表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
7/9

私もトリガー

原作と少々違うところもありますが、別の世界線(?)としてお楽しみください!

君は変だ。

昔から変だったけど。

最近はもっと変だ。

急に悲しそうな顔をする。

何でもないことで泣きそうになる。

私が少し怪我をしただけで、顔色を変える。

まるで。


私がいなくなることを知っているみたいに。


---


でも。

私は知っている。

君は繰り返している。

何度も。

何度も。

同じ夏を。

同じ朝を。

同じ私との時間を。


---


どうして分かるのかって?

分からない。

ただ。

ずっと見てきた気がする。

君が泣くところも。

君が諦めるところも。

君が、それでも私を探すところも。

全部。


---


私が死んだあの夏。

君は泣いていた。

何度も私の名前を呼んでいた。


「もう一度だけ会わせてくれ」

そう願っていた。

私は聞いていた。

聞こえるはずのない声なのに。


なぜか届いていた。


---


そして。

私も願った。


「もう一度、君に会いたい」


「もう一度、一緒に笑いたい」


「ずっと一緒にいたい」


ただそれだけ。

わがままな願い。


だから。

私も原因なんだ。

君だけじゃない。

君が作った世界じゃない。


私も、この歯車を回している。


私がトリガー。


……違う。


私もトリガー。


---


ごめんね。


■■■君。


君は何度も私を助けようとしてくれた。

何度も。

何度も。

私のために。


でも。

そのたびに君が壊れていくのを見るのは辛かった。


---


ねぇ。

君は覚えていないかもしれない。


でも。

私は覚えている。

全部。

君が初めて笑った日も。

君が怒った日も。

君が泣いた日も。

全部。


だから。

少しだけ許して。

勝手に願ったこと。


君をこの世界に縛ってしまったこと。


でも。

やっぱり。

まだ会いたいんだ。


ずぅーっと一緒だよ。


「またね」

お楽しみいただけたでしょうか?

正直、改稿版作るの大変でした…

なので次の話も、どうぞお楽しみください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