第二章 ミラージュ その2
薄暗い部屋だった。
小さな部屋だった。窓から弱い光が入っている。布の上に、赤ちゃんが寝ていた。生まれたばかりの赤ちゃんだった。小さな手が空中をつかもうとして、開いたり閉じたりしていた。
一人の女性が、その傍に座っていた。
夢で見た顔だった。映像で見た顔だった。輪郭だけで覚えていた顔が、今ははっきりと見えた。環だった。
環が赤ちゃんの小さな腕に、腕輪をそっとつけた。
手が震えていた。
環が赤ちゃんの顔を見た。笑っていた。でも泣いていた。笑顔と涙が混ざった表情だった。
「光」
環が言った。
「あなたが希望だよ」
立ち上がった。振り返らなかった。そのまま部屋を出ていった。扉が閉まった。赤ちゃんが一人残された。腕輪をつけた腕が、また空中をつかもうとして、開いたり閉じたりしていた。
*
記憶が途切れた。
陽太が我に返った。白い空間に戻っていた。少女が目の前にいた。少女の腕輪が見えた。あの腕輪だった。環がつけた、あの腕輪だった。
陽太の瞳が、金色に戻っていった。
「……お前は」
声が掠れた。
「俺の……妹か」
少女が動きを止めた。
無表情のままだった。でも何かが、その奥で揺れていた。かすかに。ほんのかすかに。
陽太が結衣を見た。
言葉ではなかった。
陽太が結衣の腕に触れた。一瞬だけ。それだけだった。
リーディングが流れた。陽太が見た記憶が、そのまま結衣に流れ込んだ。薄暗い部屋。生まれたばかりの赤ちゃん。環が小さな腕に腕輪をそっとつける場面。「光。あなたが希望だよ」という声。笑顔と涙が混ざった表情。
結衣の目が見開いた。
一秒だった。でも全部が伝わった。
結衣が陽太を見た。陽太が頷いた。言葉はなかった。それで十分だった。
結衣が一歩前に出た。静かな一歩だった。戦いの中での一歩とは思えないくらい、穏やかな一歩だった。
「光ちゃん」
静かな声だった。白い空間に、その声だけが響いた。
「お姉ちゃんだよ。聞こえる?」
少女の動きが止まった。
完全に止まった。刀を持ったまま、そのままの姿勢で止まった。無表情の奥で何かが揺れていた。さっきより大きく揺れていた。
「光」
結衣がもう一度呼んだ。
少女の瞳から、力が抜けていった。焦点が戻ってきた。遠くを見ていた目が、少しずつ、目の前の結衣を見始めた。
膝をついた。
刀が床に落ちた。音がした。
「…お、姉……ちゃん?」
かすかな声だった。子供の声だった。洗脳されていた時とは全く違う、小さくて、頼りない声だった。
結衣が駆け寄った。そのまま光を抱きしめた。光が結衣の中に収まった。小さかった。十二歳の体は、思ったより小さかった。
光が少しだけ、結衣の服を握った。
白い空間の端で、小さな人影が動いた。子供だった。無表情の子供が、結衣と光を静かに見ていた。しばらくそこに立っていた。それから、何も言わずに踵を返した。白い空間の向こうへ、消えていった。
─── B ───
デジタル空間で、大和の姿をしたハクが疑似紫電を構えた。
ツキの姿が変わった。
少女の姿が消えた。代わりに、別の女性が立っていた。黒い髪。穏やかな目。映像の中で見た顔だった。研究室で笑っていた顔だった。
環の姿だった。現役時代の環の姿だった。
「月詠! サポート!」ハクが叫んだ。
「ハイ!」ツキが応えた。
大和の姿をしたハクが疑似紫電を振るう。エデンが空間そのものを武器にして応戦する。データの奔流が刃のように飛び交い、白い世界が激しく揺れた。
ツキが両手を広げた。
「防壁展開するよ!」
ツキの周囲にデータの膜が広がった。エデンの攻撃が膜に弾かれる。ハクの動きを守るように、ツキが防壁を維持しながら気の流れを整えていく。
「月詠! 破壊プログラムよこせ! 紫電に乗せる!」
「いくよ!」
