俺、出会います。
ちょった投げやり感があります。雑になってたらごめんなさい
-4話 俺、出会います。-
オークを倒し、落ちているゴールドとドロップアイテムを拾う。
ゴールドは1500ゴールド、ドロップアイテムは白基調の青いラインの入ったジャケットだった。ボタンはなく、羽織るだけのようだ。それをすぐに着用して帰路についた。
町に戻ると、既に街灯が点いており、そこかしこで酒場の賑やかな声が聞こえる。
お腹も空いているが、今の俺にはやることがある。
俺は道具屋へ赴き鑑定石を買う。鑑定石とは、ドロップアイテムなどで入手した装備の効果を映し出してくれる使い捨ての道具だ。青色で透き通っている。大きさは子供の握り拳程度で、形は背の高い台形だ。
それを脱いだジャケットの上へ置き、効果を調べる。
メイビス・プランタンズジャケット★☆☆Lv 4
防御力512
攻撃力15%アップ
物理耐性アップ(小)
そう、空間に映し出すと30秒程で色素が抜け、透明な綺麗な石になる。
なかなかに良いドロップアイテムだった。そういえば、ドロップアイテムの仕組みを説明していなかったかな。ドロップアイテムとは、ファントムが所持していた物で、倒すと落とす。例えば今回はオークからこれが落ちた訳だが、オークがファントムブレイカーの一人を倒し、そいつが着ていた装備を拾ったということになる。
今回はたまたま運が良かっただけで、ドロップアイテムでもただの石ころだとか、カースドラゴンの堕落翼とかのSS級レアアイテムを所持している可能性もある。ただ、その場合は赤い霧ではなく、黒い霧でドロップする。
そして次、装備名の隣の★についてを説明する。
装備は進化が出来る。最高で三段階だ。このジャケットの横には★☆☆とある。星が一つなのでまだ進化段階は最初だ。そして進化するにあたって素材を集める必要がある。ただ、素材は決まっておらず、それこそ石ころでも、ドラゴンの翼でも鍛冶屋にいけば進化することができる。言わずもがな、素材がいいものになればなるほど装備は強くなる。攻撃力を上げたいなら爪や牙を、防御力を上げたいなら骨や鉱石、特殊能力を付与したいのなら翼や~の涙などの特殊アイテムを素材に使う。
ジャケットの効果を調べた後、本題に入る。
ユニークウエポンだ。
腰に携えたコイツを地面に置き、その上に鑑定石を置く。
???★★★ Lv 1
攻撃力458
自身の能力値50%アップ
skill1 ライトニング・ブラスト(常時)
skill2 ???※level 50で解放
「・・・は?」
名前不明、スキル1、あのもわもわした光だろう。スキル2、エクストラスキルとやらだろうか。
「レベル50で解放とか・・・ふざけてんのかよ」
レベルは装備のレベルのことで、敵を倒すとレベルは上がるんだが・・・
「不可能ですねぇ」
鍛冶屋のおっちゃんの所に行き、これのレベルをあげるにはどうすればいいかを聞きに行ったが即不可能と断定される。
「なんでだ?」
「まず、ユニークウエポンってだけでもうレベルは普通の武器の3倍上がらないんだよ。そして最終進化されてるからねぇ、1レベルあげるのにオーク20体は倒さないとねぇ。それもレベルが50になるころにはオーク1000体くらい倒してようやく上がるか上がらないか。カースドラゴンでも倒してこりゃ、一発カンストも夢じゃないけどねぇ」
「鍛冶屋で鍛えてレベル上げることもできるだろ?」
「出来なくはないが、ユニークウエポンなんてもんはどこも取り扱ってくれねぇなぁ」
「まぁ、そうだよな」
分かってはいた事だから落胆はしなかったがやはり出来なかったか。残念ではある。
「・・・俺は頑張るからな」
呟き、鍛冶屋を後にした。
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武器を手に入れてから早半年。毎日オークを狩ったり、別のモンスターを狩ったり。ゴールドもだいぶ増えた為今は借家で寝泊まりしている。
