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日常で世界を変える(山里編)  作者: mei


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8月20日 第2クール(4日目)

 俺たちの旅も、そろそろ終わりを迎えていた。永谷、田畑、竹田と別れた俺たち二人は最寄駅へと向かっていた。今回の旅行は、初めてだったけど本当に楽しかったな。やはり、この5人が揃うと普段の野球部とは違った化学反応が見れるな。俺や健太郎、永谷はいつも関わってるからわかるけど、そこに田畑と竹田が入ると、また独特の雰囲気になる。みんな気を遣えていい奴らが集まっていた。旅行の中でも一番楽しかったのは、やっぱり話してる時間だったな。そう考えたら、わざわざ横浜なんかに行かなくてもいいのかもしれないけど、非日常生活を味わいながら過ごせたのもあるかもしれない。これから、このメンバーでどこかに行けることか少なくなっていくことは寂しいな。もともとチーム健太郎は、俺たちが2年生になってから、発足されたものだった。個々で仲はよかったが、この5人を集めた健太郎は、ある意味リーダー的存在だったのかもしれない。俺と健太郎は一緒にいるからあれだが、健太郎は永谷と橘と橋本たちのグループもあれば、田畑、飯田とのグループ、竹田、早川、山田とのがグループもあり、ある意味俺たちの中心的存在だったのかもしれないな。


 健太郎「帰り、車乗ってくか?」

 俺  「えっ、いいの?」

 健太郎「もちろん。最後まで楽しもうぜ」


 笑顔の健太郎は、疲れきった俺を楽しい現実に戻してくれる。


 俺  「あっ、今日、道和と群馬北だったんだ」

 健太郎「そうだったな、どっち勝ったんだ?」

 俺  「えっ、、、、、、、、、、と」


 スマホのニュースをスクロールしていく。試合は、1対0で群馬北高校が勝った見たいだ。


 俺  「1ー0だって」

 健太郎「接戦だな。中川が投げたのか?」

 俺  「どうだろうな?」


 さっきのニュースからスポーツの方にとび、道和高校との試合のスコアを見た。そこには、どんなピッチャーが投げていたのか書いてあった。


 俺  「道和高校が髙橋で、群馬北が矢上だな」

 健太郎「知らねぇな、全然」

 俺  「まぁ、中川もたくさん投げてきたからな」


 しかし、中川は9回にマウンドに上がっているようだった。さすがだな。群馬北は、1回に、1番の牟田にレフト前ヒットで2番の山本が送りバントをしたが、その処理をミスしてしまい、ノーアウトランナー1.2塁。そこでプロ注目の3番和泉がライト前ヒットを放ち、先制点をとる。そして、その1点を守り切ったということか。

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