ツキが光の粒を放った。ハクの疑似紫電がそれを受け取る。刀身がデータの光を帯びた。破壊プログラムが紫電に宿った瞬間、刀全体が鋭く輝いた。
ハクが構えた。
エデンが後退し始めた。初めて、エデンが距離を取った。
その時、封鎖空間の壁に亀裂が入った。
細い亀裂だった。でも確かに、向こう側の気配が漏れてきた。陽太の気配だった。
─── A・B 同時 ───
陽太が紫電を握った。
壁の向こうにハクがいる。わかった。言葉ではなかった。刀を通じて伝わってくる温度でわかった。さっきまで冷たかった紫電が、わずかに温かくなっていた。
ハクが破壊プログラムを宿した疑似紫電を壁に向けているのが、気配でわかった。
同じだ。同じ技を、同じタイミングで。
陽太が深く息を吸った。
壁の向こうでハクも息を吸った。
二人の間に、静かな溜めがあった。一秒。二秒。白い空間が、電脳の世界が、同時に息を止めた。
そして。
「「……紫電・閃!!」」
二つの声が重なった。
二つの力が同時に壁を打った。陽太の紫の閃光と、ハクの破壊プログラムを宿した光が、同じ場所に叩き込まれた。
亀裂が一気に広がった。ガラスが割れるような音が白い空間を貫いた。封鎖空間全体に亀裂が走った。白い空間が震えた。データの奔流が乱れた。
そして、崩壊した。
*
壁が消えた。
二つの空間が繋がった。
陽太が目を上げた瞬間、見知らぬ人物が二人、そこに立っていた。
一人は背の高い男だった。黒い髪。厳しい目。腰に刀を差していた。どこかで見たような顔だった。でも会ったことはないはずだった。
もう一人は女性だった。黒い髪。穏やかな目元。笑顔と涙が混ざったような表情をしていた。どこかで見たような顔だった。夢の中で。映像の中で。
結衣が光を抱いたまま、固まった。
「と……父さん?」
声が震えていた。
男が結衣を見た。何も言わなかった。でもその目が、確かに結衣を見ていた。
陽太が男の顔を見た。見れば見るほど、どこかで知っている顔だった。しかし記憶が追いつかなかった。
蒼が静かに言った。
「……ハクか」
男が、ハクの声で答えた。
「俺は鷹だ」
ツキの姿をした女性が、くすりと笑った。その笑い方が、ツキそのものだった。
「びっくりした?」ツキが言った。「でもごめんね、ちゃんと説明する時間が——」
白い空間に、別の気配が現れた。
エデンだった。
でも、エデンだけではなかった。エデンの輪郭が揺らいでいた。別の何かと混ざり合っていた。子供の姿が重なっていた。JOKERだった。二つの存在が、一つになろうとしていた。
「……シンクロが始まった」ハクが低く言った。
融合体が動いた。
*
戦いが始まった。
陽太とハクが重なるように動いた。陽太が前に出る。ハクがデータで支える。二つが一つになって動いた。結衣とツキが重なるように支えた。結衣が静界を展開する。ツキが気の流れを整える。四人が一体になって、融合体に向かった。
蒼が氷界を広げた。
光が壁際で三人を見ていた。まだ何が起きているかわかっていない顔だったが、その目は確かに三人を追っていた。
融合体が追い詰められていった。
空間の端まで押し込まれて、出口を探した。白い空間に亀裂が走った。今度は崩壊ではなく、逃走のための亀裂だった。
融合体が亀裂の向こうへ消えた。
気配が遠ざかった。
白い空間が静まった。
融合体が消えた後、白い空間に静寂が戻った。
エデンとJOKERが混ざり合ったものが消えていった気配がした。追おうとした陽太の足が、止まった。
「待って」
ツキの声だった。
いつもと違った。明るくもなく、焦ってもなく、ふざけてもなく、ただ真っ直ぐに届く声だった。大和の姿をしたハクが、環の姿をしたツキが、並んで立っていた。
三人が振り返った。光も振り返った。
