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舞踊劇酔夢譚 (バレエすいむたん)、僕は白鳥のバレリーナ  作者: 優鶴
レオタードへの挑戦、仲間の気遣い
6/22

変な夢、体育授業

第6話


事例の紹介を受けてから3週間くらいたった夜、変な夢を見た。

学校での体育授業の夢だった。


体育の授業は2クラスが一緒になり、それが男女に分かれて授業を受ける。授業内容は男女で違う。

今日は、男子は外で陸上競技の走り高跳びで、女子は体育館でダンスの授業だ。

僕は体育は得意で、ジャンプ力もあり走り高跳びは結構飛べる。


授業が始まる時、並んでいると仲間から

「お前は、女子だからあっちだろ」と言われ、女子の方へ追いやられる。

何を変なことを言うんだと男子の方に戻るが、また追いやられる。

「どうして意地悪な事するんだよ」と言うと、

「だってお前、女子だろう。体操服だって女子じゃないか」と言われたので、見るとなんと僕は陸上競技の女子レーシングショーツを穿いている。色は男子生徒のハーフパンツと同じ白色だが、女子走り高跳び選手のようなレーシングショーツを穿いているのだ・・・・。


女子の方へ追いやられた僕は、今度は女子たちから、

「あなた、男子の方に行って」と言われる。

「女子はダンスで紺のレオタード穿かされているのに、あなただけ勝手に白のローカットのレーシングショーツ穿いて。一緒に授業は出来ないわ」

と拒否される。

「僕、ダンスの授業を受けたいんだ」と言ったが、

「女子の授業受けるなら、同じレオタードにしなさいよ」

「そうよ。ハイカットのレオタードよ」

「そうよ」

「そうよ」

と他の女子達からも追われる。

なぜか由紀菜がいて、可哀そうという顔で見ている。

周りを見ると、校舎の窓から大勢の生徒が僕がどうするかを見ている。


夢では体育の先生がどうしてか、男子は数学の男性教師で、女子はクラス担任の女性教師で、

男性教師からは、

「『中途半端』な事をするからこうなるんだ」と、

担任からは、

「ズルズルと『中途半端』にしないで、自分の意志で渡されているレオタードを着なさい」と言われる。

担任は新卒3年目の英語の教師だが、結構可愛くて僕は憧れている。褒めてもらいたくて英語は勉強して成績も上位にいる。

その担任の言葉は夢ではあるが効いた。



全く変な夢だった。

イソップ物語の“白いカラス”の話しが、夢となったのだろう。子供の頃読んだ絵本の話しだ。

カラスが、餌を与えられるハトの真似をして白ペンキで体を白くした。

しかし、鳴き声でバレてしまいハトたちから追われた揚げ句、仲間のカラスからも白色なので追われたという話しである。


読んでくださり、ありがとうございます。

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