8月21日 第2クール(5日目)
そろそろ夏休みは、終わろうとしており宿題を全て終わらせなければならなかった。今日も勉強会に来ていた俺は、必死に宿題を進めていた。
中沢「おぉ、久しぶり!」
俺 「おお、元気か?」
中沢「ああ。最近は、ずっとサッカーだったよ」
俺 「どんな感じだ?」
中沢「まぁ、ボチボチかな」
サッカー部は、創立以来初の全国大会にコマを進めたのだった。
俺 「いつ、全国大会あるんだ?」
中沢「全国大会は、8月31日だな」
俺 「楽しみだな」
中沢「ちゃんと、応援こいよ?」
俺 「えっー、めんどくさいな」
中沢「絶対、見てくれよ。後悔させねぇから」
俺 「ホントかよ?」
中沢「ああ」
中沢は、相当自信があるみたいだ。サッカー部は、頭がいい奴が多いこともあり、練習終わりなど沢田、中沢、辰巳、相田などよくこの勉強会も来ていた。
俺 「勝てそうなのか?」
中沢「相手は、強いからな」
俺 「どこなんだ?」
中沢「京都西だ」
俺 「強いんだ?」
中沢を含めたサッカー部は、史上最強の呼び声は高い。特に、エース沢田、そして問題児の工藤、ヤンチャな宝来もいる。この3人がいるから、本来なら注目されるべき中沢や唐沢、相田たちが全く注目されない状態だよな。
中沢「まぁな」
俺 「仲のよさは戻ったのか?」
中沢「全然だよ、、、、、、、」
中沢は、ため息をついていた。史上最強という呼び声があるのに、チーム仲はあまりよくないという不思議な現象なんだよな。
俺 「この前のケンカは大丈夫だったのか?」
中沢「俺たちは個のチームだからな」
俺 「まぁ、それはそうだな」
中沢「どちらにしろ、この大会が俺たちでやれる最後だからちゃんとしてもらうよ」
俺 「ハハハハ、そりゃあそうだな」
野球部は、あっけなくて終わってしまった中、サッカー部がどういう終わり方をするのか俺はとても興味があった。特に、サッカー部の沢田や中沢は塾が一緒だし、宝来は同じクラスだし。知らない仲ではない。
中沢「宝来に会ったら、ちゃんと練習するように言っといて」
俺 「ハハハハ、宝来に会ったらな」
中沢「アイツと会うのか?」
俺 「今度会うぜ」
中沢「まじ?」
宝来たちとは、以前夏祭りで会って次、また会う約束をしたのだった。たしか、明後日だったっけな?俺は会うのが楽しみになっていた。