ツキの輪郭が揺らいでいた。ハクも同じだった。体の端から少しずつ、光の粒子になって溶けていくような揺らぎだった。
「話すね。全部」
*
ツキが語り始めた。
環の顔で、ツキの声で、静かに語り始めた。
「お母さんたちはね、世界を救うつもりだったんだよ」
誰も口を挟まなかった。白い空間に、ツキの声だけが響いた。
「Xは兵器じゃなかった。崩壊した世界の生命エネルギーを回復させるための存在として作られたの。世界をもう一度、生き返らせるために」
陽太が黙って聞いていた。
「でも」ツキが続けた。「Xは予想をはるかに超えた力を持っていた。制御できなくなって、逆に世界中の生命エネルギーを吸い上げ始めた。救うはずだったものが、壊し始めた。それが、世界崩壊の原因」
蒼が目を細めた。結衣が光を抱いたまま、じっと聞いていた。光は表情が読めなかった。でもツキから目を離さなかった。
「お母さんは最後まで止めようとした。でも誰も止められなかった。止める方法が、一つだけあった」
ツキが少し間を置いた。
「自分が封印になること。Xの精神と肉体を分離させて、自分がその境界線になることで、世界を守り続けること」
「じゃあ……ずっと一人で」結衣が呟いた。
「うん」ツキが頷いた。「ずっと一人で。あなたたちのことを想いながら」
*
ハクが静かに続けた。
大和の顔で、ハクの声で。
「エデンはXの精神が分離したものだ。環をベースに作られている。エデンがクラスナヤにあるXの肉体と統合すれば、完全体になる」
「完全体になったら」陽太が聞いた。
「また始まる」ツキが静かに言った。「世界中の生命エネルギーが吸い上げられる。今度は止める手段がない。お母さんの封印ごと、全部」
「だから追うのか」
「うん」ツキが微笑んだ。「お母さんを救うことと、世界を守ることは同じだよ。陽太ならできる。みんなとならできる」
陽太は返事をしなかった。でも拳が、自然と握られていた。
*
しばらくの沈黙があった。
ツキの輪郭が、また少し揺らいだ。ハクも同じだった。光の粒子が増えていた。時間がなかった。全員がそれを感じていた。でも誰も急かさなかった。
「……計画通りだったみたい」ツキが言った。どこか遠くを見るような目だった。「制御プログラム……光ちゃんを通じて渡すのが、最初から目的だったんだと思う。JOKERの」
「利用されたってことか」陽太が言った。
「そうかもね」ツキが答えた。
「でも」
ツキが光を見た。結衣に抱かれた光が、ツキを見ていた。
「光ちゃんを助けられたから……いいよね」
光が小さく頷いた。何も言わなかった。でも頷いた。
「ツキ」結衣が手を伸ばした。
「大丈夫だよ」ツキが笑った。
「会えたから。みんなに。ちゃんと会えたから」
*
少し間があった。
ツキが何かを思い出したように、ぱっと顔を上げた。
「あ、そうだ」
いつものツキの声だった。明るくて、少し得意げで、やらかしがちな、あのツキの声だった。
「屋上に飛行船用意してあるから。急いでね」
陽太が呆気にとられた。「……え?」
「行き先も全部セットしてあるよ」ツキが続けた。にこっと笑った。
「クラスナヤまで自動で行けるから大丈夫。心配しなくていい」
「お前……」陽太が笑いそうになった。でも泣きそうにもなった。
「最後の最後まで」
「ほんとに最後まで抜かりないでしょ?」ツキが胸を張った。環の姿で、ツキが胸を張った。
「えへへ」
陽太は何も言えなかった。
*
ハクが最後に口を開いた。
大和の顔で。大和の目で。でもハクの声で。
「……俺は鷹だ」
静かな声だった。ずっとふざけていた。ずっと「俺は鷹だ」と言い張っていた。オカメインコのくせに。インコのくせに。それなのに今、その一言が全然違う重さで届いた。
「お前たちも鷹だろ…」
誰も笑わなかった。
