表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/54

第二話「剣と転校生Ⅱ」

男が一人こちらに歩いて来る。

「なんだお前?」

「女の子を囲んで楽しいか?」

睨めつけてくる。すると、右手の拳を繰り出してきた。それを顔が当たる寸前で右手で受け止め、全力で握る。

「痛てぇぇ離せ!離せよ」

痛すぎて両膝を地面に着いた。後ろにいた残りの男たちは、後ずさりし走って逃げて行った。それを見て握るのをやめて離してやると。

「クソっ」などと吐き捨て同じようにして去って行った。

「はぁ、こんなもんか。出て来ていいよ」

電柱の後ろに隠れていた女の子が出てきた。

「助けてくれてありがとうございました」

何回も頭を下げる。

「いいよ。いいよ。それより君転校してきたって言ったけど、制服見る限り同じ学校だよね?」

「えっ?あ!本当ですね。私二年A組に転校してきた、七塚(ななつか) (あい)です」

「俺は、隣のB組の山口 剣。家この辺なの?」

「多分。黄色いアパートなんですけど」

「じゃ、俺と同じアパートだ。この辺じゃ黄色いアパート一軒しかないから、一緒に行こうか」

歩き出す二人。

「七塚さんは、独り暮らし?」

「はい。そうです。越してきたばかりで」

「俺も独りなんだ、越してきたの全然気が付かなかったな」

しばらく、話を続けているとすぐに目的地の二人が住んでいる黄色いアパートに着いた。意外と近かったんですねと少し笑いながら彼女が言う。

「じゃ、私はこっちなんで今日は、ありがとうございました」

もう一度、頭を下げてお礼言う。

「いいってそれじゃ」っと言って離れるすると。

「や、山口君!」

「何?」振り向く。

「その……明日学校一緒に行きませんか?」

「別にいいけど」

「じゃあ、7時にここで!それじゃ」

そう言って勢いよく行ってしまった。行動が早かったため一瞬動けなかったが、我に返り鍵を取り出して自宅に入った。



目覚ましの音で目を覚ました。時計を見る。6時半。目を擦りながらベットから出る。冷蔵庫を開けて中に入れて置いたサンドイッチ手にする。頭掻きながら食べる。そのあと、歯を磨き顔を洗う。時計を見ると45分。制服を手に取り着替えて身に包む。鞄を取り靴を履いて出る。

「あ、おはようございます」

門のとこに七塚愛がいた。

「お、おはよう」鍵を閉めて彼女のもとへ歩く。

昨日は、暗くてよく見えなかったが驚いた。凄く美人で可愛いかった。整えられ腰の位置まであるきれいな黒髪。体は、細い。手足は見た感じサラサラしてそうな肌をしている。一言で言ってしまえば大和撫子みたいだ。クラスの男子たちが騒ぐ理由がわかった気がする。

「行きましょうか」ニコニコしながら言ってきた。

「お、おう」

学校へ向かい歩き出す。ピッタリ隣を歩いてくる。会話がなく無言状態。何か話題がないかと頭の中を駆け巡らせる。すると……

「や、山口君ってお昼とかどうしてるの?」

「えっ、基本的に購買でパン買う感じだけど」

「あ、あのね。昨日助けてくれたお礼がしたくて、お弁当作ってきたんだけど一緒に食べませんか?」

「弁当?あ、ありがとう」

そのあと、なんとか話が続くことができた。学校が近づくにてれて他の学生たちが増えてきた。男子たちの視線を感じながら到着したのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