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せっかく転生したのに日本でスキルが通販スキルなのはさすがにひどくないですか?  作者: 色蓮
2章

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第69話 飛行魔法

◯まえがき

千葉の例の話を書こうとも思ったのですが⋯番外編か何かに回します。

しっくり来ませんでした。



日曜日は、千葉の有名な遊園地をアヤネも呼んで堪能した。

ちなみに今は金を払えばかなり優雅に楽しめるんだと資本主義を感じてしまったのは内緒である。



それから自宅へと戻り魔力補給の為に2人は一度異世界へいって少ししてから戻ってきた。

この往復だけで魔石を消耗するので最初は俺とエルナだけ残ってアヤネとメイの2人で行ってもらい魔石だけ取ったら後は自宅に保管しておいてもらった。



その後、エルナも魔力補給の為に戻り所要を済ませるので1泊してくるそうだ。

「ああ、多分⋯命日よ」

とアヤネが言っていた。

「誰の?」

「さぁ、昔からこの位の時期にやってた気がするもの」

「へぇ、まぁ長く生きてるといろいろあるんだろうな⋯」

詮索をする気はないのでエルナの方から話してくれたら聞けばいいか。



ちなみに帰ってきてから母が少し文句を言っていた。

「私も行きたかったのに⋯」

「仕事だったんだから仕方ないよ、また行こう」

と言う事で納得してもらった。



ちなみに帰り際に興が乗ったと言いながら社長から3Dモデルのデータを渡されて困惑だった。

「早くないですか!?」

「何事もこういう事は鮮度が大事なのさ」

と言っていた。



家に帰りデータを確認するとかなり細かい部分まで仕上がっていた。

「来週までにサンプル作成しとくね」

と言っていたのこちらも宇宙打ち上げの手筈を整えなければ⋯。



という訳で残っている2人に確認する。

「2人って飛ぶことって出来るんです?」

「飛ぶっていうのは浮くってこと?」

とメイに確認された。



「そうですね、浮くって事です」

「どの程度かによるかなぁ数分なら浮いてはいられると思うけど衝撃波とかで」

とアヤネが呟く。

ん?衝撃波?

「私は無理ですね、そんな強力な魔法は撃てないので⋯」

とメイも続く。



「飛行する魔法はないのか?」

「ない」

「ないです」

と言い切られてしまった。



「でもエルナさんは浮遊魔法は使ってたぞ?」

物を運ぶ時に浮かせていた記憶がある。

「あれは浮かせられるのは地面から一定の高さまでですよ」

「あれは浮かせるというより魔力で持ち上げてるから浮くのとはちょっと違う」

と2人から補足されてしまった。



「ほらアニメとかで見るああいう飛行魔法的なものはない?」

「風魔法の風圧で短時間ならいけるけど下が壊滅するかも」

「人が浮けるだけの風圧って凄いんだよ」

と諭されてしまった。



もしかしたら飛行魔法位あるかと簡単に考えていたが⋯無理そうだ。

こうなるとやはり気球しかないか⋯。

「結構意外かもしれない」

「うーん、多分だけと飛行魔法を使うには重力に理解がないと」

とアヤネが口を挟む。



「ああ、そういうことか⋯」

あちらの世界は天動説を信じてる位には文明が進んでいないんだった。

重力すら理解していないという認識はなかった。



「重力に関してはこちらの文献を呼んで理解しましたからね⋯非常に興味深かったです」

とメイはうん、うんと頷いていた。

「なるほど⋯あれってそういう原理なのか⋯」



「そもそも人類は飛べるように身体出来てないので」

「そうそう、翼もないしそう簡単に飛べるわけないって」

と人外のような力を持ってる2人から言われると何いってんだと思えてしまうが⋯。



「アヤネは重力は理解してるだろ?」

「私は既存の魔法を覚えるのは早いけどオリジナルは無理」

だそうだ。

「つまり、エルナさんが開発しないと無理ってことか⋯」

「そういうこと」



それを聞いてから通販サイトで気球を頼もうと思ったのだが⋯。

これもオプションあるなら異世界で受け取れるように向こうで頼もう⋯。

正直こっちで頼んでもあっちに送るのに再度出品しないといけないので非常めんどくさい。



後、今週中に組み立てオプションで頼んだラジコンなどの性能調査も司馬社長がやってくれるらしいのですべて渡してきた。

ちなみにプラモを非常に気に入ってくれて⋯というよりあれは完全に虜になっていた。



「これ、買取出来ない?いくらでも払うから」

と詰め寄られてしまい。

「あっじゃあこれの性能調査費ということで」

と言って渡してきた。



モデラーと呼ばれる人種らしいのだが、これを作った人は神かもしれないと言っていた。

実際どうやってどこで作っているのかはしらないのだが⋯。

「もし新世代のこのプラモも作れたりなんかは⋯」

「ああ、1週間ほど待ってもらえれば」

「1週間!?いやいやそんな早くなくても」

と言われてもこちらに届くのは1週間なのでどうしようもないのである。



「多分1週間で届くと思うので頼んでおきます」

「よろしく頼むよ、もし可能なら紹介してもらいたい⋯」

「残念ながら出処は内緒なので」

ということで納得してもらった。



「素人目に見てもいい出来とは思っていたがそこまでなのだろうか⋯」

と思いプロのモデラーの作品を見に行ったのだが、ダメージ加工されていたり何かしらの塗装などがされており素人ではどれほど凄い出来なのか判断つかなかった。



後で社長に聞いたのだが、どんなに完璧に組み上げても組み立てた以上はなにかしらの継ぎ目や、それこそパーツの自体はプラスチックなので何かしらのダメージがあるはずなのだがそれがない。



プラモデルという特製上それはありえないことらしくつまり組み立てたのではなくこれそのものが完成品として作られたレベルの品らしい。

凄すぎて理解できなかったのでとりあえず凄いということだけ認識しておこう。


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