8月19日 第2クール(3日目)
健太郎「じゃあ、トランプでもするか?」
永谷 「いいねー、負けたらどうする?」
竹田 「好きな人だな」
永谷 「いいねー!!やろうぜ」
どうやら、トランプは健太郎が持ってきていたようだった。健太郎から受け取ったトランプは、やや使い古された跡がある。そういえば、健太郎は、家族でトランプをすることがあると言ってたな。
俺 「何やるんだ?」
健太郎「そりゃあ、大富豪だろ」
永谷 「それな」
竹田 「いいねー」
やはり、野球部といえば大富豪だな。わかりきってはいたけど、この流れは誰が勝つかはわからないな。
田畑 「ルールは、どうするんだ?」
健太郎「どうしよっかなぁ?」
田畑は、ここ一番でいつも的確な質問をしてくる。それ以外は、基本的には割と全体の話を聞いていることが多いイメージだった。
永谷 「えっと、まずは8ギリやな」
健太郎「5人やったら、革命はおきないよな?」
竹田 「それは、そうだな」
俺 「7わたし、10捨てはありだな」
健太郎「あとは、Qボンバーかな」
田畑 「5スキは?」
5スキとは、5スキップというものだ。5人いたら、飛ぶのはデカいよな。
永谷 「ありだな、入れよう」
俺 「じゃあ、5.7.8.10.Qでいこうか」
健太郎「オッケー!!」
竹田 「よっしゃあ、絶対に勝つ」
俺は、カードを配り始めた。トランプは全部で52枚、そこにジョーカーを加えるから54枚になるか。ってことは、54÷5で、11枚か10枚になるな。ってなると、強いカードがあるか、7渡しとQボンバーを持っている人は有利になるな。俺は、カードを配り終えた。
俺 「どうする?」
健太郎「じゃんけんで勝った奴から選ぼうぜ」
永谷 「オッケー!最初はグー!!ジャンケンホイ」
ジャンケンは、一発目で決まった。
永谷 「しゃ!!!」
永谷だけがチョキで、あとは俺も含めて全員パーを出していた。
健太郎「次、いくぞ。ジャンケンほい!!」
今度は、パーが2人でグーが2人。パーを出したのは、田畑と俺だった。
俺 「ジャンケン、ほい!!」
田畑 「しゃあ」
俺 「くそぉ」
田畑は、俺に勝ち二番目にカードを取った。俺は、迷ったが一番自分に近くのカードを選んだ。健太郎は竹田に勝って選び、残った一つを竹田が選んだのだった。