名もなきチェーンソーのレベルは18。ジャケットは★★☆のレベル39。新しくレアモンスターからドロップしたグローブとグリーヴ。いずれも色は白。サイドラインに黒が入っている。両者★★☆、レベル25。戦い方というと。
「今日のノルマは達成だな」
オークを1日30匹狩る事を2ヶ月前決めてから安定して倒せるようになったのは二週間前だ。ノルマも達成し、疲れたから今日はもう帰る。と、思った時。
「ヴゥゥゥゥ」
オーク様の登場だ。
「はぁ」
ため息をし、オークを見据える。そして。
左右に体を揺さぶりながら走って距離を詰める。腰に携えたチェーンソーを抜き取りモーションを起こし刃を回転させる。
あっという間にオークの正面に入る。オークもただやられるようなバカではない。棍棒を天高く上げ、振り下ろす。
俺はそれと同時に宙を舞い、回転しながら棍棒を蹴り、はじく。
攻撃を弾かれたオークは少しの間硬直状態に入る。
回転している勢いをそのままに下二段、上一段と蹴りを入れる。そうしてオークを完全に日和らせお腹を横に斬る。もう一度回転。横に斬る。
シュワン。
青い霧となってオークは消えていく。
「おわ、ガルドウルフかよ」
レアモンスター、ガルドウルフは黄色い毛皮で、ひっかきと噛みつきをしてくる。
スピードがとても速く、距離を詰められるとすぐさま御臨終だ。こいつは4人パーティーでも勝てるかどうかの強者だ。
「ガルルルル・・・」
ロックオンされる。スピードが速いだけでなく、オーク並みに攻撃力が高い。だがクールタイムは1秒とない。相手にしたくない。
そんな泣き言も言ってられず、とてつもない速さで迫ってくる。
「げっ」
やるしかないけど・・・はぁ、だるい。
噛みつこうと飛んでくるガルドウルフの顎にバク転の原理で蹴りを入れる。すると軽く打ち上がり、宙に浮かぶ。落ちてくるタイミングで一閃してあげる。攻撃力が無いのでそれではまだ倒れない。そのままコンボをきめるようにチェーンソーで右払い、切り上げ、空中前転、かかと落とし。
シュワン。
赤い霧となって消えていった。
とまぁ、こんな感じである。
今日も今日とてそんな感じで狩りをしていると。
「きゃ、きゃあ・・・」
黄土色の髪の毛のケモミミ少女がオークに襲われているところだった。
いわゆる獣人族とやらか。てか初めてみたぞ。てかいたんだな。てかかわいいかも。てかてかうるせえよ。
距離的に今から走っていっても間に合わないが、冷静にチェーンソーを投げる。
オークの首をはね、青い霧となって消える。
「大丈夫か」
彼女に近づき安否を問う。
「大丈夫・・・ありがと」
気の抜けた声でお礼を言う彼女。目は半開きで潤んでいる。そして無表情。めっちゃ眠そう。
「こんなとこで何やってんだ、一人じゃ危ないだろ」
咎めるように言い、投げたチェーンソーを回収する。
「・・・あなたも一人」
拗ねたように反論する彼女。
「まぁ、俺の場合はパーティーだと活躍できないから一人なだけで」
「なんで活躍できないの?」
「・・・まぁ、能力が特殊でな」
「・・・なんて能力」
ふわぁ、と欠伸をしながら問うてくる。やめろ眠くなる、てか眠い。
「運動神経と動体視力アップだ」
「おもひろいね・・・ふわぁ」
「おい寝るな」
神経図太いなコイツ。
「で、なんでこんなとこに一人でいたんだ?」
「あなたについてきたっ」
なんでだよ。
「いやいや、なんで」
「前、みた。凄い戦い方してた」
「それで?」
「私をパーティーに入れてほしい」
「却下」
「ふぇ?」
なぜなの!?と目が訴えてる。いや、だってな。
「足手纏いはいらない」
「ひ、ひどい・・・」
「じゃあ能力は」
一人でやられそうになってたってことは魔力か?スピードなら逃げれば良いし、きっと魔力だな。
「バフ能力アップ(特大)」
「・・・は?」
次回、まだ内容どうするかきめてない




