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せっかく転生したのに日本でスキルが通販スキルなのはさすがにひどくないですか?  作者: 色蓮
2章

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第84話 お話し合い

 2人での話し合いが始まった。

「昨日はほんとにごめんなさい…完全に不注意でした」

「まぁそれについてはほんとに気をつけてくださいね。毒とかだったら死んでたかもしれませんし」

催淫効果だけでよかったが、毒とかであれば死んでた可能性もあった。



「毒じゃないのは先に調べていたのだけど…まさか催淫効果があったのは不用心でした」

「まぁエルナさんの事なのでそこは調べてると思いましたけど…まぁ今後は気をつけましょう」

この事については注意以上は出来ないしするのもと思っている。

本人が反省しているのに追い打ちをかける必要はない。



「それで…あの…お母様から色々と教わりまして…」

「あっはい…」

「ご迷惑をおかけしました…」

「ご理解頂けてよかったです。しかし、まさかあれはほんとに例の?」

口に出すのもと思い逃がして聞くが…。



「ええ、どうやら初潮というものだったみたいです…お母様も不思議に思っていました」

「普通の人間は10代のうちに来るのが一般的なんですよ…まさか来てなかったとは思いませんでした」

「実はあれからあちらの世界にいって母の日記を見てきたのですが…どうやら母は病気と思ってたみたいです」

知識の偏りがとんでもないな。



「人間社会の方ではどうなってるんです?」

「残念がら人間には余り興味がなくて調べてなかったようです。私も知らなかった位ですし」

「あっちで生活してる時には気づかなかったんです?」

「ええ、ずっと人間特有の病気のようなものかと思ってました」

興味がなければ調べないという賢者様の特性がとんでもない知識の偏りを生んでいた。



「そもそも母が死期といっていたのも初潮だったようです…」

とんでも事実がどんどん判明していた。

「じゃあ先日、俺がやってる行為について言及したときはどう思っていたんです?」

「あれは女性に対して興奮した男性がよく取る行為なのは知っていましたので…」

「この数百年の間にそういう行為自体を見たことも聞いたこともない?」



「男女間でキスする行為がそれだと思ってました…」

なんというか最高齢の耳年増なのにド天然物の乙女だったのか…。

いや、義務教育のない世界…しかも世代間の伝承がほぼ存在しない種であれば不思議ではないのか…?



「なるほど…なんか色々衝撃だったかと思いますが…そういう訳なのでそこまで気に病まなくてもだ…」

「でも!その本当にごめんなさい…私みたいなのと…」

と頭を下げられた。



「いや、別にエルナさんみたいな人となら別に嫌だったわけでは」

「えっ!?でもすっごい歳上なのよ!?」

歳上とは言うが見た目は大学生でも通じるレベルだ。

しかも普通に歩いていても目を引くレベルの美人…別に嫌という感情はなかった。



「歳ってそんなに重要なんです?」

「そりゃそうよ、基本的に男性は自分より年齢の上の女性を愛する事はないでしょ?」

いや、全然ありますけど…。

歴史を辿っても歳上の奥さんをもらった男性はそれなりにいる。

まぁ確かに母体の関係もあって若い奥さんが好まれる傾向にあるのは理解しているが…。



「いやぁ…別に俺は気にしませんけど…なんなら歳下のが個人的には厳しい位」

「えっじゃあ…」

という話の途中でアヤネが帰ってきた。



「ただいま!」

「お、おう、おかえり。早くね―か?」

いつもの帰宅時間よりもかなり早かった。

「ああ、どうやって帰るのかと思ってたけど師匠にお迎え頼んでたのね!」

「そう、そろそろ帰るつもりだったけどな」

「ふーん…」

いい加減その目はやめろ。



「そっちも早くね―か?」

「えっとまぁちょっと早がり的な」

「大会前なんだからちゃんとやれよ」

「わかってるよ…気になったんだもん」

「なんて?」

「なんでもない」



そんなこんなでアヤネも含めて家へと帰った。

エルナが何かを言いかけていたが、まぁ昨夜の件は片付いたのでよしとしよう。



「ただいまー」

と言って自宅へと帰った後部屋で着替えていると母が入ってきた。

「それで!どうなったの?」

「えっああ、一応終わったけど…ってかどこまで聞いたの?」

「大事な御子息を襲ってしまいって謝られたわ」

「おうふ…」

まぁ襲われたのは間違いではないが…まぁ不可抗力な事故だ。



「まぁ謝ってもらってその件は終わり、いや解決かな」

「えっ付き合ったりとかそういう話は?」

「えっないでしょ、事故だよ事故」

そうなのという顔で不満顔を浮かべていた。



「しかし、私より遥かに歳上なのに知らなすぎてびっくりよ」

「ああ、それはほんとに感謝してる…」

「もしかしてメイさんもかな?」

「かもしれないから今度聞いて貰ってもいい?俺からは聞きづらくて」

「まぁそうね…一応生理用品とかの買い置きは大量にあるけど…」

そうなぜ大量にあるかというと…。



母と妹に加えて祖母まで戻ってきてしまったのだ。

「前代未聞もいいとこだけどね…一度あがった生理が復活するなんて」

「まぁ若くなったから仕方ないんじゃない?」

「久々の生理で苦しんでたわ」

と笑っていた。



「御免だけど、エルナさんとメイさんのフォローよろしく」

「わかったわ…そういえばまた金貨の買取出してほしいんだって?」

「ああ、ちょっと色々入り用で」

「そっか、わかったわ…それともう一つ相談なんだけど」

「ん?」

「私とお母さんも一回あっちの世界に行ってみたいのよ」

「えぇ?」



「なんか燃料が大量に手に入ったから行けるみたいな事をアヤネが言ってたわよ」

「ああ、確かに」

超大型の魔岩によって魔力問題は解決しそうである。

確かにそれなら一度案内するのも問題ないかもしれない。



「わかった。近い内に」

「よろしくね」

と言っていると「ただいま帰りましたー」

とメイの声が聞こえてきた。



「じゃあ早速聞いてくるわね」

と言って母は部屋をでていった。



「どうせいくなら町並みとか見せてあげたいけどあそこはなぁ…」

さすがに仕込みの件もあってかなりきな臭くなっている。

様子見がてら視察にいってみてまずそうなら自宅周辺だけで町並みとかは大陸移動してからかな…と少し計画を立てていた。


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