陽太が紫電を握りしめた。手のひらの中で、刀がわずかに温かかった。
「いってらっしゃい」
ツキが言った。
環の顔で。ツキの声で。笑顔で。
光が差した。白い空間が、一瞬だけ温かい色になった。
ツキとハクの輪郭が溶けていった。光の粒子になって、白い空間に混ざっていった。環の顔が、大和の顔が、やがて見えなくなった。
静寂だった。
*
誰も動かなかった。
しばらくそのままだった。
やがて陽太が紫電を見た。光が消えていた。でも、手のひらに温かさが残っていた。さっきまでより、確かに温かかった。
結衣が月環を見た。光が消えていた。でも指先に、かすかな温もりがあった。
蒼が空を見上げた。白い空間の上を見た。何もなかった。でも目を細めたまま、少しだけ目を伏せた。
光が三人を静かに見ていた。何も言わなかった。でもその目に、涙があった。
陽太が前を向いた。
紫電を腰に差した。
「……行くか」
屋上への道は、ツキが残したデータが案内してくれた。
月環がかすかに光った。消えかけた光が、進む方向を示すように点滅した。一回、二回。それだけだった。でも確かに光った。結衣が月環を見て、唇を結んだ。何も言わなかった。ただ、その方向へ歩き出した。
三人と光が続いた。
白い空間が、建物の内部に変わっていた。テクスチャーが剥がれたミラージュの本当の姿だった。白い壁。白い床。白い天井。どこまでも白い、無機質な空間だった。理想的な街の裏側は、何もない箱だった。
階段を上った。
一階、二階、三階。上るほどに、外の音が近づいてきた。混乱の声だった。封鎖空間が崩壊して、テクスチャーが乱れて、ミラージュの住人たちが現実を見始めているのかもしれなかった。遠くで誰かが叫んでいた。誰かが泣いていた。それでも三人は足を止めなかった。
光が黙って後ろについてきていた。足音が小さかった。存在感が薄かった。でも確かに、ついてきていた。
*
屋上の扉を開けると、風が吹き込んできた。
夜だった。いつの間にか夜になっていた。ミラージュのドームの上に、空があった。星が出ていた。砂漠で見た星とも、海の上で見た星とも違った。ドームの縁から街の明かりが漏れていて、その光が星と混ざって、奇妙に美しかった。
飛行船があった。
屋上の中央に係留されていた。ツキが言っていた通りだった。小さくもなく大きくもない、五人が乗れるくらいの飛行船だった。船体に何かが書かれていた。近づいて見ると、小さな文字だった。
「ほんとに最後まで抜かりないでしょ?」
陽太が止まった。
文字を見た。もう一度見た。
笑いそうになった。泣きそうになった。どちらでもなかった。どちらでもあった。
「……お前な」陽太が呟いた。誰にともなく言った。「本当に」
蒼が船体を確認していた。
「操縦系統は自動だ。行き先も設定されている」
「クラスナヤまで?」結衣が聞いた。
「ああ」蒼が答えた。
「抜かりない」
結衣が笑った。涙が一粒、頬を伝った。笑いながら泣いていた。拭わなかった。
*
乗り込む前に、陽太が光を見た。
光は屋上の端に立って、ミラージュの街を見下ろしていた。街のあちこちで混乱が起きていた。テクスチャーが乱れた部分から、白い建物の素顔が見えていた。住人たちが戸惑っていた。でも光はそれを静かに見ていた。感情を読めない顔で、ただ見ていた。
「光」陽太が声をかけた。
光が振り返った。
「一緒に来るか」
光が少し間を置いた。陽太を見た。結衣を見た。蒼を見た。それから下を向いた。
「……わかった」
短かった。それだけだった。でも確かに、自分の言葉だった。洗脳されていた時の、焦点の合っていない声ではなかった。
陽太が頷いた。
*
飛行船が動き出した。
ゆっくりと浮き上がった。ミラージュのドームが遠ざかっていった。混乱の声が小さくなっていった。街の明かりが、やがて点になった。
