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せっかく転生したのに日本でスキルが通販スキルなのはさすがにひどくないですか?  作者: 色蓮
2章

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第74話 三種の神器

 夢の中で目を覚ます経験もこれで何回目だろうか…。

「もしかして神サマかな?」

なんてことを呟きながら待っていると…。



「全然驚いてくれなくてつまんなーい」

といって目の前に神サマが現れる。

相変わらず露出の激しい服装である。



「へぇ…きれいって思ってくれてるんだありがと」

とお礼を言ってくる。

まったくもって調子が狂う。



「それで、今回はどうしたんです?最近注文してる組み立てオプションの件ですか?」

性能が明らかにバグっているので何かしらのナーフだったりされてしまうのだろうか…。



「ああ、ええっとそれについても言いたいことはあるけど…一応仕様内だからそこはいいや」

どうやら若干問題のありそうな反応だが、良いと言うならありがたく使わせてもらおう。



「それとは別件でね、あっちの世界の神様が是非使ってほしいってことで商品を追加してるから起きたら購入して欲しいのよ」

「購入ってことはスキルでってことですか?」

「ええ、その通りよ。さすがにほかの人は買わないでしょうけど、誰でも買えるようにはなっちゃってるから」

「それは大問題じゃないですか…」



神様から授けられたものを一般人が購入するなんてことになれば嫌な予感しかしない。

「俺のスキルだけでしか買えないようにはできないんです?」

「それは無理よ、あくまでもあなたのスキルはあの通販サイトの機能をコピーしてるだけだもの変更はできないのよ」

割と応用が利かないようだ。



「将来的に閉鎖になったらどうするんですか…」

「スキルのほうも閉鎖するわね…」

トンデモ情報が飛んできた。

「了解です…最悪あのサイト運営ごと買い取ることを視野に入れときます…」

もし閉鎖されたらとんでもないことになるので維持させなければ…。



「それじゃ、あなたが起きたら出品されるからすぐ買ってね…あともしよかったらこれは定期的に買ってくれたら良いことあるかも」

といってリストを渡される。



「リストをもらっても夢から覚めたら無いんですよね?」

「当然よ、下界に物を送るなんてとんでもないことなんだから」

どうやらこんな紙っぺらでも大変なようだ。

お菓子類はまぁ名前を覚えておくだけでいいのでよいとして…。

神様の商品のほうはコードだけなので暗記しなければいけない。



「大丈夫です、覚えました。ちなみにこれはなんですか?」

数字を覚えるのは得意なのでこれくらいなら造作もない。

「開拓に役立つものらしいわ、それじゃ」

と言われて目が覚める。



なんだかんだと時間が経っているようで朝の5時であった。

通常の起床時間まではまだ時間がある。

『通販サイト』スキルを使用して夢で覚えた数字を入力して検索する。



「ふぁっ!?なんだこれ!」

商品画面を見て思わず驚愕の声を上げてしまった。



部屋でついつい口に出してしまったのだが、誰かが部屋をノックした。

「大丈夫?何かあった?」

とやってきたのはエルナさんだった。



「また聞き耳立ててたんですか…」

「ちがっ…いや聞こえちゃっただけで」

室内もそれなり防音処理をされているのだが…そもそも屋外の声まで拾っていたのでまぁ無駄ってもんか…。

ちなみに、致す時は最近は音楽をかけてから行っている。

これで聞き分けられてたら知らん。



「いえ、ちょっと驚いてしまって声に出ちゃいました」

「何があったの?」

せっかくというには語弊しかないが…まぁ来てしまった訳だし説明するかと思い説明する。



「ちょっとお告げがありまして言われた商品を買う予定なんですけど…」

見せる事ができないので口頭で説明する。



「神様からのプレゼント的なことなの?」

「プレゼントの割にくっそ高いんですけど…なにこの値段…」

ゼロを一瞬間違ってるかと思って数えてしまったがやっぱり間違っていないようだ。



「いくらなの?」

「1億です…」

「はぁ!?」

とんでも金額をふっかけられておりびっくりである。



「そんな大金買えないじゃない…」

「うーん、まぁ買えなくはないんですけど…」

「買えるの!?」

確かに現在『通販サイト』にある金額のほとんどを消費すれば購入はできる。

というか金額を把握していてこの金額なのではないかと疑いすらもっている。

ある程度入金しておこうと思い魔石などを出品した際に高額で出品して入金済みだったのも影響していた。



「正確には3つで1億なんですけど…全部神器の名前がついてるので確かに神様からの送りものかもしれませんね…形状が違いすぎて怖いんですけど」

「どんなの?っていっても見えないのだけど…」

「ええっと」



エルナの質問に答える為にパソコンに打ち込む。

【天叢雲剣】と商品名は書いてあるのに商品画像は銃の姿をしている。

一応、気持ち程度に先端が剣になっているので剣と言い張れなくもないが…。

お値段5000万



【八咫鏡】と商品名に書いてあり、これについてはまぁ伝承と商品画像は似ているかと思いきや…。

商品説明欄にはバリアを展開と書いてあった。

しかも可変するようだ…。

どういうこと…?

お値段3000万



【八尺瓊勾玉】と商品名に書いてあるし商品画像は勾玉に見えるが…。

明らかについている勾玉の数が多くネックレスといえば聞こえはいいがどちらかというと鎖のように見える。

8kmまで伸びると書いてある。

8kmってなんだ8kmってせめて8メートルならわかるが…どういう仕組だ?

お値段2000万



「って感じですね…まぁ日本では神器って呼ばれる物達なんですけど…性能に怖い事が書いてあって」

「まぁそれが本当ならありがたく使わせて貰えばいいんじゃない?」

こんな高い商品を買う事がなさすぎて躊躇するが、確かに神様からの送りものだというのなら安いのか…?



こんな金額でしかも書いてある文章はやばいことが書いてあるのですぐに買われることはなさそうではあるが…。

言われたからにはすべて購入するか…。

ただ一つ問題があった。



「申し訳ないのですがあっちに送ってもらえますか?」

こっちで購入した商品は向こうでは受け取れないのであちらで使用する商品であれば向こうで購入しないといろいろと面倒なのである。



そう考えるとエルナが来たのは好都合だったかもしれない。

「わかったわ」

そういってエルナと共に異世界へ。



そしてすぐに『通販サイト』で三種の神器を注文する。

「ふう…残高から1億消えるのはなかなか堪える…」

ついでに何か出品してお金を増やしておくか…。



とこっちに保管してある金貨などを出品しようと思ったのだが…。

そこにエルナが転移してきた。



「「あっ」」

お互いに声をあげた。

慌てていたので完全に抜けていたのだが、お互いに全裸なのである。



しかも早朝ということもあってエルナの身体をみて下半身が元気に反応してしまった。

若い肉体が憎い…。



以前はあまり気にしていなかったエルナも身体を隠している。

羞恥心を理解してくれたようでよかった…と冷静に分析し、してる場合じゃないと下半身を隠して互いに外套を羽織った。



「ごめんなさい」

完全に俺の不注意なので謝罪する。

「えぇ…べ別にいいのよ。気にしないで」

と気まずい雰囲気を纏いながらすぐに帰った。



〇あとがき

ノクターンならここからとなるところなのですが掲載できなくなってしまうので…。

さて三種の神器の性能は後程判明しますが…。

これがあれば無双できるというアイテムではないので、そういった方面をご期待の方はごめんなさい。



作品の方向性としては現代製品などで開拓して金をため込んでいく話になるので…。

性能はご期待ください。

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>8kmまで伸びると書いてある 「8kmや」
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