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能力

鳥の囀りと爆発音で目覚めた青霞。

1年前もこんなことがあったような…とてもデジャヴを感じるが気のせいだろう。

さてさて、その爆発の原因とは。


今日も1年目のような鳥の穏やかな囀りと爆発音で目を覚ました。


「はあ.........」


ぶっちゃけもう慣れた。


学校の制服に着替えてリビングに降りる。


「今日も朝ごはん食べて行かないんですか?」


「ああ、早く出ないとやかましいやつがもっとやかましくなるからな。」


「そうなんですね。あっ、これお弁当です。どうぞ。」


エソールは俺に弁当を渡してきた。


「おう、ありがとな。いつも助かってる。」


「一応住まわせてもらってる身ですからね。これくらい当然です。」


胸を張ってドヤ顔をしている。


すごくムカつく。


「お前礼儀とか弁えてたんだな。」


「私を何だと思ってるんですか?」


「自堕落な女神。」


「無礼にも程がありますが!?」


「まぁ、いいや。行ってくる。」


「あと、くれぐれも1人で外に出るなよ?」


「わ、わかってますって~...」


「それじゃ。」


「行ってらっしゃい。」


エソールの言葉を背に俺は家を出る。


そして俺が朝の爆発音に驚かなかった理由はこれだ。


「やっほー!青霞!」


こいつは月美字乃。


中学からの俺の友達だ。


そして男女問わずモテる!ちくしょう!


まあ、そんなことは置いといて。


「それより先に聞かなければいけないことがあります。」


「さっきの爆発は何かなぁ~?」


「あ、えっと~それはあ..能力試してたら...爆発しちゃった♪」


俺は字乃の頭にげんこつをかました。


「いったぁ~!何すんのよ!」


「当たり前だろ。俺の家の前で何してんだ。」


そうだそうだ。


この世界にもたらされたのは魔法とは別にもう一つある。


それが「能力」だ。


魔法は基本的に魔力の操作さえ覚えてしまえば誰だってできる。


しかし能力はその人の性格や思いなど深い関わりがあるものが関係してくる。


そしてこいつの能力は「造字」。


簡単に言えば魔力で具現化した特殊な筆を使い空中に字を書くとその字の意味に沿ったことが起きる。


こいつは昔から書道の習い事をしていたせいだろう。


きっとこいつは「爆」とかでも書いたんだろ。


普通にこいつ能力だけでいいだろ。


誰だ魔法とかもたらした奴。


エソールだったわ。


本当に字乃は迷惑でしかない。


ちなみに俺の能力は「模倣」。


教えられたりしたものをすぐに覚える。


そこはかとなく地味だ。


でもこの能力のおかげで勉強も楽だ。


そしてこの能力のおかげでエソールの使える魔法の大半を真似できた。


「全く...せめてもっと開けたとこでやれよ。お前の能力は強力なんだから。」


字乃を説教しながら片手で魔法を発動し、家を治す。


まさかあの壊れた家を治す魔法に使い道があったとはな。


「ごめんなさい...。」


「よろしい。」


この小説書いてて感じるのがやっぱ現在進行形で厨二病なんやなぁって思いますね。これからあと二体ぐらいキャラが増えることは確定してるんですけど全員名前に能力の要素が入るようにしてあるんですよね。字乃だったら字を書いて発動する能力だから「字」という文字を入れてます。…まぁ青霞だけ名前になんの要素も入ってないんですけどね…そこは目を瞑って生暖かく見守ってあげてください。

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