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せっかく転生したのに日本でスキルが通販スキルなのはさすがにひどくないですか?  作者: 色蓮
2章

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90/91

第90話 レコード

 1日目は無事に終わり、2日目となった。

家族総出で応援に向かい観戦していた所まではよかったのだが…。



一つまずい事が起きてしまった。

速いなぁと思っていたのだが…1位でバトンをアヤネに渡してしまったのが悪かった。



まぁこれも特訓の成果と飴の成果ではあるのだが…。

新記録を樹立してしまったのだ。

一番でバトンが渡ったアヤネがそのまま独走でゴールした所まではよかったのだが、調整相手がいなくなったアヤネの速度が調整が効かずそのまま爆走してしまったのだ。



本人の中では軽めに走ったそうだがそれはそれこれはこれである。

結果としては大会新記録。

観客席よりも関係者席などが非常に騒がしくなっていた。



「あちゃぁ…」

なってしまったことは仕方ないし先輩たちが頑張った成果でもある。

見守るしかない。

これによって優勝はうち、そしてインターハイ出場が決定した。



ちなみに宮野先輩は予想通り、決勝には進めたがインターハイには出場することはできなかった。

「後輩くんの言う通りだったね…」

「宮野先輩には内緒にしてくださいよ」

「言っても気にしないよ、うちの兄は弱さを認める事も強さって人だから」



そうは言っても3年間打ち込んだ陸上を予想の対象にされてたなんでいい気分ではないだろう…。

しかし、あの先輩がいなくなるとまた面倒事が増える気もするなぁ。



「宮野先輩は、これで引退されるんです?」

「うん、勉強に打ち込むってさ。この結果で指定校推薦の枠には入ったと思うし」

男子陸上県大会でベスト8は確かに良い成績だ。



「そうですか、残念です。小町先輩はそっち方面でなにかしなくても良いんですか?」

「あら、もしかして私の進路が気になるの?先輩についていく的な?」

「違いますよ、運動はしてるみたいなので運動部に所属してればよかったのにと思いまして」

「ああ、私さ昔陸上やっててその時に膝やっちゃってさ軽く走る位は出来るんだけど強く踏み込めないのよ」



えらい事を聞いてしまった。

体つきからなにか運動をしてると思って話した内容だったがとんでもないパンチが返ってきた。

「なんか、すみません」

「気にしなくていいのに…あっでも気にしてるならデートしてよ。今度」

「それは、ずるくないですか…」



「今は、お兄ちゃん大好き妹ちゃんもいないしさ、チャンスだと思って」

アヤネ達は、次の種目があるのでまだ選手の待機所で準備中である。

「お兄ちゃん大好きて…おおげさな…仲がいいだけですよ。そっちと一緒です」

「そうかなぁ…まぁそれはそれとしてどうよ、デート」



「1日だけですよ、それと俺はデートプランとか考えられないのでそっちで考えてください」

「えぇ…怠慢…」

「ならこの話は無しです。またのご利用をお待ちしております」

「ああ、タンマ、タンマわかったわかった。とりあえず連絡先はグループラインから頂いて、ホイ」

という掛け声とともに俺に通知が届いた。



「勝手に登録してると思ってましたよ」

「さすがにそんな無礼なことはしないよーこれでも礼節はあるんで」

「そうですか、じゃあまた時間と場所を教えてください」

「ほいさ」

というやりとりを交わす。

「青春だねぇ…」

という先生の一言は聞かなかった事にする。



そんなこんなで宮野先輩が戻ってきた。

「ふぅ!負けたわ!小町!」

実に男らしい言葉を戻ってきて小町先輩に声をかけていた。



「うん、うん。よくやったよ!お兄ちゃん」

「お前の分までインターハイにと思ったんだがなぁ」

「勝手に人のを背負わないでってば、これは馬鹿やった私の責任」

聞いていていいのかどうか迷い、少し離れようとしていると…。



「おう、進藤!お前もおつかれだったな」

「いえいえ、全然大丈夫ですよ」

会話に巻き込まないで欲しい。



「俺は、これで引退だけどたまには顔みせてやるからよ。しっかりやってくれよ」

「それは、安心です。まぁ俺は女子陸上部なので大丈夫だと思いますが」

「ほんとにそう思ってるなら顔を出すのは不要か?」

「いえ!是非お願いします!」

とりあえず今の2年が学年が上がるまでは是非、眼の上のたんこぶでいて欲しい。



どうも俺を目の敵にしてるのが数人いるんだよなぁ…。

3年になれば落ち着くだろう。



そんなこんなのやりとりを経て、アヤネ達はリレーでまたもや1位となった。

おいおい…これはヤバイかもしれない。

レコードとはいかなかったがかなりの好タイムだった。

今回は相手チームと競った状態だったおかげで助かった。



ちなみにアヤネの個人の結果は言わずもがな。

そしてギリギリ突破出来るかどうかという所だと思っていたサヤ先輩も突破した。



毎年県大会止まりの高校が2人が4種目でインターハイ出場。

しかも内3種目は同じ選手が1位通過。

リレーは2種目もインターハイ出場…しかも片方はレコード。

これは…嫌な予感がしてきた。



先日電話してきた司馬の警告の件も含めて少し手を打っておくか。

色々嗅ぎ回られると面倒事が多いのだ。

その辺の準備は少しずつ進めていたので少しそれを早めさせてもらおう。


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― 新着の感想 ―
呪い系罠とか迷いの森系でマスゴミが近寄れないとか出来ないのかな。
嗅ぎ回る何名か不幸な出来事が起こったらわかるだろうさ 突然ゲイバーに転移させられたり、1ヶ月歩いたら確定で箪笥の角に足の小指ぶつけたり 同性にお尻撫でられたり…
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