変な夢、体育授業
第6話
事例の紹介を受けてから3週間くらいたった夜、変な夢を見た。
学校での体育授業の夢だった。
体育の授業は2クラスが一緒になり、それが男女に分かれて授業を受ける。授業内容は男女で違う。
今日は、男子は外で陸上競技の走り高跳びで、女子は体育館でダンスの授業だ。
僕は体育は得意で、ジャンプ力もあり走り高跳びは結構飛べる。
授業が始まる時、並んでいると仲間から
「お前は、女子だからあっちだろ」と言われ、女子の方へ追いやられる。
何を変なことを言うんだと男子の方に戻るが、また追いやられる。
「どうして意地悪な事するんだよ」と言うと、
「だってお前、女子だろう。体操服だって女子じゃないか」と言われたので、見るとなんと僕は陸上競技の女子レーシングショーツを穿いている。色は男子生徒のハーフパンツと同じ白色だが、女子走り高跳び選手のようなレーシングショーツを穿いているのだ・・・・。
女子の方へ追いやられた僕は、今度は女子たちから、
「あなた、男子の方に行って」と言われる。
「女子はダンスで紺のレオタード穿かされているのに、あなただけ勝手に白のローカットのレーシングショーツ穿いて。一緒に授業は出来ないわ」
と拒否される。
「僕、ダンスの授業を受けたいんだ」と言ったが、
「女子の授業受けるなら、同じレオタードにしなさいよ」
「そうよ。ハイカットのレオタードよ」
「そうよ」
「そうよ」
と他の女子達からも追われる。
なぜか由紀菜がいて、可哀そうという顔で見ている。
周りを見ると、校舎の窓から大勢の生徒が僕がどうするかを見ている。
夢では体育の先生がどうしてか、男子は数学の男性教師で、女子はクラス担任の女性教師で、
男性教師からは、
「『中途半端』な事をするからこうなるんだ」と、
担任からは、
「ズルズルと『中途半端』にしないで、自分の意志で渡されているレオタードを着なさい」と言われる。
担任は新卒3年目の英語の教師だが、結構可愛くて僕は憧れている。褒めてもらいたくて英語は勉強して成績も上位にいる。
その担任の言葉は夢ではあるが効いた。
全く変な夢だった。
イソップ物語の“白いカラス”の話しが、夢となったのだろう。子供の頃読んだ絵本の話しだ。
カラスが、餌を与えられるハトの真似をして白ペンキで体を白くした。
しかし、鳴き声でバレてしまいハトたちから追われた揚げ句、仲間のカラスからも白色なので追われたという話しである。
読んでくださり、ありがとうございます。




