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僕の創める場所

やっと0章が終わりです!!

~拓人視点~


「そういえば美咲...じゃなくて、ほかのクラスメイトはどうなったんだ?」


僕はかねてからの疑問を口にした。


「あ、そうですね。それではこちらに来てください。」


メルティアはそういうと、何もないような空間に手を伸ばした。

と思ったら、別の部屋が出てきた。


「?早くこの狭い部屋から出ますよ。」


どうやらこの広大な空間は映像だったらしい。

ためしに、壁をつたってだいたい測ったところ、6畳くらいだった。狭い。


扉ををくぐると、そこには炬燵とテレビがあった。


「今から、拓人のお仲間さんがどうなるかが見れるよ。こっち来て!」


そう言って、自分の隣を叩くメルティア。

くっ...ここは大人しく指示に従うしかない......

ふ...不可抗力だぞ!やったね!とか思ってないぞ!!


「そういえば、口調が変わったのってなんで?」


いい匂いがして精神衛生上、あまりよろしくなかったため、とりあえず話題を振った。


「あぁ~そのこと。基本的に、さっきの部屋では威厳のあるしゃべり方か、丁寧な言葉を使わないといけないんだよ。それに、今は神じゃなくて現人神だから、なおさらそうする必要がないわけ。それともさっきのほうが可愛かった?」


そう言って妖艶な微笑みを向けてくる。


「いや、さっきも今もかなり可愛いよ、メルティア。」


「そういえば、メルティアは神の時の名前なの。この状態での名前はユリアス。ユリって呼んでくれる?」


「お...おう。そうだったんだ。わかった、ユリ。」


「あっ、拓人。そろそろ始まるよ!」


そういって二人してテレビを見始めた。


ー%-%-%-%-


~美咲視点~


うそ。うそうそうそうそうそうそうそうそうそうそうそ!!!!!!

なんで拓人だけが一緒に行けないの?

ねえ?なんで?神様?いるんでしょ?

ねえ!!


私は今、拓人以外のクラスメイトとだだっ広い白の続いている空間にいる。

落ち着いてきたところで女の人がどこからともなく現れた。


「はい、みなさ~ん。こっち向いてくださ~い!

私はべポリストの神であるリリシアです。今からあなたたちには勇者として行ってもらうんですが、正直言うと弱すぎる人がたくさんって感じなので特別措置として、あなたたちの才能をフルに開花させてあげます。」


そういった後、リリシア神は、とてもめんどくさそうな感じで光の球を投げた。その球から出る光は、どこか懐かしく、また手放したくないと思えたほどだった。


その光によって、さまざまな思いが駆け巡る中、私は『拓人ともう一度再会する。』というたった一つの信念をたてた。


どんどん広がっていく光の波にのまれかけたと思ったとき、


「君を信頼して言っておく。君のお仲間の拓人君は向こうにいるよ。それじゃあ、また会えることを期待している、今度はタクト様と一緒に...ね。」


そんな声が聞こえた気がした。


人は何かを得るとき、何かを必ず犠牲にする。

私は元の世界すべてを、そして何よりも自分を、犠牲にすると誓いつつ、意識をどこか暖かい光の中に手放し、そして彼の平安を祈った。


ー%-%-%-%-


テレビが終わった。

うん、結構ぞんざいに扱われているんだなという事くらいしか分かんなかった。

あ、まだ続きがあった。


ー%-%-%-%-


監督:リリシア


制作指揮:リリシア


音響:リリシア


制作:リリシア


※この物語はフィクション!


ー%-%-%-%-


「作り話なのかよ!!

というか、制作指揮と制作って一人しかいねーのに分ける必要なくないですかね!?」


思わず突っ込んでしまった。


ー%-%-%-%-


~続き~

※そう!フィクション...だといいのになぁ~


ー%-%-%-%-


おめえの希望かよ!


ふう~いかんいかん。

怒ってしまっては相手の思うつぼだ。


落ち着こうとしていると、ユリがいきなり焦った様子で話しかけてきた。


「あ!そろそろ行かないとほかの世界の世界神に怒られちゃう。じゃあいくよ~」


有無を言わさずユリは僕の手を取り、光る場所へと突っ込んでいった。


繋がれたこの暖かい手と手の中に僕の居場所はあるのだろう、と確信しつつ


―僕の本物は創められた。


ありがとうございました。

次からは異世界で拓人とユリががんばっていくのでこれからも応援よろしくお願いします。

また、誤字脱字含め感想を気軽に送っていただけると幸いです。

最後に、読者様に私の最大限の感謝を!!

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