思ってたのだけど、結婚の日決まったよ。だから安心してお嫁に来てよ。ね?」


「…本当に?」


だから目の届く所に居てと言われる。本当ごめんなさーーーい。本当に閉じ込めるよ?耳元で囁かれる。もう絶対離れません!生家への訪問目的も結婚の日取りの話をする為だったと聞き、さらに罪悪感が増す。さらに両親にも凄く怒られひたすら謝罪をする。また落ち着いてから話をしにきますと謝り、公爵家へと帰る。


湯浴みをする為に部屋に戻ると、ネージュの寝床が無い。私のベッドも片付けられている…やっぱり捨てられるの?!間の扉をノックし入るとそこにネージュの寝床があった。


「今日からここで寝てね。目を離すと危ないから極力1人にならないで。」


え?嬉しい!パッと顔が明るくなると、喜ばないの!ってユーリ様に注意される。1人にさせられないって事だからね!って怒られる。ネージュをチラッと見るとため息をつかれた。


「…ユーリ様?」


「ネージュがいるから大丈夫じゃない?て思ったでしょ?!しばらく意思疎通の練習も禁止だから!心配で私が倒れてしまうよ。」


「本当にすいませんでした!もう2度と迷惑も心配もおかけしません!ごめんなさい。」


次は本当に閉じ込めるからねって言われ心から反省をした。

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