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青春18きっぷで脱出  作者: 安曇 穂高
02. 信州人になろう
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最悪の行事

長野先生は、穂高らに二学期の予定を話し始めた。

「始業式で校長先生のお話を聞いたけど、結構いい話してらっしゃったと思う。とくに、論語は孔子って人が弟子らと人間の在り方について議論したときの記録なんだ。国語の教科書の上巻の最後の方に少し載ってるから、あとで見ておくように。さて、二学期の予定は、まず明日には水泳大会があって、タイムを競うことになるぞ。で、それが終われば今度は運動会の練習があるから全力を尽くして頑張って欲しい。」

僕は絶望感に襲われた。ただでさえ体育などヒトラーやスターリン、ポルポト並みに嫌いなのだ。茨城から安曇野まで遁走してもそうかよ、と思った。ほぼ全員の男子や半数の女子である皆は運動会や水泳大会があることを欣喜雀躍しているが、残りはそうではないのだろうか、肩を落としていた。脳震盪がしそうだった。

春に夏のことを描写することって、極めて難しいですね⋯。


クイズ

登場人物である穂高のモデルは、以下のうち誰でしょう。

1 作者 (安曇穂高)

2 担任

3 同級生

4 父親

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