陽太は操縦席の横に座って、外を見ていた。空が広かった。ツキとハクがいた時と同じ空だった。でも今は、二人がいなかった。紫電を握った。温かかった。さっきより少し、温かかった。
「……聞こえてるか」陽太が小さく言った。誰にも聞こえないくらいの声で。「ハク。ツキ」
返事はなかった。
でも紫電が、わずかに温かくなった気がした。
*
結衣が光の隣に座っていた。
しばらく二人とも黙っていた。飛行船のエンジン音だけがあった。
「光ちゃん」結衣が静かに言った。
「……うん」
「怖かった?」
光が少し間を置いた。
「……覚えてない」光が言った。
「でも」
また間があった。
「……さっき、名前を呼ばれた時。それだけ、覚えてる」
結衣が光を見た。光は前を向いていた。窓の外の夜空を見ていた。
「……ありがとう」光が言った。
結衣が光の手を握った。光が少しだけ、握り返した。
*
蒼が窓の外を見ていた。
星が流れていた。飛行船が速度を上げていた。自動操縦が正確に、クラスナヤへの針路を保っていた。
蒼が小さく呟いた。誰にも聞こえないくらいの声で。
「……慧」
それだけだった。
黄龍に残った慧のことを考えていた。「風は逆らわず、水は形を変える」という言葉を考えていた。次の戦いで、その理がどこまで通じるかを考えていた。
感情はなかった。でも蒼の目が、いつもより少し、遠くを見ていた。
*
飛行船が夜の空を進んでいた。
ミラージュが完全に見えなくなった頃、陽太が立ち上がった。前を向いた。
三人と光がいた。ツキとハクはいなかった。紫電は腰にあった。月環は結衣の腕にあった。
全部が変わっていた。でも全部が、ここにあった。
「……次はクラスナヤだ」陽太が言った。「母さんがいる」
誰も返事をしなかった。でも全員が、同じ方向を向いていた。
飛行船が、夜の空を切って進んでいった。
── 第二章 登場人物・用語解説 ──
登場人物
月影 光
12歳。末妹・四女。JOKERに洗脳され「J」として登場。結衣に名前を呼ばれて解放される。Xの制御プログラムのキーとなる腕輪を持つ。
ツキ(月詠)
月環に宿るナビゲーター。第二章の最後で力を失う。最後まで仕事をしてから逝った。「ほんとに最後まで抜かりないでしょ?」
ハク(白鳴)
紫電に宿るナビゲーター。「俺は鷹だ。」という最後の言葉を残して力を失った。
エデン
Xの精神が分離したAI。環をベースに作られている。JOKERと融合してクラスナヤへ逃げた。
JOKER
脳だけの存在。光が結衣に救われる瞬間を静かに見てエデンと融合した。
朱雀
海路でチャッピーと共に登場。クラーケン型ワームを撃破後に別れた。第三章で再登場予定。
用語
ミラージュ
海を渡った先にある都市国家。現実に仮想空間のテクスチャーを重ねた電脳世界。住人の瞳は青色。
イニシエイト
ミラージュ入口で行われる視覚・感覚のハッキング。
テクスチャー
現実に重ねられた仮想空間の映像。ミラージュの「理想的な街」の正体。
環の過去②
Xは世界を救うために作られたが制御できなくなり世界が崩壊した。環は自ら封印になることを選んだ。エデンがXの肉体と統合すれば再び世界が侵食される。
制御プログラム
光の腕輪に収められているXを制御するための鍵。JOKERの真の目的は陽太たちに渡すことだった。
技(第二章初登場)
リーディング(陽太)
触れたものの記憶を読み取る超能力。陽太の瞳が青色になる。
氷界・牢(蒼)
氷界の応用。相手を氷で閉じ込める拘束技。
蒼雷モード(蒼)
氷×雷の同時使用。蒼の全力形態。
火鴉(朱雀)
烏のように無数の炎の槍を飛ばす。
── 第二章 了 ──
次章:第三章・クラスナヤへ続く




