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怪談短歌  作者: 牧田紗矢乃


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071、病み上がり

 病み上がり 布団を干そうと たたんだら

 裏にびっちり 呪いの言葉




 これと似たような話を、何かの本で読んだ記憶があるんですよ。

 平安時代とかの話で、病に伏せていた身分の高い人のところへ陰陽師的な人が来て、視てもらったら布団が原因だ! という流れになって。

 布団を動かしてみたら下から呪詛の言葉が書かれた紙が出てくる。

 それを破棄したところ、病気だったのが嘘のように元気になった、みたいな。

 安倍晴明だったかなぁ?


 そのくらい古い時代からある呪法ですが、病は気からとも言います。

 もし長い間体調不良に悩まされていて、そういう呪いをかけられていそうな心当たりがある方がいれば(いないと思うけど……)一度寝具の周りを大掃除してみると何か出てくるかもしれません。

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