8月22日 第2クール(7日目)
夏休みの宿題は、ようやく体育だけとなった。まぁ
、体育と言っても紙に散歩の記録をつけるだけなんだけどな。2学期は、8月25日から始まる。俺は、残り3日と迫った2学期のスタートにどこか違和感を感じていた。8月31日には、昨日中沢が言っていたサッカー部の全国大会がある。そして、9月に入れば、体育祭の練習が始まる。やはり、一番大事なのはクラス対抗リレー、部活対抗リレー、騎馬戦の3つだろうな。
たしか、体育祭は9月18日とかだった気がする。俺は、クラス対抗リレーと部活対抗リレーの両方に出場する予定だった。クラス対抗リレーの方は、まだ完全にメンバーが決まったわけではないが、おそらく永谷、宝来、井上、畠のいつものメンバーになるだろうな。ただ、クラス対抗リレーは、10日の体育祭予行演習の予選で勝ち進まなければ18日の本番には走らないというのだ。それだけは、本当に困る。最後だし、優勝はできなくても本番は走りたい気持ちでいっぱいだった。
そして、9月末には、部活動終わってからの初めての模試がある。ここで、ある程度の結果を残せないと特別補講のクラスで落とされてしまうのだ。この特別補講とは、3年4組、5組、6組のメンバーを全て混ぜて5クラスに分けるものだった。S、A、B、C、Dクラスがあり、Sクラスは例年特別講師が来てくれるのだ。ここに、なんとか入れこめればいい授業を受けることができる。これは、一昨年から始まったもので、なんとしてでも入りたいというのが本音だった。昨年もSクラスのほとんどは有名国公立大学に進学することができており、実績もある。
ただここに入るのは容易なことではない。4組の奴らや6組の奴らに勝たないと入れない。俺も5組の中では上位の方に入れても、6組の中に入るとおそらく中間層になるだろう。大体Sクラスは、25人程度と聞いている。6組から15人程度選ばれてしまうと、4組と5組からはそれぞれ5人計算となる。そうなると、安定してSクラスに入れる保証はないよな。4組には、沢田、中沢、高田、寺崎など錚々たるメンバーもいる。この中で結果を残すには、やはり勉強しかない。俺は、そう考えていた。まずは、最初の標準をこの模試に狙いを定めてきっちりと結果を出す。それしかないと、俺は考えていた。健太郎や永谷たちは、今回の模試はそこまで気にしていないと言っていたけど、俺は志望校合格するには絶対に必要なものだと捉えていたのだ。




